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【FF10】RPG初心者が年上のお姉さんに初体験を手ほどきされた話

初体験とか手ほどきとか書いてますが、そういう話ではないです。ちょっとネタバレもあるので、気になる人は見ない方がいいかも。

きっかけは何気ないツイートだったのです。

僕としてはただひたすらに事実を述べただけなんですが、普段から仲良くしてくれている多くの人から「それは本当にもったいない!」と言われまして。

幼少期は持っていたゲームハードも少なく結果的に名作と呼ばれるようなタイトルに触れずに育ってきてしまったので、FF・ドラクエ・KH・スマブラ・スプラなどなど皆が一度はやったことがあるだろうゲームは未体験。

やってみた方が良いゲームなどを聞いていたところ、友人のあおいちゅん(@suddenly313)が勧めてくれたのが『ファイナルファンタジーX』でした。ちょうどSwitchでリマスター版も出ているし、ストーリーがめちゃくちゃ良いから、と。

そこまで言うなら間違いないのだろうと始めたFF10。まさか「介護FF」と呼ばれるまでになるとは、この時は思ってもみなかったのでした。

介護主・あおいちゅんの立場から書かれた記事はこちら。

ゴリゴリに名作だった。

はじめに: てんび〜のゲーム遍歴とスキルについて

上のnoteの記事をそのまま読んだ人だと僕に対する偏見がとんでもないことになってしまいそうなので、前もって僕がどんなゲームハードでどんなゲームをプレイしてきたのかを書いておきますね。ただ下手なんじゃなくて、下手には下手なりの理由があるんですよ(逃げの姿勢)。

  • 持ってたハード: PS2・PSP・DS Lite
  • 一番やったゲーム: ポケットモンスター パール
  • 得意なゲームジャンル: 音ゲー
  • 苦手なゲームジャンル: 謎解き、RPG、バトル系

とにかく戦ったり考えたり悩んだりするゲームが苦手なのです。DSで『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』を持ってましたが、謎も解けずストーリーも理解できずで1割も進められずにやめてしまったレベル。あんなの今やってもクリアできない気がする。

反面、幼少期から音楽をたくさん聴いていたり僕自身も音楽をやる側になったこともあり、音ゲーは大の得意。譜面暗記してテンポに合わせて押すだけで満点取れるんだからちょろいな!

…とまあこんな感じで、RPGらしいRPGはほとんどやったことがなく、したがってRPGに関するスキルも乏しいわけです。


で、全体的によくやっていたのは「とにかく先に進む」プレイスタイル。

説明書は読まないし、敵は倒せればいいし、終わり良ければすべて良し!というわけです。

これが原因でプロアクションリプレイに手を出してゲームバランスを崩壊させたり、今回の介護FFも壁にぶち当たりまくるわけですが…とにかく今までゲームはそうやってプレイしてきたのです。本当にひどい。反省。

つまりRPGとの相性は最悪なわけですね。ここまでが前振り。

「介護FF」の誕生

さて、いよいよプレイしていくわけですが「ストーリーが良い!」と言われているからには早くストーリーの映像が見たいので、ありとあらゆるチュートリアルは飛ばすわけですし、戦いも「倒せれば良い」わけです。だって映像見たいもんね!

「説明書を読まずに分からないって言って、カスタマーセンターに電話するようなもの」

とnoteには書かれてますが、こちらとしては「使い勝手が最高な家電が目の前にあって、説明書熟読するか?その時間あったらさっさと使ってみたくない?」という気持ちですよ。

…いや、悪いことをしてしまったとは思ってる。


FF10は「スフィア盤」と呼ばれるシステムでキャラクターたちを育てるのですが、チュートリアルを飛ばしているのでそんなことは知りません。ポケモンと同じように倒せば即経験値・即成長だと思っています。

そうなると一体どうなるか。FF10をプレイしたことある人ならもうお分かりですね。

スフィア盤を進めていないのでキャラクターは成長してないし…

成長してないのでボコボコにされるわけです。バトルのチュートリアルも武器交換のチュートリアルも何も見てないし、敵の特性も相性も知らないので、こうなって当たり前ですね。


「攻略は試練の間以外見ちゃダメ!」と事前に言われていたこともあって八方塞がりになってしまったので、あおいちゅんに助けを求めて手ほどきをしてもらいました。それが前述のnoteで大部分を割かれて書かれていることであり、俗にいう「介護FF」の始まりです。

その後、僕とあおいちゅんのTwitterで行われる実況の様子から「どうなってるんだ?」と興味を持った人が増えたので、Zoom上で突っ込みを受けながらストーリーを進めていく「FF介護実況」が生まれたわけです。

ちなみに教えてもらったこととしては

  • 武器・防具の変え方
  • スフィア盤とは
  • バトル画面の見方
  • 属性の相性
  • 武器・防具の改造方法
  • オーバードライブタイプの変え方

などなど。あれ、これってチュートリアルに書いてない…?

オブラートに包まれた介護に支えられて進む道中

「なんでまた同じことしてんの!?」「なんで見落としてるの!?」「なんで今攻めたの!?また死ぬでしょ!?」とオブラートに包まれた(包まれてるのか?)介護を受けつつ進む道中。

もうスフィア盤も覚えたし、ターン制も相性も分かったし、武器も交換したし、そろそろ「これ俺強いのでは?」となるわけです。せっかちなのでパパッとボタンを押し間違えてプレイミスすることはあるけど、致命的なプレイミスはグッと少なくなったしね。

なんてことを考えるとすぐに死んでしまう。そこらへんの敵では死ななくなったけど、道中で出てくるボスになると勝てない。

「レベリングが足りない!」って言われたけど、みんなが見てる中でストーリー進めずにレベリングするって時間もったいないじゃんね。みんなの貴重な時間をもらってるんだから、どんどん進めたいじゃんね(ゲームオーバーになるけど)。


途中あるボスで何回やっても勝てなかったことがありまして、あおいちゅんから「ルールーって『集中』持ってないの?」と聞かれました。MP消費無しで魔法防御を強化させられるらしい。

結構序盤のスキルなのに持ってませんでした。「結構大事なスキルなのになんで持ってないの!?」と突っ込まれましたが、アビリティスフィア持ってなかったし先に進めたかったからです。ごめんな。

召喚獣は召喚してナンボだぞ

「集中」を取りこぼしたことにより、防御を上げつつ頑張って耐え忍んで勝つという戦術にならざるを得なくなったわけですが、僕は介護によって成長したこともあり、ある秘策を思いついてしまいました。

そう、召喚獣を積極的に使うことです。「召喚」獣って書いてあるんだから積極的に召喚して出番を作らないともったいない!今までずっとパーティーだけで戦ってきて申し訳なかった!今こそ力を発揮するときだよ!!

中ボスくらいになると召喚獣を出してもすぐに消されてしまう(HP0になる)のですが、ここまでくると5体〜6体の召喚獣がいたので毎ターン新しい召喚獣を召喚して戦ってました。この戦法では毎回すべての召喚獣がHP0になってしまったわけですが、結果として倒せなかったボスが倒せたのでオールオッケー!みんなありがとう!毎回犠牲にしてすまんかった!

圧倒的に成長した最終盤

色々なアドバイスを聞き入れつつ聞き流しつつ、ノリと勢いと召喚獣の力を借りて進んできたストーリーもいよいよ終盤。ここまでくると、せっかち・うっかりプレイミスを除けばだいたい順調になってきて、今までできなかったことも出来るようになりました。

その代表格がオーバードライブ。各キャラクターはそれぞれ必殺技をいくつか持っているんですが、それをしっかり発動するにはコマンドを入力したりスロットを当てたりとまあ大変で。

特に僕の場合、Zoomで実況するために「Switch Liteの映像をカメラで撮ってパソコン越しにプレイ・配信」ということをしていたので映像のラグもすごく、序盤はタイミング合わないわボタン押せないわで散々だったんですよ。

それも最終盤になるとだいぶタイミングも合わせられるようになってきて、発動出来るたびにみんなから「てんび〜すごい」「出来るようになってるやん」「板についてきたわね」と褒められまくり。これはもう褒められて伸びるタイプには堪りませんよ。

アーロンのコマンドは最後になってやっと出来るようになったけど、ルールーは最後まで苦手だったな…。


なんだかんだ一番大変だったのはラスボスでしょう。「ここまでなんとかなったんだし、なんとかなるやろ!」と思って挑みましたが、30分戦っても敵のHPは1割も削れず。そもそも先制攻撃で味方が2人くらい死んでしまうので、回復優先で攻撃なんてできやしない…。

確か初挑戦の日は3回くらいコンティニューしたのですが、同じような戦績が続いてしまったのでブチ切れ。あおいちゅんをはじめとして「流石にレベリングしないとだめじゃない?」というアドバイスを多くもらったので「次は絶対に負けないぞ…」という強い意志を持ってレベリングに本気を出しました。

負けず嫌いなので、「AP稼ぎ FF10」で調べるとよく出てくるような方法を使ってレベリングをしました。

60万近く経験値が貯まるバトルを数回繰り返した結果、味方の能力値が前日比の3倍になりました。

さらに「武器や防具を改造する」ことの重要性を(今更)認識して改造したところ、全員のHPが+40%増しになり、最終的にワッカのHPが8500近くになるなどしました。めちゃくちゃ強くない…?

スフィア盤もたくさん進めたので、ルールーが取りこぼした「集中」はキマリが覚えたり(使ってないけど)、7人中3人が「ヘイスガ」「ケアルガ」など主要なスキルを覚える始末。ちょっとやりすぎちゃったかも…。

最後の方の戦いとかみんな「ながら視聴」だったもんね。みんなが見てくれないのちょっと寂しかった。


なにはともあれ、ここまでレベリングをしたので、あれだけ苦労していたラスボスも難なく倒せ、無事にエンディングを迎えられたのでした。みんなには「つまらん!」って言われちゃったけどね。

ゲームで号泣したのは初めてだった

さて、やっとプレイした感想をまとめるわけですが、正直ここまでストーリーが良いゲームだとは思ってませんでした。

もちろん「ストーリー最高だから!」って多くの人が進めてくれたのもあって期待はしていたのですが、その期待をはるかに超えた感がすごい。

中盤以降明らかになる真実とか、使命感とか、そういうものを全部背負って旅に出てる彼ら7人のことを考えると、プレイ時間が経つほどに心が苦しくなるというか、真正面から向き合いたくなくなるというか。もちろん最終的には向き合わなければいけないんですけど、ゲームをプレイしていてこんな感情になるなんて考えたこともなかったし、考えたくもなかった。

プレイを始める前、みんなが口を揃えて「『ザナルカンドにて』を聴くと泣く」「涙なしにはクリアできない」と言ってた意味も本当によくわかりました。すべてを知ってしまうとあの曲を聴くだけで「ウッ」ってなってしまうし、エンディングは号泣してしまってZoomもミュートしちゃった。

最後にしっかりとゲームをプレイしたのは確か中学生のころ。あのころ遊んでいたのはどちらかというと「子供なゲーム」だったんだろうけど、はじめて遊ぶ「大人なゲーム」がFF10でよかったなと、心から思います。


はじめての長編RPGということもあって、ロクにチュートリアルも読まず、勢いと介護に任せっきりでやってしまった今回。

途中何度もゲームオーバーになってしまったり、レベリングをたくさんする羽目になったりもしたけれど、「とんずら」を使わずにちゃんと敵を倒したり、ストーリー先行でガンガン進めたりしなければもう少し楽にクリアできたのかな。取りこぼしてしまったところもたくさんあるし、ストーリーを全部知った上で、攻略サイトを見ながらもう1回丁寧に旅の軌跡をなぞっていきたいなと思っています。

最後に。素敵なゲームの存在を教えてくれたみんな、なによりこんな大変なプレイヤーをずっと介護してくれたあおいちゅん、本当にありがとう。

FF7も頑張るぞい!