iPhone 7 Plusの頃からiPhoneには純正のレザーケースを使い続けています。
レザーの経年変化を楽しめるからという理由で使い始めてはや6年、つい数日前まで使っていたiPhone 13 miniでも『ゴールデンブラウン』というカラーの純正ケースを装着していました。いわゆるブラウン系のカラーで、長年ラインナップされていた『サドルブラウン』の後継色にあたります。
iPhone 13 miniと同タイミングで使い始めてちょうど1年ほど経ったので、1年間でどれくらい経年変化が進んだのかを紹介します。「レザーケースを長期間使うとどうなるか気になる」といった人はぜひ参考にどうぞ。
これまでの『ゴールデンブラウン』ケースの定点観測は以下のリンクからどうぞ。
レザーの色落ちは進み、ケースのフレームが割れた
こちらが1年間使い続けたゴールデンブラウンのレザーケース。レビューなどで一時的に別のケースにすることはありましたが、iPhone 13 miniを使っていたうちの99%はこのケースを装着していました。
ひと目見ても分かるようにケースの側面を中心に色落ちが進んでいて、購入当時の黄色みがかったブラウンと比べると相当くすんだ色になりました。
人差し指を置くことが多かった部分は周辺と比べても色落ちが1段階早く進んでいます。
側面や底面の角はブラウンというより黒に近いレベルで色落ちしています。
フレーム部分の色落ちは経年変化というよりも経年劣化に近いレベル。5ヶ月使った時点でのレビューでも書いたように、iPhone 11向けのレザーケースからクオリティが落ちているのか経年変化の仕方がかなり汚くなってしまいました。
この1年間で頻繁にケースを脱着することはなかったのですが、使っている間にサイドボタン上部が割れてしまいました。
レザーケースはポリカーボネイトケースの上にレザーシートを貼り付けていてケース自体の耐久性はそれなりにありそうなんですが、こんなところ割れるですね…。ケースのインナーが割れるなんて初めてなのでびっくり。
まとめ: ブラウン系カラーは色落ちが深刻。しばらく買わない
こんな感じで、今回はAppleが発売しているiPhone向け純正レザーケースの『ゴールデンブラウン』カラーを1年使った様子をまとめてみました。
iPhone 12 Pro Max用のケースを使っていた2年前から薄々感じていたことですが、やはりここ数年のレザーケース(特にブラウン系カラー)のクオリティは明らかに落ちてきています。
経年変化も部分的にしか起こらないですし、変化の仕方ももはや「色落ち」に近いレベル。iPhone Xsでブラウンのケースを使っていた頃は凄く綺麗に経年変化していただけに、ここ数年のレザーの品質は残念です。
ちなみにiPhone 14シリーズ向けのレザーケースでは暗いブラウン系カラーの『アンバー』がラインナップされていますが、実物を見たところかなり赤味が強めで想像していたような色ではありませんでした。
というわけで、iPhone 14 Proに着けるレザーケースは『ミッドナイト』という黒系カラーを初めて購入。こちらも追ってレビュー・定点観測記事を公開する予定ですのでお楽しみに。