Appleから販売されている「Apple Thunderbolt to Gigabit Eathernet Adapter」を購入、速度の比較を行なってみました。
このEthernet AdapterとApple USB Ethernet Adapterにはいくつか違いがあり、大きな点としては
・USBで接続するかThunderboltで接続するか
・最大速度の違い
などがあります。
オーバービュー:Apple特有の美しいボディ
外箱を開けると、
・接続方法マニュアル
・取り扱いマニュアル
・Apple特別1年保証に関する書類
・本体
が入っています。
アダプタの大きな部分にはLANケーブルをつなぐ部分があります。LANケーブルを抜く際は、かなり力を入れないと抜けないので注意が必要です。
そしてこちらがThunderbolt端子。端子自体はMini Display Portと互換性がありますが、この製品はThunderbolt端子専用になっています。
手持ちのiPhone 4と大きさを比べるとこんな感じになっていて、iPhone 4よりも1、2cm程度長いです。
Ethernet接続側と、iPhone 4の厚みを比べて見ました。3mmほどアダプタ部が厚いです。
僕の所有するMacBook Air(Mid 2011)に接続してみました。前述したUSBタイプのアダプタよりも幾分かケーブル長が短いため、LANケーブルとの距離によっては注意が必要です。
検証:小さい中に詰まった驚きの性能
早速、このアダプタを使用して、内蔵無線LANと速度の比較をしてみます。僕のインターネット環境はフレッツ光、無線LANルータはB社製品です。
まず、USENスピードテストを使用して、通信速度を比較しました。
結果は、
・無線LAN:28.806Mbps
・Ethernet Adapter接続有線LAN:75.582Mbps
と、アダプタを使用した場合と未使用の場合で3倍以上の差がありました。
次に、上りの速度を測定出来るBNRスピードテストで、アップロード速度を測定しました。
こちらの結果も、
・無線LAN:30.53Mbps
・Ethernet Adapter接続有線LAN:72.64Mbps
と、二倍以上の差がありました。
自宅に有線LANがあり、外ではiPhoneのテザリングや公衆無線LANを使用するという方で、Thunderbolt搭載Macをお持ちの方は、一つ持っていてもいいかもしれません。
Apple USB Ethernet アダプタ – Apple Store (Japan)
安価でどのMacにも使えるUSBタイプ
Thunderbolt – ギガビットEthernetアダプタ – Apple Store (Japan)
高速な速度が得られるThunderdoltタイプ