昨年の初冬から人生初のひとり暮らしをしているのですが、つい先日初の地震を体験しました。
幸いにも被害は無かったものの、誰かと同じ空間にいる時の地震と1人のそれとは感覚が別物で、これは災害があったときは大変だな…と実感することに。出来るところから対策していかないとと考えていたところ、人生で1回も「防災リュック」を用意したことがないことに気が付きました。
何かあったら自分でなんとかしないといけないし、早めに用意しておくに越したことはないと思って色々グッズを買ったり家のモノを移したりしたので、今回は防災リュック用に買ったもの・持っているもので入れたものを紹介していきます。
目次
防災リュックは大容量+防水が大事
「防災リュック」という言葉から最低限の用品を入れた小さいリュックを想像していたのですが、相談した友人数人からは防水でそこそこ大きいリュックが良いという話を聞きました。
普段から使うわけではないので、予算は抑えめ・デザインは気にしない・容量25L以上くらいという条件でAmazonをザッピングしていた中で見つけたのが、上にリンクを貼っているVILOCYのリュックです。防水素材に止水ファスナーで浸水の心配もなく、容量に合わせて大きさを調節できるので使い勝手も良さそう。
身体を守る常備薬は必携
非常時はストレスが溜まって体調を崩しがちなので、普段から服用している常備薬の類は1週間分程度ストックしておくことにしました。
僕は肩・首凝りからくる頭痛とお腹のガス溜まりがよく起きるのでロキソニンとガスピタン、それとお腹を下したときの対処として下痢止めも購入しました。ここは自身の症状によって色々用意しておくと良いでしょうね。
絆創膏はバリエーションと枚数多めに用意
どんな程度の怪我をするか分からないので、絆創膏は大きさ・特性などのバリエーションを幅広く、枚数目も多めに購入しました。これだけあれば十分でしょ…。
乾電池はアダプタもセットで買うと無駄がない
普段あまり使うことの少ない乾電池ですが、非常時だと懐中電灯のエネルギー源にしたりスマホの充電に使えたりもします。
自宅でエネループを多用してるのでいくつか流用しても良かったのですが、いざというときに充電がないと詰んでしまうのでAmazonベーシックで20本セットを買いました。
ついでに単3電池を単1・単2に変換できるスペーサーも調達。これがあれば対応する電池を持ってなくてもなんとかなりますからね(容量的な問題はありますが)。
全サイズの乾電池が使えるLED懐中電灯
非常時はスマートフォンは極力連絡用にバッテリーを残しておきたいので、この機会にLED懐中電灯を買いました。単1から単4までのどの電池でも使えるタイプで汎用性が高いのが特徴。
ただし先日の地震以降在庫が枯れ果ててしまっているので、急いでいる場合は下の単3・単4のいずれかが使えるタイプの懐中電灯が良さそうです。
折り畳めるウォーターバッ
給水タンクから飲料水を貰うかもということを想定して、5Lのウォーターバッグも調達しました。
ビニール製で使わない時は折りたたんでリュックに収納できるため、普段はそこまでスペースを取らない・荷物にならないのが良いですね。
床・地面で寝ることになってもなんとかなりそうなネックピロー
以前台風の接近で避難所生活をした際、ストレスも影響していたでしょうが硬い床・地面に頭を預けて寝るのがとてもしんどかったので、今回ネックピローも購入してみました。
コンパクトにまとまるように空気式を選んでいて、非常時でなくとも旅行の際などに使えそう。
ガジェット充電用のグッズをいくつか備蓄品から移動
一般的な防災グッズは一式購入したのですが、ガジェット類に関しては新たに購入することはせずに手持ちのストックから移す形で対応しました。具体的に用意したのは
- USB Type-C to Lightningケーブル×2 (90cm、180cm)
- USB Type-C to Type-Cケーブル×2 (90cm、180cm)
- USB Type-A to microUSBケーブル
- Baseus 65W USB充電器
- 20,000mAh前後のモバイルバッテリー
で、大容量モバイルバッテリーで非常時の充電を確保しつつ、避難生活においてはUSB充電器を使えるようにしています。
180cmの長いケーブルを用意しているのはリュックに入れたバッテリーから手元のスマホまで届くようにというのが理由です。
とりあえずなんとかなりそうなリュックが完成
こんな感じで、今回は非常時に備えて防災リュックを用意したので、実際に購入したもの・詰めたものたちを紹介しました。
肝心な非常用の飲食物を用意していないなど防災リュックとしてはもう少し改善の余地があるのですが、まずは「リュックを用意する」という行動自体が大事だなと感じました。必要なものを書き出すタイミングで家に足りないものなども分かりますしね。
最近は電力不足で停電が~と言われたりしていますし、地震・火災などの災害時に限らず必要な場面が増えてくるかな?と思うので、こういう機会に思い切って用意しておくと良さそうですね。