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全スマホユーザ必見!スマホが水没した時にやるべき対処法まとめ

Iphone in water 1

電化製品をことごとく水の中にドロップさせる事で有名になっている@_tenbiです。このいらない特技のせいで壊してしった電子機器は数知らず…。このままではいくらお金があっても足りない。

先日家族で大江戸温泉物語へ休息を取りに行ったのですが、そこで体験した「ドクターフィッシュ」のあまりのくすぐったさに愛機のiPhone 5が水の中にドボン!約2年ぶりの水没です…。

今回はもしスマートフォンが水没してしまった時、どう対処すれば復活する可能性が高まるのか、そして水没を避けるための対策法をまとめました。

体験談: 気づくのが早ければ割と助かるのか…?

iPhone with water ingress

冒頭の通り水没したiPhone、一緒にいた外国人の方が「Jesuuuuuuuuuuuuus!!!!」と叫んだことで事態を把握してすぐにiPhoneを取り出したのですが、なんとまあ色々凄いありさま。
Apple製品の水没は2回目ですがかなり心に来ます。

どこも濡れた形跡が無い!

焦りと悲しみからドクターフィッシュをすぐに抜け、急いでタオルでiPhoneを拭きました。が、内部のどこにも濡れた痕跡がないのがとても不思議でした。前回iPod touchを水没させてしまった時はディスプレイまで水が浸入していただけに逆に驚きが。

プッシュ通知から突然の起動!

水没から2時間経ち、かなり精神が落ち着いた頃、スマートニュースの通知がiPhoneに来ました。ごく普通のように

スマートニュース / 圏外でもニュースがサクサク読める (SmartNews)
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カテゴリ: ニュース, エンターテインメント
価格: 無料

よく見ると、普通にiPhoneが動作してるんです。さっきまで焦っていた状態からの通知なので、完全に拍子抜けしておもわず笑ってしまいました。
だって考えてみて下さい?2万吹っ飛ぶと思ってた人の目の前で、普通に通知が来たら拍子抜けしますよそりゃ。

水没から記事執筆時点で丸1日近く経っていますが、カメラのレンズ部分に若干の曇りがある以外は通常通り動作しています。もしかしたらiPhone 5は生活防水程度なら大丈夫なのか…?

※2014年4月5日 追記

水没から丸一年経っていますが、水没から一週間ほどでレンズ部分の曇りも消え、通常どおり使用することが出来ました。
またApple Storeに別の不具合で修理を依頼したところ、水没判定を受けずに無料で端末の交換をしていただく事が出来ました。

※2017年3月16日 追記

3年越しに記事を編集している途中に考えてみたら、魚がいる足湯ってことは、足湯に入っているお湯は塩素を抜いたものなんですよね。精密機器の洗浄には真水を使うって聞きますし、もしかしたら真水だったのが幸いしてショートを起こさなかったのかもしれません。
編集時点では生活防水に対応しているiPhone 7 Plusを使っているので、風呂でもガンガン使い倒せています!

水没したその時に

Playing with water: The rabbit and the ball

そんなこんなで僕のiPhoneは無傷の復活を遂げましたが、そのまま動かなくなってしまった人もかなりの割合で多いはず。こんな感じで対処すれば復活するかも!?な対処法を紹介します。

1.電源は入れない・触らない

水没している=内部に水が浸入している状態ですから、焦って電源を入れると間違いなくショートします。iPod touchの時はこれをやったために1万円が消え去りました。絶対触るな!

2.穴という穴から水を出す

電源が入っていない状態を確認したら、穴という穴から水を出します。SIMスロットからボタン類の隙間から何まで、すべての穴から出して下さい!同時に本体もくまなく拭いておきましょう。

3.乾燥剤を使う

iPhoneを拭いた後は内部の水分を飛ばす必要があります。ほとんどの場合シリカゲル等の乾燥剤が使えるので、ジップロックに乾燥剤とiPhoneを入れ3日ほど放置しましょう。無い場合はお米の中に埋めるでも効果があるそうです。

またAmazonなどでは以下のような水没してしまったスマホを復活させるためのツールも販売されているので、合わせてチェックしてみるのもいいかもしれません。

4.送風機で穴に風を送り込む

乾燥剤が無い時はドライヤーなどで穴から内部に風を送りこむ方法も使えます。この時、モードは「冷風」に設定しましょう!温風だと内部の温度が上昇し、思わぬ事態になる恐れがあります。
monographのPITE君もこの方法でiPhoneを復活させています。

水没するその前に

そもそもiPhoneは精密機器なので、水場はご法度も当然。万が一水場にiPhone等のスマートフォンを持ち込むときは、しっかりと水没対策を施した上で持ち込みましょう!

1.ジップロックを使う

今回のようにドクターフィッシュ体験や足湯に浸かる時など、全身が水に浸からない時にはジップロック等の簡易的な防水ケースを用意しておくと便利です。当然防水を目的として作られているわけではないので多少のリスクは伴ってしまいますが、安価にスマホを水から守るにはオススメです。

2.防水ケースを使う

最近はサードパーティからも様々な防水パック・防水ケースが販売されています。ジップロック等と違ってケースとしてしっかりと作られているので、長期的に見ると(何年も使用する事を考えると)こちらのほうがグッとお得かもしれません。

※2017年3月16日 追記

下で紹介している防水ケース、2年ほど使っていたのですが1年3ヶ月あたりから油分がケース内部にで初めて使うたびに毎回洗浄するはめに…。ジップロックよりは安全ですが途中から洗浄が手間になってしまうので長期利用はあまりオススメできない結果になりました。

以下の2つは生活防水に対応していないiPhone 6s/6s Plusに対応しているLIFEPROOFシリーズの最新モデル。日本未発売のAndroidスマートフォン「Pixel」「Pixel XL」に対応したもですも販売されています。

3iPhoneに防水加工しちゃう

「いちいち防水ケース付けるの面倒くさい!」という方はiPhoneに防水加工を施すのもひとつの手段かもしれません。modcrew(モディクルー)が提供している防水加工サービスを使用すると、特集なコーディングを形成させることでiPhone・GALAXYシリーズが防水加工されたスマートフォンに早変わり!ケースを付けずにプールサイドでiPhoneを使いたい方にはオススメです。

現時点では生活防水に対応しているiPhone 7/7 Plusを除いた、iPhone 4以降の端末がこの加工を行えるようなので「iPhone 7にするお金は無いけど防水対応はしたい」とお考えの方は防水加工も選択肢の一つに入るかもしれません。

最後に

精密機器なんてもの、落としてからは後の祭りです。僕は奇跡的な生還を遂げましたが、失敗して高額の修理費を払った人だって少なからずいるわけです。

「いつ守るの?」「今でしょ!」とは言いませんがこれからの行楽シーズン、スマートフォンを水没させてしまって悲しい思いをしないように、また万が一水没してしまっても復活できるような知識・道具を備えておきましょう!

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