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純粋なライブと言ってたやん… マイケルのBad Tour DVD、複数のライブで出来ていることが判明

Michael Jackson Bad Tour 1988

@_tenbiです。
奇跡的にVHSが発掘されたことから販売された、マイケルジャクソンの「Live at Wembley July 16」ですが、あれだけ「ウェンブリーの純粋なライブ映像」と謳っていたにもかかわらず、またもや複数のライブ映像がミックスされていたそうです。
YouTubeのチャンネル「BadTourHD」が報じていました。

BadTourHDの動画「Michael Jackson – Billie Jean Live in Europe 1988 – U-matic Snippet – High Definition (720p) – YouTube」によると、マイケルの代名詞ムーンウォークが披露される曲「Billie Jean」の後半ソロダンス部分が、ウェンブリー(16日)ではないライブに摩り替わっているそうで、この映像はVHSテープではなくUマチックテープが元になっているそうです。

U-matic = better source.
and this is NOT from july 16th.

Michael Jackson – Billie Jean Live in Europe 1988 – U-matic Snippet – High Definition (720p) – YouTube

さらにこの動画に投稿されているコメントによると、本編ラストの曲「Bad」でも同様に編集されているようで、「マイケル所有のVHSには何か問題があったのでは」という声も広がっています。

This is not wembley. It’s edited, you can see the bad edit watching the dvd

Michael Jackson – Billie Jean Live in Europe 1988 – U-matic Snippet – High Definition (720p) – YouTube

ちなみに比較動画も上がっていました。スローで見ると明らかに身体の動きがあっていませんね…。

さらに言ってしまうとこのDVDが収録された7月16日は、紛失してしまったUマチックテープだけでなく、映画撮影にも使用される35mmフィルムでも撮影されていたそうで、このフィルムはどこにあるかが分からないそうです。

Both the July 15 and 16th concerts are the only known multitrack audio recordings of the Bad tour. The July 15 and 16 concerts were also known to have been shot in 35mm film, but it is unknown what has happened to the film reels.

via: Live at Wembley July 16, 1988 – Wikipedia, the free encyclopedia

だんだんとソニーが「Dangerous Tour」で犯した大失態が蘇って来ましたが…。とにかくソニー側が正式にコメントするのを待ちましょう。

それにしても、公式で出したDVDの画質がブートに及ばないというのは考えられないんだよなあ…w

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