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VALORANTを240fps張り付きでプレイしたい!CPU/グラボ全部込み・予算15万円で自作PCを組んでみた

一昨年リリースのPC向けFPSゲーム『VALORANT』にリリース直後からハマっていて、ゲーミングモニターなども買い揃えてしまった僕。一つのゲームにここまで熱中するのはいつぶりだろう…という感じで、ほぼ毎日23時くらいからプレイしています。

これまではRyzen 9 3900Xを載せた自作PCでプレイしていたのですが、僕が使いたいキャラクターに合わせたグラフィック設定にすると240fpsを下回ってしまう(170fpsくらい)ため、240Hzモニターのメリットを活かしきれてないな…と思うように。

そこで今回、VALORANTが高画質設定でも240fpsで快適に遊べるようなゲーミングPCを新たに組んでみることにしました。

予算約15万円でかなり快適に遊べるスペックのゲーミングPCが作れたので、実際に購入したパーツや組んだ様子、プレイ時のFPSなどをご紹介していきます。ゲーミングPCを購入しようと考えている人や、いっそ自分で組んでしまおうか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

VALORANTの推奨スペックとPCのコンセプト

はじめに、VALORANTをプレイするために必要なスペックを確認しておきましょう。今回は240Hzでプレイしたいので、公式サイトの「ハイエンドスペック」を参照しています。

  • Intel CPU: Core i5-9400F以上
  • AMD CPU: Ryzen 5 2600X以上
  • グラボ: NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti以上
  • グラボ: AMD Radeon R7 370以上
  • メモリ: 4GB以上

上記のスペックであれば144Hzで遊べる、とのことですが、144Hzで遊べるのはあくまでもグラフィック設定を全て最低にした場合

VALORANTでいわゆるセットアップを行おうとすると、どうしても高画質にしないと出現しないオブジェクトを目印にすることが多いため、上の表にある「ハイエンドスペック」であっても実際のFPSは低くなってしまいます。

僕は特にセットアップの多いキャラクターを使っているため、グラフィック設定を全て最高にするのは不可欠。それでいて手持ちの240Hzモニターをフル活用したい!となると、それ相応のスペックが求められるわけです。

そういうことで、今回の自作PCで実現したいコンセプトは 「VALORANTで高画質・240fpsに張り付いてプレイが快適に出来るコンパクトなゲーミングPC」というものに決まりました。

15万円で組む自作ゲーミングPCの構成

CPURyzen 5 5600X28,480円
マザーボードGIGABYTE B550I AORUS PRO AX21,700円
メモリCorsair CMK32GX4M2E3200C1613,480円
グラボPalit GeForce RTX 3060 Dual OC46,800円
電源Cooler Master V SFX Gold 650W15,800円
ストレージWD Blue SN550 NVMe12,980円
ケースCooler Master NR2007,980円

先程紹介したコンセプトをもとに用意したのが、上の表にまとまっているゲーミングPCの構成です。値段は2022年7月現在の価格.com最安値で、OS代を抜きにした合計金額は147,220円です。グラフィックボードこそマイニング需要などの低下で安価になりましたが、それ以外は半導体不足の影響もあって少し値上がり気味。

ちなみに僕がこれを組んだ2021年11月当時は、同様のスペックで166,055円でした。当初の想定より1.5万円ほど高くなってしまいましたがグラフィックボードが価格高騰しているのでどうしようもない…。

今回はコンパクトなゲーミングPCが作りたかったのでMini-ITXという規格で組んでいますが、一般的なATXサイズのマザーボードを使う場合は15万円以内に収まると思います。

CPU: Ryzen 5 5600X

最近ではIntelからも『Core i5 12600K』『Core i5 12400F』など安くて高性能なCPUが出てきていますが、CPU以外のパーツの流通具合・値段などを考慮すると、まだしばらくはAMDのRyzenを選んだほうが良い印象があります。

今回僕が選んだ『Ryzen 5 5600X』は6コア・12スレッドと、本格的なクリエイティブ用途ではないけどそこそこスペックがほしい…という、ゲーミングPCにはぴったりのCPUです。最近では安いと2万円台前半で入手出来るので、基本的にはこれを選べば間違いない感じですね。

マザーボード: GIGABYTE B550I AORUS PRO AX

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マザーボードは価格を抑えるためにB550チップセット搭載のものを選びました。ゴリゴリにオーバークロックをするでなければX570は要らないかなぁと思います。

B550でコンパクトなMini-ITX規格のマザーボードはASUS・GIGABYTE・ASRockの3社から発売されていますが、今回はGIGABYTEの『AORUS PRO AX』を購入しました。

  • 2.5Gbps対応有線LAN
  • Wi-Fi 6アンテナ搭載
  • USB3.1 Type-Cポート搭載

と比較的スペックも高く、ほぼ同じスペックのASUS『ROG STRIX B550-I GAMING』と比べても安いのでコストパフォーマンスに優れているマザーボードです。

違いといえばフロントUSB 3.2 Gen 2(USB Type-C)ヘッダーの有無くらいですが、今回使う『NR200』というケースはフロントType-Cポートがないので関係なし。

最近はWi-Fi 6Eに対応した新モデル(rev. 1.1)も発売されていますが、ここはお好みでどうぞ。

メモリ: Corsair CMK32GX4M2E3200C16

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ゲーミングPCとはいえメモリはあればあるほど良いので、今回はスペックと値段のバランスを見ながら3200MHzのものを購入しました。

Mini-ITXマザーボードはメモリが2枚まで挿さるので、16GB×2で32GBを用意。プレイするゲームによっては8GB×2の16GBでも十分だと思いますが、クロック周波数は3200MHzがおすすめです。

グラボ: Palit GeForce RTX 3060 Dual OC

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今回のPCパーツの中でダントツで高いのがグラフィックボードです。こればっかりはもうどうしようもないので、値段には目をつむらなければいけませんね…。

今回選択したのはGeForceのRTX 3060。リンクはMSIのグラボを貼っていますが、実際にはPalitの製品を購入しました。Radeon派の人はRX 6600 XTあたりが同等クラスでしょうか。

VALORANTはどちらかというとCPUパワーが重視されるゲームなので、旧世代グラフィックボード(GTX・RTX 2000番台)でもフルHD解像度であれば240fpsで遊ぶことは可能です。
ただ、マイニング需要の低下などでグラフィックボード全体の値段が下がり始めている現状を考えると、あえて旧世代のグラフィックボードを買うよりも現行世代を買っておくに越したことはないでしょう

電源: Cooler Master V SFX Gold 650W

上記の構成だと消費電力が300W前後なので、電源は余裕を持った650Wを選択。コンパクトなPCケースに入る電源ユニットは「SFX」というサイズになっていて一般的な電源よりも一回り小さいので注意しておきましょう。

ストレージ: WD Blue SN550 NVMe

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ストレージは速度重視でM.2 SSD、容量は当面VALORANTのみプレイする予定なので500GBを購入しました。メイン機と違ってデータも多くないので、Cドライブ・Dドライブでストレージを分けるようなことは想定していません。

容量が足りなくなりそうな場合は2TBあたりを購入しておくと良いでしょう。

ケース: Cooler Master NR200

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ケースはMini-ITXマザーボードがぴったり入るモノの中から、安価で分解しやすく拡張性も高いCooler Masterの『NR200』を購入しました。

サイドがガラスパネルになっている『NR200P』というモデルもありますが、今回は実用性と価格を重視してメッシュパネルを選択。中が見えないので内部配線をあんまり気にしなくて良いのもメリットの一つですね。

組み立てたけど問題発覚!

モノとしては完成したけど…

一通りパーツも揃ったところで晴れて組み立て。自分で組み立てても良かったのですが、ブログ『でこにく』をやっているでこいさんに「人のお金でパソコンが組めるよ」と囁いたら、喜んで組み立ててくれました。

ここまでで一応「動く」状態にはなったのですが、僕の環境では組んだ後にどうやらマザーボードとメモリの相性・マザーボードとグラボの相性が悪いことが発覚。基本的に相性問題は個体差なので保証で交換すれば良い話なのですが、万全に万全を期して別のパーツと入れ替えることにしました。痛い出費!

CPUクーラーCooler Master Hyper 212
LED Turbo White Edition
4,980円
メモリCrucial CT2K16G4DFD832A16,180円
グラボSAPPHIRE PULSE Radeon RX 6600 XT
GAMING OC 8G GDDR6
62,980円

相性問題の検証にあたってはブログ『クロポンモビ』の黒ぽんさんが沢山の検証マシンを使って協力してくださいました。5台とか6台分のマシンで検証してくれたようで、感謝と同時に「相性問題の切り分けってこんなに大変なんだな…」と感じる部分でもありました。

正直相性の問題は自分ではどうにもならない部分の話だったので、専門家の人に助けていただけるのは極めてありがたいことですね…。本当にありがとうございました。

CPUクーラー: Cooler Master Hyper 212

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Ryzen 5 5600Xに付属するリテールクーラーは、実際に使ってみると予想よりも性能が低くプレイ中にファンの音が気になってしまうことが多かったため、Cooler Masterの『Hyper 212』という空冷ファンを購入しました。

取り付け中…

値段は一般的は空冷ファンと比べると少し高いかな…?くらいですが、冷却性能も高くファンの風切り音もリテールクーラーよりは気にならないのでおすすめ。ファンの白色LEDだけ少し気になる(そして消せない)のが個人的には残念ポイントですね…。

メモリ: Crucial CT2K16G4DFD832A

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オーバークロックメモリだとマザーボードとの相性問題が割と起きがちということだったので、Crucialから発売されている定格3200Mhzのメモリを32GB分購入しました。

まさに「メモリ!」っていう感じの見た目ですが、今回のケースは中身が見えないので無問題。このメモリに変えてからPCが急に落ちることもなくなりました。

グラボ: SAPPHIRE PULSE Radeon RX 6600 XT

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RTX 3060でも時折クラッシュすることがあったので、思い切ってグラフィックボードもRadeon RT 6600 XTに乗り換えました。スペック的にはRTX 3060と同等で、価格は少し安いくらいなので以外と良い選択肢だったりします。

初のRadeonグラボ、意外とかっこいい

初のRadeonグラボですが、マイニングするわけでもDLSSを使って高画質ゲームをするわけでもないので問題ないでしょう。

ようやく「VALORANTが快適に動く」ゲーミングPCが完成!

こんな感じで、いくつかパーツの入れ替え・新調こそあったものの、無事に予算15万円(前後)でゲーミングPCが完成!

中身が見えないケースなので配線は本当に最低限しかまとめてないので、見る人が見たら汚いと感じると思います(実際汚い)。

CPUクーラーのLEDはこんな感じ。中が見えないとはいえ、サイドはメッシュパネルになっているので少し光が漏れてきます。LED消したい…。

VALORANTも240Hzオーバーで快適にプレイできる

実際に新しく組んだPCでVALORANTをプレイしたところ、僕が求めていた「グラフィック設定を全て高」にした状態で250~350fpsほど出てくれて、目的としていた最高画質設定で240FPS出るPCを組むことが出来ました!

上のスクリーンショットは「デスマッチ」というフリーフォーオールモードですが、一般的な「アンレート」「コンペティティブ」といったゲームモードでも240fpsは下回らないので快適さはこれまでと比べ物にならなくなりました。最高!

まとめ: 15万円で快適なゲーミングPCは作れる!

こんな感じで、今回は「VALORANTを画質最高設定にしても240fps出るゲーミングPC」をコンセプトに、予算15万円を目安にパーツを揃えてPCを組んでみました。

ご時世柄少し予算はオーバーしてしまいましたが、市場で販売されている一般的なゲーミングPCとほぼ同等、もしくは少し安いくらいの値段で組めたんじゃないかなと思います。それでいてスペックは比較的高めなので、自作PCはコストパフォーマンス良いですね。

VALORANTに限らずたいていのゲームも快適に遊べる仕上がりになったと思うので、これからゲーミングPCを買いたい・組みたい、VALORANTを快適に遊びたいと考えている人の参考になれば良いなと思います。

僕がメインで使っているパソコンについても紹介しています。