ここ2年ほど『VALORANT』というゲームにハマっていて、引っ越しを期にVALORANTを快適にプレイするために組んだゲーミングPCを組んだりしました。購入早々、相性問題が原因でグラフィックボードとメモリを組み上げ早々入れ替えることになったりもしましたが、それ以降は比較的まともに動いていました。
しかし、2ヶ月ほど前くらいから前触れもなく突然有線LAN・無線LANが1~5分ほど切断されるという事象が発生するように。これが普通のPCなら良いですが(良くはない)、ネットゲームをプレイするPC環境として考えると致命傷。
UEFIリセットやWindowsの再インストールを何度しても原因の解決に至らなかったので、マザーボードをASUSの『ROG STRIX B550-I GAMING』に入れ替えることにしました。もう1台くらいパソコン組めるくらいお金かかってる気がする…。
最初からこれにすれば良かった『ROG STRIX B550-I GAMING』
というわけで購入した、ASUSのマザーボード『ROG STRIX B550-I GAMING』。使っているケースがMini-ITXサイズ対応の『NR200』なので、それに収まるようにコンパクトなマザーボードにした形です。
ROG STRIXを選んだ理由は、かっこよくてメインPCでも使っているから。これまで使っていた『AORUS PRO AX』はROG STRIXよりも安価でインターフェースも充実していましたが、前触れもなくネットワーク周りが死んでしまうのは論外でしょう。
もしかしたら最初からROG STRIXを買っておけばグラフィックボードもメモリも買い換えずに済んだのでは…?と思ったりもしますが、仮に正しいとするとあまりに金銭的損害が大きいので考えるのをやめました。
Mini-ITX規格のB550マザーボードでは珍しく、フロントUSB 3.2 Gen 2(USB Type-C)ヘッダーを搭載しています。
NR200のフロントにはUSB Type-Cポートが無いので使う機会こそありませんが、フロントType-Cヘッダーが欲しい人はASRockの『B550 Phantom Gaming-ITX/ax』との2択になりますね。
M.2 SSD用のヒートシンクが大きくてしっかり冷却してくれそう。
インターフェースは
- HDMI
- DisplayPort
- USB 2.0 Type-A × 1
- USB 2.0 Type-C × 1
- USB 3.2 Gen2 Type-A × 3
- USB 3.2 Gen2 Type-C × 1
- Wi-Fi 6・Bluetooth対応アンテナ
- オーディオポート
- 2.5G対応LANポート
といった感じ。USBポートが少ないのは有線で繋ぐ機器が多いゲーミングPC用としては少し面倒ですが、Wi-Fi・Bluetoothアンテナがビルトインされていたりと全体的な使い勝手は悪くありません。
さっそくこれまでのゲーミングPCを分解してマザーボードを入れ替えていきます。CPUは最近3万円を切るようになってきた『Ryzen 5 5600X』。
メモリはネイティブで3,200MHz駆動するCrucialの『CT2K16G4DFD832A』。無理なオーバークロックが不要なので安定性は問題ないですね。
ストレージはWD BlackのM.2 SSD『SN750』の500GBモデルのみ。VALORANTしかしないので今のところ困ってませんが、ゆくゆくは1TBくらいに増設したいところ。
配線類を大きく入れ替えるわけではないので、換装自体は撮影しながらでも1時間ほどで終わりました。
ちょうど良い機会だったので、このタイミングでCPUファン・ケースファンを『TOUGHFAN 12』で統一。静音性もグッとアップしてさらに快適になりました。
まとめ
こんな感じで、今回はマザーボードをASUSの『ROG STRIX B550-I GAMING』に買い替えた理由と換装の模様を紹介してみました。
換装してから1ヶ月半くらい普通にゲームしてますが、これまでのようにいきなりインターネット接続が切れてしまうことはなく(当たり前ですが)快適。管理ソフトウェアもメインPCで慣れ親しんだASUSの『AI Suite』が使えるので、本当に初めからこれを買っておけばよかったと思うばかり。
PCがもう1台組めるくらいのお金がかかってしまいましたが、ともかくこれでやっとゲーミングPC周りも落ち着いたような感じ。当初の目的だったVALORANTも快適にプレイできているので、組んでよかったですね。