先月から続けてきた「#30DaySongChallenge」、いよいよ今日が最後の日。
はじめは「30曲で人となりなんて分かるものか」と思っていたけれど、今30曲が詰まったプレイリストを見ると、ああこれは僕という人間がよく現れているなと感じるばかり。
今日のテーマは「自分自身を表す曲」。一番好きで、一番背中を押してくれる、そんな曲を選びました。
目次
30DaySongChallenge: 自分自身を表す曲
Perfume – Dream Fighter
幼少期にいろいろ経験してきたこともあって、自分の根本には「絶対に失いたくない」「無くしたくない」みたいな、少しマイナスな感情があるんです。だから落ち込むときはとことん落ち込んでしまうし、このせいで周りの人にたくさん迷惑をかけてしまう(そして迷惑をかけたことでさらに落ち込む)。
自分でも最悪だなと感じるこの感情。普段はできる限り見せないようにしているのですが、その原動力にいつしかなっていたのが「見えない壁に迫られている」ような感覚でした。
ちょっとでも気を抜いたら大事なものが無くなっちゃうんじゃないかとか、皆離れていってしまうんじゃないかとか、そういう「マイナスな感情を持つことによる結果」から逃げたくて、今まで毎日必死に生きてきたような気がしています。
ただ、21年生きてきて何回か「壁に追いつかれて大事なものを失った」経験があって、それが高校受験と大学受験に失敗したとき。特に最初に追いつかれた高校受験では、今まで頑張って積み上げてきたものが全て無くなってしまったような感覚に苛まれて、激しく自分を責めてしまったことをよく覚えています。
「ちょっとでもマイナスになりたくないから、擬似的な壁を作ってそれから逃げる」、そういう原動力はいつしか中途半端な完璧主義を生み出してしまったようで、「不合格」という揺るぎのない3文字で自分の努力を否定された(ような何か)がメンタルに刺さるのはとても容易でした。
そんな、初めて壁に追いつかれた中学3年生のときに出会ったのが『Dream Fighter』でした。
最高を求めて 終わりのない旅をするのは きっと 僕らが 生きている証拠だから
この歌詞を見て、聴いたときに、今までの努力はちゃんと報われてるんだなって腑に落ちて、心が軽くなったのを今でもはっきりと覚えています。
『Dream Fighter』は、目の前の高い壁や現実に打ちのめされそうになったときでも、前を向いてひたすらに進み続けようという、Perfumeのなかでもストレートな前向きソング。歌詞の一つ一つが僕自身がやってきたことを認めてくれているような気がして、「きっと僕はこの曲と進んでいくんだろうな」と直感で感じました。
3年後の大学受験。結果は高校受験と同様で壁に追いつかれてしまったのですが、この時はこの曲がそばにいたから大丈夫でいられたんだなと思っています。
今、世の中には少しずつではあるけれど光が差し込んでいるような気がしていて、2ヶ月くらい真っ暗でどうしようもなかった僕の足元も、もうすぐ明るく照らされるんだろうなと感じます。
足元がはっきりと明るくなったときが、僕が再び「見えない壁」から逃げるために進み続けるとき。
まだ見ぬ最高と、笑顔と、何よりとびっきりの「楽しさ」を求めて。もっと上を目指したい。
てんび〜の30DaySongChallenge
「Spotifyで配信されている曲」という縛りを設けて、毎日プレイリストに1曲ずつ追加していましたが、本日無事完走しました。
せっかくなので後日、日記ではなくちゃんとした記事で企画全体のまとめをやりたいなと思っています。
30DayAnimeChallenge: お気に入りのサブキャラ
#30DayAnimeChallenge
DAY19 – お気に入りのサブキャラ: 宜野座伸元 – 『PSYCHO-PASS』2期以降のイケメンっぷりに惚れた。まーーじでかっこいい。これ以外に言うことないわ
— てんび〜 / 加藤瑞貴 (@_tenbi) May 23, 2020