
薄型・軽量なケースを販売していることでおなじみPITAKAから、今年もiPhone 17シリーズ向けにアクセサリーシリーズが登場しました。例年は薄型軽量ケース・耐衝撃ケースの2種展開でしたが、今年は新たに1種類増え、全部で3種類のラインナップが展開されています。
今回その3種類をすべてご提供いただき数カ月使ってみたので、それぞれのケースについて紹介していきます。
※この記事はPITAKAの提供でお送りします。レビューにあたっては各製品サンプルをご提供いただいていますが、記事内容には関与していません。
目次
iPhone 17向けに3種類のケースが登場!

今回iPhone 17 Pro向けに発売されたのは
- 薄型軽量の『Edge Case』(旧: Ultra-Slim Case)
- 耐衝撃に優れた『Cairn Case』(旧: ProGuardケース)
- 新素材採用で洗練されたデザインの『Cairn Case』(旧: ProGuardケース)
の全3種類。PITAKAの創業10周年にあわせて名称が変更されましたが、今回は旧パッケージのものを提供いただいています。
PITAKAおなじみの薄型軽量ケース『Edge Case』

まず紹介するのは、薄型軽量に特化したアラミド素材のケース『Edge Case』(旧: Ultra-Slim Case)。PITAKAからは例年発売されているおなじみのケースで、とにかく薄くて軽い点が特徴です。
カラーは
- 600D 黒/グレーツイル柄
- 1500D 黒/ブルーツイル柄
- Sunset(サンセット)
- Moonrise(ムーンライズ)
の4色と、季節に応じた限定カラーの展開になっています。

最薄部0.88mmとかなり薄く、重量も実測値で18.3gと軽量。
ケースを着けていてもケースを着けているか心配になってしまうレベルですが、これでも最低限の耐衝撃性能を備えているんだから驚きです。

アラミド繊維を贅沢に使ったケースですが、背面のカメラモジュール部分は金属パーツで保護されています。うっかりカメラリングなどが傷ついてしまう心配がないのが良いですよね。

もちろんケース内部にはMagSafeパターンのマグネットも搭載。磁力もかなり強いので、裸の状態のiPhoneよりも安定してMagSafeアクセサリーが使えそうです。

iPhone 17 Proに装着してみるとこんな感じで、Sunsetのカラーパターンが目を引きます。
ケース表面には軽い滑り止めコーティングが施されているので、薄型ケースでよくある「表面がサラサラで滑らせて落としてしまう」みたいなことはなく快適です。

カメラコントロールボタンについては静電容量式のボタンが埋め込まれている反面、サイドボタン・音量ボタン・アクションボタン周りは少し余裕を持ってくり抜かれています。
iPhone 17 Proシリーズはアルミフレームを採用した影響で、iPhone 15 Pro・16 Proシリーズと比べて側面が傷つきやすくなってしまったため、個人的にはちょっとした隙間で傷がついてしまわないか少し気を遣ってしまいます。
ただし、こればかりは薄さ・軽さとのトレードオフになってくるポイントですし、できる限りiPhoneを裸に近い状態で使いたい人にはこれまでと同様におすすめできる一品です。
TPUフレーム採用で耐衝撃性に優れた『Cairn Case』

続いて紹介するのは、iPhone 17シリーズに合わせて新発売となった『Cairn Case』(旧: ProGuardケース)。
米軍MIL規格に準拠し、高さ約1.2mからの落下試験をクリアした耐衝撃性能に優れたケースです。
カラーは
- 600D 黒/グレーツイル柄
- Sunset(サンセット)
- Moonrise(ムーンライズ)
の3色展開です。

Cairn Caseはケース四隅に独自のアーチ型クッション構造を採用していて、角からの落下衝撃を効果的に吸収・分散する設計。一般的な耐衝撃ケースに近い作りというわけですね。
見た目もスタイリッシュというよりゴツゴツした印象で、ミリタリー調の仕上がりになっているなと感じます。これでも厚みは1.5~1.6mm程度なので、持ってみると見た目の割にスリムな印象。

全体的にTPU素材が多用されていて、背面以外はすべてTPUで覆われています。
Edge Caseと違ってボタン類もTPUフレーム越しに操作できるようになっているので、アルミフレームの傷を防ぎたい人はこちらのほうが良いかも。
ちなみにEdge Caseと同様にケース内部にはMagSafeのマグネットパターンが内蔵されていて、MagSafeアクセサリーはこれまで通りに使えます。

こちらもiPhone 17 Proに装着してみました。やはりケース無し・Edge Caseと比べると一回りくらい大きくなっています。

一回り大きくなったことで、四隅のアーチ構造が追加され、耐衝撃性が大幅にアップしているのがCairn Caseのメリット。
とにかくiPhoneを傷つけずに使いたい・iPhoneをよく落としてしまう人に最適なケースです。
独自素材採用でシームレスデザインが美しい『Summa Case』

最後に紹介するのが、iPhone 16シリーズ用から続けての登場になる『Summa Case』(旧: UltraGuardケース)。
こちらは保護性能とデザインを両立したケースになっていて、個人的にも一番お気に入りの一品になっています。
カラーはCairn Caseと同様に
- 600D 黒/グレーツイル柄
- Sunset(サンセット)
- Moonrise(ムーンライズ)
の3色展開です。

このケースの特徴はなんといっても表面素材で、鯱の皮膚構造に着想を得たという独自開発の「鯱樹脂(Orca Resin)」をアラミド繊維と融合した二層構造を採用しています。
これまでと比べて2倍の強度と耐衝撃性能2倍を実現しているとのことで、単純な耐衝撃性能であれば1つ上で紹介した『Cairn Case』を超えるのだとか。

ケース自体はTPU素材とアラミド繊維(+鯱樹脂)を組み合わせた作りですが、アラミド繊維とTPUと継ぎ目がシームレスになっていて、触っていても違和感がまったくありません。
側面のボタン類は金属調のカバーで覆われているので、本体の傷を気にしなくて済むだけでなく押し心地もなかなか良好。

カメラコントロール部分は、iPhoneのカメラコントロールボタンやApple純正ケースなどに採用されているサファイアクリスタルを使用したカバーが採用されています。
iPhoneのカメラコントロールボタンとほぼ同じ感度でクリック・スライドができるので、カメラコントロールボタンを多用する人であればケースを着けている状態でも違和感なく操作できそうです。
まとめ

こんな感じで、今回はPITAKAから発売されているiPhone 17 Pro向けケース『Edge Case』『Cairn Case』『Summa Case』の3種類を紹介しました。
どのケースも明確な特徴があるので、iPhoneケースに求めるものによって選び先が自然と決まりそう。
- 保護性能よりも薄さを取るなら『Edge Case』
- とにかくiPhoneを傷から保護したいなら『Cairn Case』
- スタイリッシュにiPhoneを守りたいなら『Summa Case』
といった感じでケースを選ぶと、求めるものから外れずにちょうど良さそうな印象を受けました。
ちなみに、個人的に気に入ったのは一番最後に紹介した『Summa Case』。薄さを追い求めるのも良いですが、やっぱり落として傷がついてしまったら元も子もないですからね。
なお、PITAKAの公式サイトでは2026年1月4日までの間、今回紹介した3製品を含んだ人気商品が特価販売される「PITAKA 10周年感謝祭」が開催されているので、気になった人はぜひチェックしてみてください。
