今年もiPhoneの新モデルが発売して2週間ほどが経ちますが、Pro Maxユーザーの多くは「ケースが少ない!」という問題に直面していると思います。
冷静に考えれば、20万円近いスマートフォンを購入する人はそうそう多くないですし、確かに家電量販店をチェックしてもPro Maxシリーズのアクセサリー棚が一番面積が小さい印象があります。
そうは言っても、せっかく購入したiPhone 16 Pro Maxなのだからおしゃれなケースでしっかり守りたい!という人に最適なのが、PITAKAのアクセサリーシリーズです。5年近く前から愛用していますが、薄型軽量ケース・耐衝撃ケースといったバリエーションも多く気に入っています。
そんなPITAKAから、今年もiPhoneの新モデルに合わせて新作が発売されました。各製品を提供していただいたので、特徴などを紹介していきます。
※この記事はPITAKAの提供でお送りします。レビューにあたっては各製品サンプルをご提供いただいています。
保護性能が向上した『Tactile Woven Case』
まず紹介するのが、これまで『MagEZ Case』という名称で発売されていた、アラミド繊維を使用した薄型ケース。今回からは
- Ultra-Slim Case
- Tactile Woven Case
と2つのバリエーションに分かれていて、今回はTactile Woven Caseを提供していただきました。
最大の特徴は約17.95g・約0.88mmというサイズ感でしょう。
薄さと耐久性に優れた航空宇宙グレードのアラミド繊維を使っているので、限りなくiPhoneに近いサイズ感でありながらしっかりとした保護性能を確保しています。
ケース自体に傷が付きにくいというわけではありませんが、ちょっとした衝撃で変形してしまうことはなさそう。
もちろんMagSafeにも対応していて、ケース内部には厚さを増やさないような工夫が施されたマグネットが埋め込まれています。
ケース無しのときと比べても磁力は強く、アクセサリー類も安心して使えそうな印象。
iPhone 16シリーズで新たに搭載されたカメラコントロールやサイドボタン、ボリュームボタンはしっかりくり抜かれていて、使い勝手も良好。
ケース自体が薄く仕上がっているので、カメラコントロールも違和感なく使えました。
カメラモジュールも専用のプラスチックパーツで覆われていて安心感があります。
実際にiPhone 16 Pro Maxのデザートチタニウムに装着するとこんな感じ。
今回提供していただいた「Sunset」は、iPhone 16 Proの新しいカラーリングにもマッチしていて良い感じです。この色を選んでよかった。
iPhone 16シリーズ用ケースから、本体の上部・下部をより強力に保護できるように形状が若干変わりました。
保護部分が増えるからといって脱着しにくくなることもありませんでした。
上下の大きなくり抜きはMagEZ Caseシリーズを使う上で気になる部分だったので、改善&保護性能が向上しているのは嬉しいところです。
MagEZ Grip 3
続いて紹介するのがMagSafeで吸着するスマートフォンリング『MagEZ Grip 3』。
こちらはグリーンとブルーが発売中で、今回はケースと合わせた「Sunset」を提供していただいています。Sunsetは現在予約受付中とのこと。
MagEZ Grip 2からの最大の進化は、リングが折りたたみ式になり拡張性が大きく増したことでしょう。
リング自体は亜鉛合金製で剛性も確保されていて、縦置き・横置きどちらでiPhoneを置いたときでもかなり安定するようになりました。
先代のMagEZ Grip 2と比較するとこんな感じ。リングが折り畳めるようになった代わりに厚みが約4.3mmと微増しましたが、使い勝手が向上しているのでトレードオフといったところでしょうか。
MagEZ Grip 2ではできなかったiPhone 16 Pro Maxの横置きも、今作MagEZ Grip 3は問題なく対応しています。
この状態でiPhoneの上部を押しても、スタンドが倒れるようなことはありませんでした。
リングを下の方まで拡張させることで、本体サイズの大きいiPhone 16 Pro Maxでもホールド感が増しました。これであれば落とすリスクを考えることも少なくなりそうで、心理的な負担が軽くなります。
使い勝手の幅が広い多機能スマホストラップ
最後に紹介するのが、その名の通り「多機能ストラップ」。こちらも予約受付中で、ケース・リングにあわせた「Sunset」を提供していただいています。
外装に「1 to 3 Phone Strap」とある通り、斜め掛け・首掛け・手首用と3通りの使い方ができる便利なストラップになっています。
付属品としてケース内部にセットするためのテザータブも付いています。これ、Amazonや雑貨屋だとそれなりに値段がするので嬉しいところです。
このテザータブ、ステンレスで出来ていて薄さは0.3mmとかなり薄く仕上がっている印象があります。
下部が空いているタイプのケースならほとんどに使えて、PITAKA以外のケースでも問題ありません。特殊なコーティングでスマートフォン本体との摩擦を減らし傷が付きにくくなっているので、今後iPhoneを買い替えた場合でも長く使えそうです。
肩掛け・首掛けストラップとして使う場合はこんな感じ。コードは6.3mmと太めに仕上がっているので、肩や首にかかる負担は少ない印象を受けました。
ストラップを一部組み替えればハンドストラップに早変わり。個人的には肩掛けストラップとして使う場面のほうが多そうですが、使い方がたくさん用意されていることを踏まえても、長期間使っていけそうな印象を受けました。
iPhoneにあわせて堅実に進化した、薄型アラミドケースの定番品
ここ5年ほどにわたってPITAKAのアクセサリーを使い続けていますが、今年のiPhone 16シリーズ用アクセサリーはかなり堅実な進化をしているなと感じました。
定番の薄型ケースは重量・薄さを維持しつつも保護できる面積を増加させていたり、スマホリングは使い勝手が広がる折りたたみ式に進化していたりと、ユーザーのニーズに応えたアップデートが行われています。
もちろん、アラミド繊維を贅沢に使った作りになっている分、一般的なケースと比べると値段は張りますが、今後1~2年iPhoneを保護するためのアクセサリーと考えれば割に合うなという印象を受けました。
一部のアクセサリーは予約受付中の段階ですが、薄さを追求した『Ultra-Slim Case』は7,999円、豊かな色味が特徴的な『Tactile Woven Case』は8,999円で発売中です。