ソニーから明日発売される完全分離型のワイヤレスノイズキャンセルイヤホン『WF-1000XM3』をフライングで購入したので、開封レビューと簡単な装着した様子などファーストインプレッションを紹介します。
目次
ソニー『WF-1000XM3』開封レビュー
こちらが今回購入した『WF-1000XM3』。公式な発売日は明日なのですが、すでに本日より一部の家電量販店で先行発売が行われています。
当初Amazonでブラックを予約していたのですが、当日の在庫がなかったので「プラチナシルバー」を購入しました。
『WF-1000XM3』の付属品
付属品は『WF-1000XM3』本体の他に
- 充電用USB Type-A to Type-Cケーブル(20cm)
- ハイブリットイヤーピースロング(S,M,L)
- トリプルコンフォートイヤーピース(S,M,L)
- 説明書類
の4点。複数サイズのイヤーピースが同梱されているのは当たり前ですが、種類の違うイヤーピースを同梱しているのは嬉しいところです。
『WF-1000XM3』のスペック
商品名 | WF-1000XM3 |
---|---|
カラー | ブラック、プラチナシルバー |
充電時間 | 約1.5時間 |
連続音声再生時間 | 最大6時間(NC ON) 最大8時間(OFF) |
対応コーデック | SBC, AAC |
Bluetooth | Ver 5.0 |
伝送帯域 | 20Hz – 20,000Hz (44.1kHzサンプリング時) |
主なスペックはこのような感じ。スペック表には書かれていませんが、10分の充電で90分の音楽再生が可能な急速充電機能も提供されています。
『WF-1000XM3』の外観をチェック
早速外観をチェックしていきましょう!今回購入したカラーリング「プラチナシルバー」は、ローズゴールドとブラウンを基調としたカラーリング。
キャリングケースのブラウンの部分はつや消し加工がなされていて、質感はノイズキャンセルヘッドホン『WH-1000XM3』と同じような感じです。
キャリングケースを開けると『WH-1000XM3』本体が鎮座しています。それぞれのイヤホンはマグネットでケースにくっ付くようになっていてAirPodsのように利便性が高く、取り回しがしやすくなっています。
ソニーのロゴマーク横にあるのが、今回新たに搭載された「タッチセンサー」。初期状態ではタッチセンサーは
- 左耳: 外音コントロール(ノイズキャンセル、アンビエントサウンド、通常)
- 右耳: メディアコントロール(1回タップ一時停止/再生、2回タップ曲送り、3回タップ曲戻し)
となっています。
個人的にめちゃめちゃ嬉しかったのが、充電インターフェイスがUSB Type-Cになったこと。ヘッドホンの『WH-1000XM3』ですでに対応済みだったので順当な対応でしょうかね。
USB Type-Cで充電できるワイヤレスイヤホンはまだ少なかったような気がするので、これだけでもかなり優位性があるなあと感じます。
iPhone XSのゴールドと並べてみましたが、完全にカラーリングが一致。クリアケースを使っている人はカラーリングが統一できるのでオススメです。
『第二世代AirPods』とのサイズ比較
僕が普段使っている第二世代AirPodsとサイズを比較してみました。キャリングケースはおおよそ
- 大きさはAIrPodsケースの2倍
- 厚みはAirPodsケースの1.5倍
くらいです。
イヤホン本体を比較するとこのような感じ。AirPodsはインナーイヤー型、WF-1000XM3はカナル型なので一概に比較はできませんが、なんとなく参考になるかと思います。
『WF-1000XM3』の接続方法
『WF-1000XM3』ですが、使っているデバイスによって
- 通常のステップを踏むBluetooth接続
- NFCを利用したBluetooth接続
の2つから接続方法を選択できます。ここでは両者の接続方法を簡単に紹介していきます。
iPhoneなどに接続する場合
まずはイヤホン本体をケースから取り出し、両耳に装着します。ケースから取り外すと自動的に電源が入る仕組み。
その後、両耳のイヤホンにあるタッチセンサーを両耳ともに約8秒間押すとペアリングモードになります。あとはスマートフォン側のBluetooth設定から「WF-1000XM3」を選択すれば接続完了。
NFC対応デバイス(Android)に接続する場合
一部のAndroid端末ではNFCを利用して簡単に接続することが可能です。
まずは端末側でBluetooth設定・NFC設定をオンにしておきます。
イヤホン本体をケースから取り出し、電源をオンにします。
キャリングケースのNFCマークとスマートフォンのNFCマークを近づけることで、自動的にペアリング画面が表示されます。ポップアップで「はい」を選択すればBluetooth接続が行われます。
『WF-1000XM3』をアプリで操作する
スマートフォン向けに提供されているアプリ『Headphones Connect』を使うと、WF-1000XM3の各種設定を変更することが可能です。主な設定項目は
- アクティブサウンドコントロール
- 外音コントロール(ノイズキャンセリング含む)
- イコライザー
- 音質モードの変更(安定性優先・音質優先
- タッチセンサーの挙動変更(メディアコントロール・音声アシスタント)
- 自動電源オフ
など。タッチセンサーは人によって好みが分かれそうなので、本格的に使う前に設定を変更するのがおすすめです。
『WF-1000XM3』を装着してみた
本体を装着してみたところがこのような感じ。
イヤホンのシェルがやや大きいので人によっては長時間使用していると不快感を感じるかもしれませんが、僕の場合は問題なく使用できています(トリプルコンフォートイヤーピースSを装着)。
早速2時間ほど使ってみていますが、最初の印象としては
- ノイズキャンセル効果はWH-1000XM3ほどではない
- 装着感が良いのでノイキャンがそこそこでも遮音性が高い
- タッチセンサーの使い勝手が(個人的には)良い
といったあたり。『WH-1000XM3』のノイキャン性能はとても魅力的なのですが、夏場は蒸れがつらいので使用頻度が下がってきていたんですよね。
そこにちょっとだけ性能が落ちたけどそもそもの遮音性が高い『WF-1000XM3』がぴったりハマっていて、すでにこのブログもWF-1000XM3で音楽を聴きながら書いています。
さすがにちゃんとしたレビューは後日まとめますが、数時間使ってみた感想としては「かなり快適!」の一言に尽きると思います。
まとめ
こんな感じで、明日発売となるソニーの完全分離型ワイヤレスノイズキャンセルイヤホン『WF-1000XM3』の速攻レビューをお送りしました。
ノイズキャンセルの性能も高い上に価格も約27,000円とヘッドホンの『WH-1000XM3』よりも抑えられているので、このイヤホンはかなり人気になるんじゃないかなと思っています。
しっかり使い込んだ感想はまた来週あたりに紹介しますのでお楽しみに。
↓ワイヤレスヘッドホン『WH-1000XM3』のレビューはこちら。