アラームをかけずに自然と目が覚める朝。珈琲を口に含んで、まだ誰も起きていない静かな空間で、仕事だったりやりたかったことを黙々と進めるーーー。
誰しもが憧れるこのような朝方の生活。
でも、「アラームをかけずに目がさめる」というのがとても難しくて。僕らは寝ていられるならいつまでも寝ていたいし、そんな僕らがアラームをかけずに寝てしまったら、きっと遅刻だらけになってしまう。
僕は中学2年生のころ「4時に起きて勉強する」という習慣があったのですが、いつからか当時愛用していたアラームでは起きられないようになっていて、なんとか早起き習慣を取り戻せるように色々なガジェットを探してきました。
そして見つけたのが今回紹介する「Mornin’」というガジェット。これ本当に使ってよかったのでおすすめです。
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B079MBX4BD” title=”めざましカーテン mornin’ plus(モーニンプラス) スマホ連動型カーテン自動開閉機 太陽の光でスッキリ目覚…” search=”めざましカーテン mornin’ plus(モーニンプラス)”]
目次
Mornin’とは
好きな時間に太陽光で起きる
音から光で起きる体験へ、めざましカーテン
というコピーが特徴のMornin’。カーテンの間に設置し、アプリ側で動作設定をすることで設定時刻になるとMornin’自身が動作、カーテンを開け閉めします。
アプリとの連携はBluetoothを通じて行います。インターネットを通じて動作するものではないため、AppleのHomeKitのように外出先からカーテンを開け閉めするといったことは出来ません。ですがアプリで行った設定はMornin’側に保存されるため、外にいても設定した時刻になるとMornin’はしっかりと動作してくれます。
開封
実際にMornin’を開封していきましょう。
原寸大のMornin’が印刷された箱の中には、本体と簡単な説明書が同梱されています。本体のサイズは18歳の平均より小さい僕でも手のひらに収まるサイズ。比較的小型のデバイスと言えます。
写真下部に見える丸い突起物2つはカーテンレールを動くための車輪。Mornin’はデバイスの制約から以下の条件を満たすカーテンにのみ対応しているので、購入前に一度計測する必要がありそうです(画像はAmazonの販売ページより引用)。
カーテンに取り付ける
開封を終えたところで、カーテンにMornin’を取り付け設定を行っていきます。設定には先ほど紹介した通り、iPhoneとAndroidに用意されている専用のクライアントアプリを使用します。
アプリを開くとチュートリアルが始まります。この画面に達したところで一度アプリを離れMornin’側に戻ります。
Mornin’中央のボタンはBluetooth接続のボタンになっているため、押し込んでしばらくするとアプリを起動しているスマートフォンと自動的に接続されます。
カーテンレールに取り付けていきます。デバイスの原理上カーテンを開け閉めできる位置に設置する必要があります。そのためMornin’をカーテンの先端から数えて1つ目と2つ目のフックの間に設置していきます。
設定を進めると画像のように設置するよう要求してくるので、Bluetooth接続時に使用した真ん中のボタンを押します。すると下に掲載したGIFアニメーションのように車輪が回転し、横一直線になります。
そして車輪を動かした状態で、カーテンレールに取り付けます。
うまく装着できれば、ボタンを戻してもレールからは落ちないはずです。
Mornin’の設置が済んだところで、設置のために外した1つ目のカーテンフックを元に戻します。これで作業は完了。次にアプリ側での動作設定になります。
アプリ側での設定
設置チュートリアルに使用したクライアントアプリで、動作自体の設定も行なっていきます。
まず基本となるMornin’の個体に対する設定。ここでは複数設置の際に便利な名称設定をはじめ、開く向き、動作時間、動作パワーを設定することが可能です。
動作時間と動作パワーについて細かく解説すると
- 動作時間: Mornin’がどれくらいの長さ動作するか(5秒単位で設定可能)
- 動作パワー: Mornin’がどれくらいのパワーで動作するか(7段階で設定可能)
といったところ。各家庭によって開け閉めしたい距離やカーテン自身の重量は異なるため、この辺りはご自身で試行錯誤して設定を見極める必要がありそうです。
こちらがメイン機能となるアラーム設定の画面。先ほどの個体設定を元に、時間や曜日を指定して開け閉めの動作を実行できます。僕は朝6時半にカーテンを開け、夕方6時に閉めるように2つタイマーを設定しました。
手動で開け閉めできない解決策としてのリモコン
ここまでメリットばかりを紹介してきたMornin’ですが、もちろんデメリットも存在します。唯一と言ってもいいそのデメリットは「カーテンを手動で開け閉めできなくなる」という点。
Mornin’は自身が動作するためにゴムタイヤとモーターを使用しているので、手動でカーテンを開け閉めしようとしてもゴムタイヤが大きな抵抗となってしまうのです。
そのデメリットを解決するための策として、アプリにはリモコン機能が備わっています。
動作は個体設定に依存するためにどうしても時間がかかってしまいます。しかしリモコン操作限定のハイスピードモードを活用することで、通常時より多少早く開け閉めすることが可能です。といっても、大抵の場合タイマーが動作する場合、活用機会は少ないかもしれません。
1週間使用してみて
ここまで初期設定からアプリの使い方までをご紹介してきましたが、皆さんが気になるのは「使ってみてどうなのか?」という点に尽きるのではないでしょうか。実際に1週間使用してみての所感をまとめました。
陽の光効果は抜群
当然のことではあるのですが、朝に太陽の光で目が覚めるというのは最高に気持ちがいいです。
僕の部屋のカーテンはダークブラウン系の色かつ遮光タイプだったので、就寝時は暗くて寝やすいのですが反面、朝でも光が入らない部屋になっていました。Mornin’を導入したことで寝やすく、起きやすい部屋になったのは生活面でも大きくプラスになりました。
動作音が結構うるさい
モーター駆動ということで仕方がない部分ではありますが、動作音がそこそこうるさいです。「陽の光でアラーム要らず」にはなっているのですが、実際は陽の光とMornin’の動作音で目が覚めるといったところ。もう少し動作音が小さいといいなあと感じました。
2度寝はする
そしてこれは僕だけの話かもしれませんが、陽の光や動作音で目が覚めたとしても寝るときは寝ます。布団から出る勇気と努力は別途必要です。
目覚ましとしてアリか?
あくまで1週間使用した中での回答ですが、僕個人としては「超アリ」だと思います。やはりアラームの鬱陶しさを感じることなく目を覚ますことができるのは精神衛生上とても気分がいいです。
アラームにイライラしながら目を覚ましているそこのあなた、理想の目覚め方はきっとここにありますよ。ぜひチェックしてみてください!