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2021年上半期、新卒社会人が本当に買ってよかったもの5つ

2021年も7月に入り、あっという間に後半戦に突入してしまいました。僕は今年社会人になったばかりということもあり、前半3ヶ月(1~3月)は最後のモラトリアム期間を、後半3ヶ月は新しい環境に慣れるために必死に過ごしてきた感じ。

新しい環境に飛び込むストレス、新しい環境に慣れるストレスは自然と物欲へ向かってしまい、今年も上半期からたくさんのモノを購入してしまいました。

そういうわけで、今回の記事では新卒社会人になった僕がこの上半期で「買ってよかった!」と思える商品を5つ、まとめて紹介していきます。

毎月定期的にやっている「買ってよかったモノ」記事とは違い、毎日の生活に馴染んでいるモノを中心に選んでいるので、ぜひ参考にしてみてください。

HERZのレザーアクセサリーたち

まず紹介したいのが表参道に本店・工房を構えるレザーブランドHERZのレザーアクセサリーたち。

もともと父親がこのブランドの財布を使っていたことから興味を持っていて、友人からのプレゼントHERZのレザーポーチを頂くなどそれなりに愛用しているブランドでした。

今年の1月にPRESSo Lを長期間使ってきて感想を書き出してみる過程で「もっと良い革質の財布が欲しい!」とコンパクト財布・マネークリップを購入してしまったのを皮切りに少しずつ買い揃えていき、上半期の段階で

  • コンパクト財布
  • マネークリップ
  • 印鑑ケース
  • キーケース
  • マウスパッド

などを購入。すでに所持しているレザーポーチと名刺入れを含めて、使うことの多いアクセサリーは一通りHERZ製品で統一してしまいました。

購入した一連のアクセサリーのなかで一番気に入っているのは上にあるコンパクト財布、正式名称は『ポケットマルチケース』です。事業用も含めたクレジットカード4枚、保険証、免許証、AirTagなどを入れてもコンパクトに収まるサイズ感とオリジナル革「ミネルバリスシオ」の質感が堪らなく、ずっと触っていたくなる一品。

よくある本革製品ではなく、あえてHERZの製品たちを選ぶのは「革の質が良いから」に尽きます。

購入した当初の少し固い触り心地から長期間使って得られるツヤと極上の柔らかさは他のメーカーには無い魅力があって、一つ持ってしまうと最後、全てのレザーアクセサリーをHERZで統一してしまいたくなること間違いなしです。

SONY 標準ズームレンズ SEL24105G

3月に購入したSONYの標準ズームレンズ『SEL24105G』も間違いなく買ってよかったものに入ります。

これまで標準ズームレンズとして使っていたTAMRONの28-75mmが使い物にならなくなってしまったため半ば仕方なく…という気持ちで買い替えたレンズですが、これまでも広角に4mm・望遠に30mm広がった焦点距離で撮影する写真はこれまでと違う世界を見た気分になります。

これまで標準ズームよりも寄ろうと思うと『Batis 2.8/135』を持ち出す必要があり、良い写真は撮れるものの少し面倒だったのですが、SEL24105Gなら105mm(APS-Cクロップで160mm前後)まで寄れるようになったため、撮りやすさは格段にアップ。

広角端も24mmと標準的になったため、TAMRONのレンズで感じていた「もう少しだけ引きで撮りたい…」という不満も解消。ソニー純正レンズだけあって使い勝手もよく、α7R IIIに耐えうる解像感を表現してくれるレンズです。

重量は少し重くなりましたが、1本のレンズで撮れる写真の幅が広がったので全体としては非常に満足できる買い物でした。24-105mmがあるマウントで良かった…。

MacBook Air M1

去年Intel最終モデルのMacBook Airを購入したばかりですが、上半期はM1チップを搭載したMacBook Airを購入しました。

もともとM1 Macが発表された後に敢えてIntelチップを購入したのは「Apple Siliconに対応するアプリが増えるまではかなり時間がかかるだろう」という予測からだったのですが、フタを開けてみると予想以上に各アプリのApple Silicon対応は早く、2020年末の段階で使っている多くのアプリが対応。

いくつかのアプリでバグは残っているものの、Intel互換システムRosetta 2を使えば未対応のアプリもIntelモデルより高速に動作するなどソフト面での障壁はあっさりクリアしてしまいました。

またファンレス・軽い用途であれば長時間持つバッテリーといったハード面での進化も大きく、実際にIntelモデルからM1モデルに乗り換えた友人から話を聞いたり実機を触る中で「これなら問題なく移行できそう」と感じ、値崩れが進む中で最速のタイミングでIntelモデルを売りぬき、M1チップにチェンジしたというわけ。

実際に自宅でのmacOS環境、外出先でのモバイルマシンとして2ヶ月ほど使い倒していますが、1年使わなかったIntelモデルよりも体感で1.5倍近くバッテリーの持ちは良く、アプリの動作も快適。

Intelモデルはメモリ16GBでも動作がカクつくことがありますが、M1モデルはメモリ8GBの「吊るし」モデルでもカクつき無しで動くので、執筆・軽い現像といった作業のみを考えればコストパフォーマンスは良好です。

ソフト面の使い勝手はIntelモデルと変わらず、反面ハードのスペックアップが際立っているため、非常に満足しています。

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グラフィックボード RTX 3060 Ti

年始に購入した『RTX 3060 Ti』は買ってよかったというよりも「買えてよかった」製品でしょう。

半導体不足やマイニング需要からグラフィックボードは2020年中旬以降から品不足・価格上昇が続いていて、一部のハイエンドモデルやマイニング対策を施したモデルのみが売れ残り、その値段も初期の1.5~2倍になっている、いわば地獄のような状態。

そんな中、品不足が深刻化する直前の2020年末・21年始に「RTX 3060 Tiが入荷した」という情報を聞き、なんとか当時の定価で入手できたのが、今回選んだASUSのROGモデル『ROG-STRIX-RTX3060TI-O8G-GAMING』です。

GTX 1070をこれまで使っていて大きな不満はなかったのですが、GPUの世代がRTX 30xxシリーズの登場で2世代前になったことや、今後長期的にWindowsをメインマシンにするにあたって買い替えは避けられないと踏んでいたため買い替え。

このタイミング以降、初値の72,000円という価格で同モデルの在庫を見ることはなくなり、現在は下位モデルの『RTX 3060』搭載ボードですら80,000円を超える状態になっているため、結果的にこれ以上ない良タイミングで購入することが出来ました。

自作デスクの天板

上半期も多くのガジェット・モノを買いましたが、触れる時間という観点から一番満足しているのは、5月末に購入した自作デスク用の天板です。

もともと引っ越しのタイミングで「かなでもの」から発売されている天板を購入しデスク環境を作っていたのですが、いざ天板を開けてみると想像していた色よりも赤みがかっている・光沢が強いところなどが目についてしまいました。

もちろん購入したばかりなのでしばらくは我慢して使っていたのですが、次第に購入した当初のデスク幅では足りなくなってきたこともあり、なにかのきっかけがあれば買い換えようと決意。ちょうどよいタイミングでFlexiSpotから最新のスタンディングデスク『E7』のレビュー依頼をいただいたことで、天板もろともデスク環境を一新することにしました。

前回のデスクが狭いという反省点を生かして大きな170×70cm、落ち着いたブラウン色を求めて初めてのデスクDIYで使用した「ダークウォルナット」のワトコオイルではなく「ナチュラル」を使って塗装したところ、結果的に一番の仕上がりに。

組み上がってから2ヶ月以上毎日このデスクに向かって作業していますが、これほどまでに満足できるサイズとカラーリングの組み合わせはこれまでのデスク環境で体験したことがなく、年間ベストバイでも上位に入るであろう出来です。

既製品でもここまで自分のスイートスポットにマッチする天板は中々無いと思うので、これから長い間使っていけたらなと思っています。

下半期も自分の生活をもっと充実させたい

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2021年の上半期はどちらかというと不安やストレスをモノに変えるという形で色々なモノを購入してきましたが、振り返ってみると結果として自分の生活が充実するようなモノが多く、あまり失敗した買い物は有りませんでした。

仕事や新たな生活スタイルに慣れた下半期も、これまでと同様に自分の生活が充実するモノをたくさん買い揃えて、生産的かつ豊かな生活にしていきたいですね。

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