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家の鍵を半年で2回閉じ込めた僕が、SwitchBotの最新スマートロックセットを使ってみた【PR】

家の鍵を忘れたまま外出することに定評がある僕。ひとり暮らしを始めて半年足らずの間に、鍵を家に置いたまま出てしまい、締め出しをくらった経験が2回もあります。

幸いにも集合玄関に入れなかっただけで済んだのですが、それ以来、『SwitchBotロック(初代)』に、同じくSwitchBotの『指紋認証パッド』を組み合わせているほか、集合玄関用のインターホンには『SwitchBot ボット』をセットして使っていました。

正しく施錠する・解錠することができるので特段不満はなかったのですが、今年に入って新製品『SwitchBot ロックUltra』『SwitchBot 顔認証パッド』の2つが登場しました。

今回縁あって両製品をご提供いただき2ヶ月ほどじっくり試してみたので、設置や設定方法、実際に使ってみた感想を紹介していきます。

※この記事はSWITCHBOT株式会社の提供でお送りします。レビューにあたっては各製品サンプルをご提供いただいています。

SwitchBotロックUltraと顔認証パッドって何が新しいの?

まず簡単に、今回導入した2つのアイテムについて触れておきます。

SwitchBotロックUltraの進化ポイント

今回提供していただいた1つ目のアイテムが『SwitchBot ロックUltra』。

2025年春に発表されたSwitchBot ロックシリーズの最新作で、過去作と同じようにサムターン式の玄関鍵に後付けするスマートロックです。

今回のUltraは従来モデル(無印・Pro)と比べてかなり便利になっていて、

  • 99.9%の鍵に対応できる汎用性の高さ
  • 工具不要ではめ込むだけの簡単設置
  • 自動キャリブレーションによる施錠・解錠位置の調整

など、主に取り付け・セットアップ面でかなり使いやすくなっています。

いちいち手動で微調整しなくても、取り付けたあとにアプリから指示通り動かせば、ほぼ最適な位置を自動で見つけてくれるのが本当に楽です。

顔認証パッドの驚異的な対応力

2つ目のアイテムが『SwitchBot 顔認証パッド』。こちらも2025年春に発表されたスマートロック用アクセサリーで、先に紹介した『SwitchBot ロック』シリーズと組み合わせて使います。

これまでも『キーパッド』『指紋認証パッド』とSwitchBotロックに対応した製品は発売されていましたが、顔認証パッドは「顔」そのものを鍵にできるのが最大の特徴。

もちろん顔認証のほかにも

  • 指紋認証
  • 暗証番号
  • NFCカード(交通系ICカードも含む)

など複数の解錠手段に対応しているので、ライフスタイルに合わせた設定が可能です。

顔データはクラウド非送信でローカル保存されるため、プライバシー面が気になる人でも安心。

実際に設置してみて分かった注意点

簡単に両製品の概要を紹介したところで、さっそくロックUltraと顔認証パッドを設置していきましょう。

ロックUltraはパーツ選びと高さ調整に要注意

ロックUltraには3Mの強力両面テープが付属しているので、設置したいドアの表面を拭き取って貼り付けるだけでOK。

ただし、ドアのサムターンの形状によっては、付属のつまみパーツを交換しないと上手くサムターンを動かすことができません。購入時はMサイズが装着されているので、サムターンの大きさに応じてSサイズ・Lサイズに交換して取り付けましょう。

また、ドアに凹凸があってロックの設置位置が高くなってしまう場合は、別売りの高さ調整キットが必須。取り付けができない可能性があるので、購入前に注意しておきましょう。

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顔認証パッドは「顔の高さ」がポイント

顔認証パッドは本体を充電する都合上、金属パーツをドアの外側に貼り付けて、そこに顔認証パッドを固定するかたちになります。

金属パーツは顔認証パッドが正面を向くタイプ・斜めを向くタイプの2種類が付属しているので、玄関の環境にあわせてちょうどいいものを選びましょう。

設置位置は床から130〜140cm前後が推奨されていて、これで幅広い人の顔を認識できるみたいです。最初は少し低いかな?と思ったんですが、案外この高さがベストでした。

登録手順でややつまずくかも

それぞれの設置が終わってしまえば、そのあとのセットアップも短時間で終わります。

SwitchBotのスマートフォンアプリから

  1. デバイス追加
  2. 顔認証パッドとロックの追加

というステップを踏む必要があります。

さらに、2つをセットで使うためには顔認証パッドの設定からロックUlrtaをペアリングするという手順が必要なので、画面上の説明をよく読みながら作業するのが良さそうです。

セットアップは過去モデルと比べてかなり簡単

自動で施錠・解錠位置の校正をしてくれるように!

SwitchBot ロックの従来モデル(無印・Lite・Pro)だと、ロックの施錠位置を設定するときには「少し回して→止めて→この位置でOKをタップ」みたいな操作が必要でしたが、ロックUltraでは完全自動の校正機能が搭載されました。

  • サムターンを回す
  • ドアを閉める・開ける

といった操作をアプリの案内通りにやるだけで、自動的に最適な位置を設定してくれます。地味に校正の作業が面倒だったので、このあたりが自動化されたのは嬉しいポイントです。

顔認証パッドの登録もかなりスムーズ。はじめに暗証番号の登録こそ必要ですが、その後は顔・指紋・ICカードのいずれかを登録してすぐ使えるようになります。

僕は顔認証・指紋認証・暗証番号のほか、iPhoneに入っているApple PayのSuicaを登録して、どんな場面であってもなるべく手間をかけずに鍵を開けられるようにしました。

実際に使ってみてよかったところ

FastUnlockの解錠速度が速すぎてビビる

1秒で鍵が開く「FastUnlock」は一番のお気に入り機能

SwitchBot ロックUltraに変えて一番驚いたのが、新機能「FastUnlock」です。

ロックUltraと対応する認証パッドがBluetoothで常時接続されていて、認証パッド側で認証が降りると即座に鍵が開くようになりました。前モデルはBluetooth接続の反応待ちがあって、少しもたつきがあったんですが、ロックUltraではラグが気にならないレベル。

強力なモーターのおかげで一瞬で鍵が開く

ちなみに、ロックUltraは動作モーターもスペックアップしていて、施錠・解錠のときの回転速度で「標準」「静音」のほか、新たに「高速」がデフォルトになっています。

FastUnlockと高速モーターを組み合わせると、物理キーを使っているときとほぼ変わらない速度で使えるようになりました。

ナイトモードで静かに出入りできる

集合住宅だと、夜間に鍵の「ウィーン…カチャ」音が響くのが地味に気になるところ。

これまで無印を使っていたときには、気を遣って物理キーで解錠することも多かったのですが、ロックUltraでは、ナイトモードをONにすることで作動音をほぼゼロにできます。

深夜のゴミ出しや外出が多い人には助かる

指定した時間内をナイトモードにすることもできるので、普段の使い勝手は高速・快適に、夜間は静かに動かせる便利仕様。僕は夜にゴミ出ししたりすることもあるので、この静音化は思った以上にありがたいですね。

待望のUSB Type-C充電に対応

地味ながらも明確に「良くなった!」と言えるのが電池に関する部分。これまでのSwitchBot ロックや認証パッドは

  • SwitchBot ロック: CR123A
  • SwitchBot ロックPro: 単三電池4本 or 充電式バッテリー(別売り)
  • SwitchBot 指紋認証パッド: CR123A

と、ロックProの別売りバッテリーを除いて乾電池が必要でした。単三電池ならまだ良いものの、CR123Aはマイナー規格の乾電池なので、スペアを用意するにも少し腰が重かったんです。

それが今回、ロックUltraも顔認証パッドもUSB Type-Cで充電可能になりました。さすがにこれは嬉しい…!

さらにロックUltraは、万が一のバッテリー切れに備えて予備電池(CR123A)を搭載できる上、万が一に備えて本体を流れる微粒電を集めて解錠できる機能も搭載されています。

お気に入りポイントとしては一番紹介パートが少ない部分ですが、何気に一番嬉しいところかも。

2ヶ月ほど使っていて気になったところ

ロックUltraの設定にアクセスできないことがあった(初期ファームウェア)

導入当初の2週間くらい、アプリからロックUltraの設定にアクセスできなくなることがありました。

一度この状態になってしまうと厄介で、接続がタイムアウトされてしまって、設定も変更できない・リセットできないなど、かなり常用が難しい状態。個体差はあるかもしれませんが、これが原因で3週間ほどはまともに使えなかった。

ただ、ファームウェアのアップデートで修正されたようで、最新版にしてからは安定しています。初期の不具合だった可能性が高いので、もし同じ症状が出ている人はアップデートをまず試してみてほしいです。

校正ズレ問題は今もたまに発生

最初のセットアップを省略できる自動校正ですが、月に1~2回の頻度でロック位置が微妙にズレてくることがあります。はじめのほうは施錠できなくなるレベルではないですが、ズレがひどくなると施錠されない・解錠できないケースも起きてきます。

これだとさすがにスマートロックを導入した意味がなくなってしまうので、違和感を覚えたらアプリから再調整をかけています。

これまでより精度が上がったとはいえ、一度校正すればほぼメンテなしでOK!とはいかないのが少し惜しいところですね。

まとめ:導入して後悔ゼロ、でも“安定感”はもう一歩かも

こんな感じで、今回はSwitchBotから提供いただいた『ロックUltra』と『顔認証パッド』を2ヶ月ほど使ってみた様子をまとめてみました。

もともと使っていた『ロック』と『指紋認証パッド』で便利さは存分に享受してきたつもりでしたが、アップグレードされた両モデルはさらに快適。

  • 工具不要の簡単取り付け
  • 高速かつ多彩な解錠手段
  • USB充電対応で維持コストも低下

と、良いところが本当にたくさんあります。生活にも馴染んでいて、自然に利便性と安心感が高まっているような、そんな感じ。

もちろん校正ズレやエラーが発生したりと完璧ではないけれど、「日常をめちゃくちゃ快適にしてくれる道具」としては、十分すぎるアップグレードだと感じています。

Amazonや公式サイトでは定期的にセールも実施されているようなので、気になる人はぜひチェックしてみてください。

※この記事はSWITCHBOT株式会社の提供でお送りします。レビューにあたっては各製品サンプルをご提供いただいています。

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