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我が家ではこう使う。UGREEN NASyncシリーズの俺的活用術と、気になる細かいところ【PR】

先日クラウドファウンディングが開始された、UGREEENの『UGREEN NASync』シリーズ。

このブログでもキャンペーン開始と同時にレビュー記事を公開しましたが、公開前の期間とあわせて今日まで1ヶ月ほど『DXP4800 Plus』を活用してきました。

そこで今回の記事では、約1ヶ月使っていく中で確立した我が家でのNASync活用術と、SNS上でのプロモーションツイートに対していただいた細かい部分の質問について紹介していこうと思います。

『UGREEN NASync』シリーズは、GREEN FUNDINGでのキャンペーンを開催中。すでに支援金額は5億円を突破しているほか、各モデルが28%オフで手に入るお得な機会になっているので、ぜひ記事を参考にしたうえでページもチェックしてみてください。

※この記事はUGREEN JAPANの提供でお送りします。レビューにあたっては各製品サンプルをご提供いただいているほか、制作報酬が発生しています。

活用法1: メディアサーバーとして使う

僕がやっているNASync活用法の1つ目はメディアサーバーとして使うというもの。

UGREENのNASyncシリーズはおそらくこの使い方をターゲットとして想定していて、僕自身もメディアサーバーとして使う時間のほうが(体感として)多いです。

NASyncに限った話ではなく、NASは自宅のネットワーク内であればアクセスできる仕組みなので、自宅にあるPCはなんらかの形でNASyncを外付けドライブとしてマウントしています。

NASだからといって操作感が変わるわけではないので、

  • PC同士で共有しておきたいファイル
  • 各パソコンの設定ファイル
  • すぐにインストールしたい必須アプリ

などはNASyncにとりあえず入れておく、といった運用をしています。自宅内Googleドライブみたいなものですね。

その上で特に触れることが多い動画・音楽・写真については、より強固で快適に使えるように整備しています。それぞれ少し細かく見ていきましょう。

動画はPC保存をやめてNASync上での管理へ切り替え

旅行で撮った動画などもポンポン放り込んでいます

動画に関しては1つあたりのファイルサイズが大きいので、PC内には極力保存せずにNASyncに保存するようにしています。

単にストレージとして便利だからというのもありますが、今回使っているDXP4800 Plusは4K動画の保存にも対応していて、動画の保存・視聴先としてはとっても便利

6ベイを搭載した上位モデルのDXP6800 Proは8K動画の再生にも対応しているようです。

専用の「シアター」アプリなら、保存している動画にタイトルやサムネイル・概要などを追加して視認性を向上させることができます。ファイルの多さと管理のしにくさは比例するので、こうやって整理しやすいようになってるのは嬉しいですよね。

さらにUGREEN NASアプリでは、HDR再生や動画内に埋め込まれている音声・字幕の切り替えにも対応していて、視聴体験はかなり良好です。

ただし前回のレビューでも触れたように、NASyncをテレビとHDMI接続してもモバイルアプリから「HDMI再生」を選ぶ必要があるのは改善が必要。せっかくNASに優れた管理システムが搭載されているので、NAS単体で再生できるようになるともっと便利ですね。

Apple Musicライブラリのバックアップ先としても活用

音楽ファイルも動画と同様に、CDからリッピングした音源やiTunesライブラリのバックアップ先として活用しています。

ただし、音楽ファイルの運用方法は若干スタンスが違っていて、現在利用しているApple MusicのライブラリはPCに残し、CDからリッピングした音源と旧iTunesライブラリのみをNASyncに保存しています。

というのも、Apple MusicとiCloudミュージックライブラリの挙動はかなり行儀が悪くて、自分でリッピングした音源が勝手にDRM保護音源に差し替わることがあるからです。

過去にリッピングしたCDの中には、発売時期によって音源の仕上がりが異なるものもあり、そうした「レアもの」がAppleのDRM音源に置き換えられるのは、オタクとして耐えがたいものがあります。

とはいえ、Apple Musicはすでに不可欠な存在なので、取り込んだ音源が置き換わる前提で、NASyncにバックアップしておく運用にしました。

写真はRAWデータも含めて丸ごと保存する

おそらく一番多いのが写真のバックアップ先としてNASyncを使うパターンでしょう。RAIDも組んでるし、容量も多いし、これで困らないでしょ!といった具合でしょうか。

僕自身もまったく同様で、α7R VというRAWデータが1枚60MBを超えるトンデモカメラを使っているので、ストレージ確保の観点からもNASの大容量という部分にはかなり助けられています。

簡単に、僕がNASyncを組み合わせて構築している写真管理のシステムをまとめてみました。

このシステムの肝は、メインPCとNASyncそれぞれのRAW/JPGにバックアップが用意されていること。

メインPCのRAW/JPGは、毎日指定した時間にAmazonフォトへ自動バックアップされ、NASync内のファイルはRAID 10で構築してファイル破損のリスクを低減しています。

メインPC・NASync内の写真はLightroom Classicの整理ルールによって年/月/日別でフォルダ分けされているので、エクスプローラー・FinderやUGREEN NASアプリからの視認性も良好。

UGREEN NASアプリはRAWやメタデータの閲覧もできるため、過去の写真をスマホから振り返ることも簡単です。

RAWデータもサムネイル表示してくれてすごい

我が家の環境の場合、2.5GbEの宅内LAN環境を整備したおかげで転送速度が300MB/sくらいあるので、動画・音楽・写真いずれも快適に保存・閲覧ができるというわけ。

もちろんUGREEN純正アプリがあれば外出先からもアクセスできるので、NASyncを導入したことでメディア類の取り扱いはこれまでよりグッと容易になりました。

活用法2: スマートホームのホームハブとして使う

と、ここまでは僕の例になぞって一般的なNASyncの活用法を紹介しましたが、僕の場合はさらに「スマートホームのホームハブ」としても使っています。

もともと我が家はGoogleアシスタント・Amazon Alexa・Apple Siri(HomeKit)に対応したスマートホーム環境を構築してきましたが、ここにNASyncを加えてより便利にアップデートしているんです。

ちょっと古いけど、ここに写ってる全家電が音声操作できる

具体的には、Apple HomeKit用のブリッジソフトウェア『Homebridge』をNASyncにインストールし、常駐させることで、Homebridgeを経由してほぼすべてのスマートホーム家電をAppleの『ホーム』アプリで管理しています。

NASyncが『Docker』に対応しているからこそ可能なことですが、DockerやHomebridgeのインストール方法の詳細は長くなってしまうので、詳しく知りたい人は外部サイトをチェックしてください。

エアコンやカーテンなど本来はMatter対応ハブがないと追加できないアイテムも追加できる

僕の場合は、HomebridgeにSwitchBotのプラグインをインストールし、ホームアプリでSwitchBot各種を管理しています。

Homebridgeを使えばMatter対応版のハブは不要ですし、現時点でMatter拡張に非対応のスマートホーム機器も(半ば強引に)ホームアプリから操作可能です。

ホームアプリで全スマート家電を横断したオートメーションを作る

どうして『ホームアプリ』にこだわっているかというと、スマートホームの機能を集約させることで『複数の動作をまとめて1つのオートメーションでできる』から。

各スマートホーム機器ごとのアプリに分散させないことで管理がしやすくなり、さらに『ホームアプリ』なら位置情報に基づいたオートメーションを組めるため、自動化もしやすくなります。

ちなみに僕の場合、自宅を離れると自動で

  • 照明を消す(Philips Hue)
  • エアコンを消す(SwitchBot = Homebridge経由)
  • カーテンを閉める(SwtichBot = Homebridge経由)

ようにしています。

NASyncなら、Homebridgeを24時間365日稼働させても問題ないスペックですし、Homebridgeに限らず、自宅で常駐させたいシステムを動かすためのプラットフォームとしても、NASyncは魅力的です。

長期目線で気になるポイントをチェックしてみよう

ここまでは「メディアサーバー」的な立ち位置で『DXP4800 Plus』のセッティングや機能面を紹介してきましたが、本格的なクリエイティブシーンで使うのであれば容量の拡張セキュリティ面が気になる人も多いでしょう。

それぞれ気になるであろう細かい部分についても、簡単にではありますが触れておきます。

まず容量の拡張や予備のストレージ追加・ホットスワップについては、見る限り対応しています。

「見る限り」と書いたのは、まだ日本語ドキュメントが十分に揃っているわけではなく、中国語・英語の資料で確認しているから。さすがにデータ移行を済ませたあとの平常時にハードディスクの交換をする勇気はないですからね…。

複数のLANポートを結合してネットワークの帯域幅を拡張したりできる「リンクアグリゲーション」にも対応しています。いくつかモードが用意されているので、必要に応じて設定しておくと安心でしょう。

ファイルのリアルタイム・定例スキャンや異常ファイルの隔離・ログイン時の二段階認証・ファイアウォールといった機能が揃っていて、セキュリティ面でも比較的安心できる印象がありました。

PCとの同期やPC内ファイルの自動バックアップについては、PC側にUGREEN NASアプリをインストールすれば設定できます。

同期はもちろん、バックアップもPCとNASyncで差分が生じたときに自動で行ってくれるので、結構安心感は高いです。

セキュリティ面では

  • リアルタイム保護
  • 定期ファイルスキャン
  • ファイアウォール
  • ログイン時2段階認証

など主要な機能が揃っていて、外向きにNASyncを開けている場合でもNAS上のデータが漏洩してしまうリスクは少なそう。

UPSとの連携にも(一応)対応していますが、互換リストに記載されているUPSは海外製品ばかりなので、国内で入手できるUPSとの互換性があるかと言われると少し難しいところ。ここは今後の商品展開とアップデートに期待でしょう。

まとめ

こんな感じで、今回はUGREENから発売される初のNAS製品『UGREEN NASync』シリーズの活用例を、実際の僕の利用シーンに触れながら紹介してみました。

これまで使っていた他社製のNASと比べてスペックアップしていて、従来ではできなかったような大型ファイルの運用やHomebridge等外部サービスの24時間稼働など、単に「ストレージ」にとどまらない活用ができているなと感じます。

もちろん、NASとしての性能も非常に高く、10GbE通信への対応やSSDキャッシュによる転送速度の高速化、ファイル閲覧時のアプリの使いやすさなど、メディアサーバーとして使うだけでも不満なく快適に運用できました。


そんなUGREENの『NASync』シリーズは、2月14日からGREEN FUNDINGにてクラウドファンディングが始まっています。

すでに30~40%オフの早割りキャンペーンは終了していますが、各モデルともに28%オフで購入できるプランは継続中。クラウドファンディング価格はかなりお買い得だと言えるレベルですので、この機会をお見逃しなく。

※この記事はUGREEN JAPANの提供でお送りします。レビューにあたっては各製品サンプルをご提供いただいているほか、制作報酬が発生しています。

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