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α7R IIIの「小指あまり」を解決!SmallRigのL字プレート(ブラケット)を買ってみた

フルサイズミラーレス『α7R III』を購入してから2ヶ月くらい経つのですが、購入して1ヶ月後くらいから「小指あまり」と呼ばれている現象が気になるようになってきました。

僕はレンズにタムロンの28-75mm F2.8を使ってるんですが、このレンズのように長いor重いレンズを使っていると、小指が余ってしまうようなグリップだと安定性が悪いんです。

そういうこともあって、α7R IIIのボディをちょっとだけ拡張して小指あまりを解消できるようなL字プレートを購入してみたので、今回はそれを紹介していきます。

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小指あまりは結構つらい

α7R IIIにおける「小指あまり」問題は、上の写真のようにカメラ本体のグリップに親指以外の4本の指が収まり切らないで、小指だけプラーンと余ってしまうような状態のことをいいます。

この指の余りには問題点がいくつかありまして、

  • 小指が収まらないので変な持ち方になる
  • それによって小指に負担がかかる(カメラの下に小指を入れるため)
  • しっかり握れないのでグリップ力が低下する

あたり。特に2つ目の「小指に負担がかかる」は、バランスを取るためにカメラをしっかりホールドする必要があるので、重いレンズであればあるほど発生しやすい問題です。

これらの問題はこのようなL字プレートを使うと一気に解決。
プレートを装着することによってグリップ部が下に20mmくらい伸びるので、カメラの下で余っていた小指もしっかり使えるようになり、グリップ力が安定するというわけ。

実際1ヶ月くらいこのプレートを使っていますが、以前と比べてかなりしっかりグリップできていると感じます。

SmallRigのα7R III用L字プレートをレビュー

というわけで、今回購入したのはSmallRigというメーカーから発売されているL字プレート。

Youtubeでフォトグラファーのイルコさんが紹介していたことがきっかけで購入したもので、だいたいAmazonでは6,000円前後で販売されています。今回はブラックフライデーセールを使って4,000円くらいで購入。

L字プレートという名前の由来は製品をみたときにアルファベットの「L」にそっくりだから。

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あとで詳しく紹介しますが、このL字プレートはアルカスイス互換のクイックリリースシステムが採用されているので、ちゃんと切り込みがあります。

材質はアルミニウム合金で、重さは170gほど。取り付けるとα7R IIIもちょっと重くなってしまいますが、この程度であれば許容範囲だと思います。

取り付けはプレート付属の六角レンチを使って、α7R IIIの三脚ネジに対してやっていきます。結構固めにやっておくと良さげ。

ネジを締めれば装着完了。正面から見た写真ではサイドプレートを外していますが、L字プレート自体は2分くらいでサクッと取り付けられました。

アルカスイス互換雲台にも取り付け可。三脚が使いやすくなる

先ほども載せた、L字プレートをつけたα7R IIIを正面から撮るとこのような感じ。プレートの厚さ20mm分が本体の下に増える形になるので、今まで余っているか無理やり使っていた小指も使って、カメラを安定してしっかりとホールドできるようになります。

背面からグリップ部を見ても、ちゃんと全部の指を使ってホールド出来ていることが分かります。背面のチルト液晶も特に干渉することはありませんでした。

ちょっと見づらいですが、L字プレートの横の部分はガラ空きになっているので、USB-Cやmicro HDMIポートなど各種端子類にも問題なくアクセス可能。プレートに厚みがあるので、端子自体の保護にも使えそうです。

このプレートで地味に助かるのがこれ。底面・側面のプレートそれぞれにクイックリリースプレートの機能が付いているので、アルカスイス互換の雲台を使っている場合はカメラを直接付けられるんです。

別途クイックシューを取り付けたり毎回ネジを閉める必要がないので、三脚の利用が捗ります。

まとめ

ということで今回は、α7R IIIを使い始めて気になっていた「小指あまり」を解決する、SmallRigのL字プレートを紹介してみました。

実は小指あまりを改善するアイテム自体はソニーからも純正品として発売されているのですが、指の収まりをよくするためだけの製品にしては正直値段が高すぎるのと(約1万円くらい)、これを付けると三脚ネジが使えなくなってしまう問題があるので、サードパーティーでちょうど良い製品が見つかって安心。

SmallRigはα7R III以外にも様々な機種向けのL字プレートを多く販売しているほか、定期的にセールもやっているので、α7R IIIに限らずカメラを使っていて「小指あまり」が気になっている人はぜひチェックしてみてください。

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