メインPCの環境をmacOSからWindowsへ移行していく様子をまとめた連載『MacからWindowsへ』。前回の連載では、自作PC構築に伴って新たに導入した43インチの4Kモニターについて紹介しました。
そして一通りの連載の最後に紹介するのが、サブPCとして購入した13インチのMacBook Airです。「あれ、Windowsにしたんじゃないの?」と思う人も多いでしょうが、最後の最後にMacを新調したのにも理由があるのですよ。
外出時に使えるマシンが欲しかった
今回MacBook Airを購入した理由は大きく2つあるのですが、一番大きな理由が「外出時に使えるマシンが欲しかったから」です。
Macをメインマシンに使っていた頃は
- デスクトップ: iMac
- ラップトップ: MacBook Pro
と棲み分けが出来ていたのですが、この時使っていたMacBook Proは2018年前半に購入した2017年モデル。
2年半ほど使っていたわけですが、そのうち大半をクラムシェルモード運用で使っていたからか最近はバッテリー持ちが悪化してきていたため、自作PCを組むタイミングで売却してしまいました。
当初は売却してPCを組んだことで満足していたんですが、冷静に考えると「外で作業する時のマシンがない」ということに気がついてしまったのです。
もちろん、自宅で使っているiPad ProとMagic Keyboardを組み合わせることで作業自体は出来るのですが、PC・Macほど快適に作業できるかというと正直微妙。
iPadOSの進化で年々「PCっぽく」使えるようにはなっていますが、結局タブレットとPCとでは出来る作業も違いますし、その効率もPCの方が圧倒的に上。
そういった細かい部分を考えてしまうとiPad Proに外出時の作業を100%任せるのはかなり不安だったので、改めてサブPCとしてMacBook Airを購入したというわけです。
CPU | 第10世代 1.2GHzクアッドコアIntel Core i7 |
---|---|
メモリ | 16GB 3,733MHz LPDDR4X |
ストレージ | 256GB SSDストレージ |
キーボード | Magic Keyboard(US) |
そんなわけで購入したのは、2020年モデルのMacBook Air(シルバー)。
カスタマイズできる部分ではCPUとメモリを最上位に変更して、ちょっと重い作業も快適にこなせるようにしています。ストレージに関してはサブPCということでクラウド(時おりローカルにダウンロード)運用がメインになるかなと思い、256GBのまま。3ヶ月ほど使ってますが100GBも使ってないのでこの選択で正解でした。
テスト環境用にMacは結局手放せない
MacBook Airを購入したもう一つの理由が「テスト環境用に必要だから」というもの。
大半の人は2つのOSを使い分けることなんてそうそう無いと思いますが、デザインや写真・動画などをやっている人間としては出来るだけ多くの環境で正しく表示されるか確認したいもの。
僕の場合はこのブログのデザインはもちろん、お仕事を請けてデザインをしたり写真編集することも多いので、ブラウザ・OSによって表示崩れや色の違いが起きないように細かなチェックをする必要があるんですよね。
こういった点を考慮して、「MacからWindowsに!」なんてことを言いましたが結局は
- メインPC: Ryzen 9搭載自作PC
- サブPC(外出・動作確認用): 13インチMacBook Air
という構成に落ち着いたわけです。
久々に使うMacBook Airは楽しい
こんな感じで、今回は「MacからWindowsへ」連載の区切りとして、サブPCに購入したMacBook Airと購入した理由について紹介しました。
2012年からMacをメインに使い続けていたのですが、思い返すと当時購入した初めてのMacは、今回購入したものと同じ13インチのMacBook Air(シルバー)でした。
もちろん当時のマシンと現在のマシンとではスペックも大きく異なるわけですが、8年の時を経てまた同じ名前のマシンを使い始めたというのは感慨深いものがあります。
しばらく使ってみた感想なんかはまた別の記事でまとめるとして、次回のPC周りの記事では最近購入したアクセサリー類を紹介していく予定です。