ご覧いただきありがとうございます!主筆のてんび〜(@_tenbi)です。
今日はいつもの記事とはちょっと違って、どちらかというと文章主体な記事。
先日の夜に「大学生とバイトの関係性」についていくつか連続でツイートをしたのですが、思っていたよりも反応が多かったので、今回はツイートの補足がてらもう少し細かい考えを書いていこうと思います。
4月から大学生になった人はこの時期からバイトを始めたりすると思うんですけど、バイト先からの「この日に入って!」「シフトを優先して欲しい」という『お願い』には基本的に無理に従う必要はないと僕は思っています。
— てんび〜 / 加藤瑞貴 (@_tenbi) 2018年4月17日
バイトのために学校を削ってはいけない
学生は「学問を学ぶ」から学生と名乗っているであって、バイト先からの『お願い』に答えて学ぶ時間を無理に削っても、それは学生とは言えないんじゃないかと思うんですよね
— てんび〜 / 加藤瑞貴 (@_tenbi) 2018年4月17日
『学生は「学問を学ぶ」から学生と名乗っている』というのは多少言い過ぎにしても、この辺りはとにかく「学生なんだからバイト優先にしてはいけないのでは?」ということを言いたいんです。せっかくなんだから興味ある分野をとことん勉強してみるのも中々楽しかったりします。
「大学が暇だからバイトをする」とか「勉強したい分野じゃないからバイトをする」という学生側の意見は「そもそも学びたい学部に行くべきでは?」という論になるから脇に置いておくとして、基本的に学生のバイトは「空いた時間にお金を稼ぐために行う労働」っていうのが定義じゃないかと思っています
— てんび〜 / 加藤瑞貴 (@_tenbi) 2018年4月17日
「そもそも学びたい学部に行くべきでは?」という考えは、僕が学びたい学部に在籍しているから出てくる考えかもしれません。
でも「勉強したい分野じゃない」から勉強しないのは言い訳でしかないと思っていて、最近の大学では「全学部共通科目」なんていって、様々な分野の基本(経営・経済・社会・法律・教養など)を幅広く勉強できる科目もありますよね。科目や先生によっては「他学部の授業に潜る」ことも出来そうです。
その上で問題になるのは、そんな考えの学生に対して無理にシフトをお願いせざるを得ない雇用主側なんですよね。「職場に学生が多い」というのは周りを見渡せばすぐ分かるのに、「学生だから勉強の合間にシフト入れてるんだなあ」ではなく「学生なのにシフトが少ない!もっと入れ!」となってしまう。
— てんび〜 / 加藤瑞貴 (@_tenbi) 2018年4月17日
その『お願い』に一度乗ってしまうと、今後も『お願い』されてしまうかもしれないし、断ってしまうと「どうして皆シフトに入らないんだ、協力して欲しい」なんて言われてしまうケースもあって、多分何割かの学生は渋々バイトを続けてるんじゃないかなあと。
— てんび〜 / 加藤瑞貴 (@_tenbi) 2018年4月17日
テーマが勉強に逸れてしまいましたが、ツイートでも言っているように基本的には「バイトは大学の余暇にやるもの」であって、自分で自分の学費を納めるためなどの特別な理由がない限り、大学の時間を削ってまでバイトに力を入れる必要はないと思います。
でもバイト先がバイトをしている人に労働を『お願い』するケースも、その『お願い』に乗ってしまう学生が多いのも事実。この「依頼→受託」というパターンが固定化されてさも当然のようになっているので、「辛いけどやめられない…」と悲鳴をあげる学生が出てきてしまうように感じます。
余談ですが、僕は1度だけ宅配ピザチェーン店でアルバイトをしていた経験があるのですが
- 年末年始
- お盆
- クリスマス
は希望シフトを出す前から店側で出勤日・出勤時間(往々にして10〜12時間)が決められていることがありました。
結局この悪循環を解決する方法は1つしかなくて、「行動しろ!」論じゃないんですが、「嫌だな」と思ったタイミングで別のバイト先に移るしかないんじゃないかと考えています。正規雇用の人がいてのバイトなので、基本的には辞めてしまっても雇用主側が困ることは少ないはず。
— てんび〜 / 加藤瑞貴 (@_tenbi) 2018年4月17日
学生のうちはやりたいことが目一杯できる時期でもあるので、「すぐに辞めてしまった」とマイナスに捉えるのではなく「4年間で色々なことを体験できた!」とプラスに捉えることが大切。もしかしたら色々なことを体験した間に不思議な繋がりが出来たり、将来につながる何かがあるかもしれないですよね。
— てんび〜 / 加藤瑞貴 (@_tenbi) 2018年4月17日
ツイートではバイトをする学生や雇用する側に批判的な内容を多く書いてしまいましたが、僕が一番言いたいのは「たくさんの仕事が経験できるのは学生のうちなんだから、長く勤めようなんて無理に思わなくてもいい」ということ。
ここ最近になってやっと「勤め上げ」という考えが一般的にも古いものとして認知されるようになってきましたが、バイトでもそれは同じ。
1つの職にこだわるのも大切だとは思いますが、せっかく4年近くある大学生活なんだから、色々な仕事を経験してみるのが経験値的にも大切になるんじゃないかなと思います。特に将来何をしたいかがぼんやりとしている人は、色々な仕事を経験することによって、それがくっきり見えてくるかもしれません。
最後に
理想は「好きなことを仕事にする」であるに代わりはないと思いますが、それができる人はほんの一握りだと思うので、せめて「色々な職を経験する」「将来につながる何かを得る」程度の感覚で、自由な時間にバイトするのが一番なんじゃないかと思います。自由な時期だからこそ、色々なことを経験しよう。
— てんび〜 / 加藤瑞貴 (@_tenbi) 2018年4月17日
僕は幸運なことに、現時点で将来なりたい像も見えている上に好きなことを仕事にてきているのですが、多くの大学生はまだ将来がぼんやりしているはず。
「就活に備えて長期で働こう…」となるのではなく、多くの職種から幅広い知識を得てキャリア設計をしていくのが、これから大事になってくるんじゃないかと思います。
…というのを、周りのバイトをしている友人からの愚痴を聞いて思いました。知見を広げていこう。