ガジェットタッチ

iPhoneを薄型軽量でしっかり守る、PITAKAのiPhone 15シリーズ向けケースをチェック【PR】

このブログでも発売日当日にファーストインプレッションをまとめたように、iPhone 15シリーズは最も大きくてパワフルな『iPhone 15 Pro Max』を購入しました。

フレーム素材が変わったことで軽量化が実現したことが大きな要因で、今のところはここ数年で購入したiPhoneの中でもっとも満足度が高いものになっています。

で、久々の「大きいiPhone」ともなると、やはりそのサイズ感に慣れるか否かは使い続けていく上でとっても大事になってくるし、それ即ちケースの選び方も大事になってきます。ただでさえ3年前に大画面を一度諦めたんですから、それと同じことは何度も繰り返したくはない。

今回こそは失敗しないように上手くケースを探したいなぁと色々考えていたところ、以前からサンプルを提供いただいているPITAKAから、iPhone 15シリーズ向けのケース2種を本体発売のタイミングで送っていただきました。

大体2ヶ月ずつほど試してみたので、このタイミングでそれぞれの外観や使ってみた感想を紹介していきます。

※この記事はPITAKAの提供でお送りします。レビューにあたっては各製品サンプルをご提供いただいています。

軽量&薄型がさらに進化した『MagEZ Case 4』

まず紹介するのはPITAKAが発売するケースの中でもっとも有名であろう『MagEZ Case 4』。アラミド繊維を使った軽量・薄型なケースで、軽さはなんと18g。

いくつかバリエーションがありますが、今回は「600D・オーバーチュア」を提供してもらいました。ケース背面の左半分にカラーリングが施されているもので、人によってはデザインが好みでない人もいそうですが、個人的には良いアクセントになっているなぁと感じます。

MagEZ Case 4のバリエーション
  • 600D 黒/グレーツイル柄
  • 600D オーバーチュア←今回提供してもらったもの
  • 600D ラプソディ
  • 山(OVER THE HORIZON)
  • 星(MILKY WAY GALAXY)

iPhone 14で使用していたMagEZ Case 3(こちらは600D 黒/グレーツイル柄)と比較するとこんな感じ。カメラモジュールの大型化・カメラ倍率の変更などにあわせて、カメラモジュール周辺を保護するプラスチックパーツの形が若干変わっているのが大きな違いですね。

MagEZ Caseは数年前からAppleのMagSafeに対応していますが、今回のケースではMagSafe用のマグネット配列を樹脂で注入して、アラミド繊維生地の中に圧縮して一体化したんだそうです。普通のマグネットを使うとこんな薄さは実現できないでしょうから、技術の進歩ってすごいんだな…。

実際にiPhone 15 Pro Maxに装着してみるとこんな感じです。カメラモジュールは各レンズ部まで保護されてるわけではありませんが、かえってナチュラルチタニウムの色味がチラ見えしていてかっこいい。

カメラモジュールは保護パーツが各レンズにかなり寄っている作りですが、フラッシュ部分に関しては反射が怒らないようにパーツが削られていて細かい配慮を感じます。

側面の各種ボタン部分・天面・底面のポート/グリル部は、ケースの脱着をしやすくするために大きく開いた作りになっています。

iPhone 14 Proまでは、この開口部が原因でiPhone本体のフレームに傷・指紋が付きやすくなってしまう心配がありましたが、傷に強いチタニウムフレームが使われているiPhone 15 Proシリーズであればその点はかなり安心できるようになりました。

【PITAKA MagEZ Case 4の良いところ】

  • 薄型軽量でPro Maxユーザーでもサイズと重量があまり変わらない
  • MagSafe対応で充電アクセサリーなどが使いやすい
  • アラミド繊維ケースだがカラーバリエーションが豊富

【PITAKA MagEZ Case 4の微妙なところ】

  • 開口部が大きくiPhone本体のフレームに傷が付きやすい恐れがある
  • 人によってはカラーバリエーションが好みではないかも

ここ3年ほどMagEZ Caseを試していますが、毎年いい意味で毎年いい意味で『特筆すべきところが多くない製品』だと感じています。

過去作と比べてクオリティが下がってしまっているわけでもなく、かといって製品の特徴が大幅に変わっているわけでもないというのは、僕らユーザーにとっては品質が予測しやすく、失敗のリスクも低いため、これは嬉しいポイント。

欲を言えばワンランク上のモデルとして、サイドのフレームまで全て覆ったケースが出てくれると良いなぁ…と思うのですが、こればっかりは高望みでしょう。全体的に高品質に仕上がっているため、かさばらせずにiPhoneを保護したいのであれば検討する価値がある一品ですね。

耐衝撃性能に優れた『MagEZ Case Pro 4』

さて、続いて紹介するのは『MagEZ Case Pro 4』。

こっちは先ほどの『MagEZ Case 4』と違ってアラミド繊維とTPUを組み合わせたケースになっていて、MagEZ Case 4にあったボタン・ポート類の開口部もなく全面保護。そのため、より耐衝撃性能に優れた作りになっています。その耐衝撃性は米軍のMIL規格を取得している”お墨付き”。

MagEZ Case 4のバリエーション
  • 1500D 黒/グレーツイル柄
  • 1500D 黒/ブルーツイル柄
  • 600D 黒/グレーツイル柄←今回提供してもらったもの

こちらは3つのバリエーションの中から「600D 黒/グレーツイル柄」を提供していただきました。

ケース内側はMagEZ Case 4よりも厚みにゆとりがあるからかスウェード加工が施されていて、iPhoneが傷付く心配もなさそう。もちろんMagEZ Case 4と同じようにMagSafeに対応したマグネットパターンも内蔵されています。

側面まで含めて保護されているので、音量ボタン・アクションボタン・電源ボタンなどは押しやすいようにケース自体にボタンが取り付けられています。

このボタンがかなり押しやすくて、ポケットの中などサッと操作したいときにも押し間違い・押しミスが起きにくいのが良い感じです。

MagEZ Case Pro 4(上)とMagEZ Case Pro 3(下)

カメラモジュール周りの造形は、前作のMagEZ Case Pro 3と比較するとミニマルな形になりました。ぱっと見がごちゃごちゃしてない分僕は最新のMagEZ Case Pro 4のほうが好みですね。

実際にiPhone 15 Pro Maxに装着してみるとこんな感じ。上で紹介したMagEZ Case 4と同じように、カメラモジュールのチタニウムカラーがチラ見えしているのがかっこよくて好みです。

カメラ周りもMagEZ Case 4と同じく、各レンズとフラッシュ・LiDARセンサーに干渉しない作りになっています。

ボタン類は金属製パーツで覆われていて、カチカチとしたクリック感があるので押しにくさは感じません。

むしろ、ケースなしでiPhoneを使っていたときよりも押しやすくなっている印象がありました。ボタンの高さも影響してるんでしょうかね…。

底面はスピーカー・マイクグリルはタイトに、USB Type-Cポートは緩めにくり抜かれています。

充電・データ通信用のポートがUSB Type-Cに変わったことで多様なケーブルが使えるようになったので、そういったところもちゃんと配慮されているのは嬉しいですね。

【PITAKA MagEZ Case Pro 4の良いところ】

  • 全面を保護してくれる&耐衝撃性能でiPhoneがより傷付きにくい
  • 各種ボタン類がケース無しの時と比べて押しやすい

【PITAKA MagEZ Case Pro 4の微妙なところ】

  • iPhone 15 Pro Maxを使っている人はより本体サイズが大きくなる
  • MagEZ Case Pro 4と比べてケース背面に脂や指紋が付きやすい

iPhone 14シリーズのころからMagEZ Case Proを試す機会に恵まれていますが、この「アラミド繊維+耐衝撃」という組み合わせのケースは市場にほとんど無く、唯一無二の存在になっている印象があります。

耐衝撃ケースってほとんどがゴツゴツした無骨なデザインになってしまいがちなので、MagEZ Case Proのシンプルな見た目でちゃんと守るというコンセプトは個人的にもお気に入り。

ただその一方で、耐衝撃ケースということでサイズが大きくなってしまったり、ケースの作りが違うからかMagEZ Case 4と比較してケースに指紋・皮脂汚れが付きやすくなっているのはちょっと残念。特に後者はケース側で改善できる余地があると思うので、次のモデル以降でうまくブラッシュアップされているといいなと感じます。

強力マグネットが特徴なMagEZ Grip

最後に、ケース2種と同時に送ってもらったMagSafeリング『MagEZ Grip』にも軽く触れておきましょう。スマホリング兼簡易的なスタンドとしても使えるMagSafeリングという感じで、こちらも一部にアラミド繊維が使われています。

リング部分のヒンジは結構固く作られていて、リングを使っていて不意に角度が変わってしまうことはなさそう。

MagEZ Case Pro 4に装着してみるとこんな感じです。N52マグネットを内蔵しているので吸着力はかなり高めで、意図的に外そうとしてガチャガチャしない限り外れちゃうことはありませんでした。

まとめ

こんな感じで、今回はiPhone 15シリーズの発売にあわせて展開されたPITAKAの最新アクセサリー類をしばらく使ってみた感想を紹介しました。

古くはiPhone 11シリーズのころから愛用しているPITAKAのケース・アクセサリーですが、ここ2年ほどのアップデートは堅実で、個人的に気になっていた部分もしっかり改善されていて安心して使えるな~という印象があります。

惜しむらくは直近の物価・原材料費高騰の煽りを受けて本体価格も値上げされている点ですが、こればっかりはどうしようもないのかもしれません。とはいえ、薄型・軽量で機能面も申し分ないアラミドケースですから、価格に見合った価値はあると思います。

Amazonや公式サイトでは定期的にセールも行われているようなので、気になった人は定期的に各販売サイトをチェックしてみるといいかもしれません。

※この記事にはアフィリエイトリンク・広告が含まれています。