てんび〜(@_tenbi)です。
今年の3月に高校を卒業し、4月から都内にある大学に在籍しています。
「人生の夏休み」とも呼ばれる大学生になって1ヶ月が経ったので、所感をまとめました。
目次
偏差値=常識の有無、ではない
一気に結論を言ってしまうと、一般常識のない人が多いなあという印象を受けました。
「大学選びを間違えた」というわけではないんです。立地や環境、研究できる内容、研究室など、僕が興味を持っている分野を専攻できる大学としては非常にレベルの高い大学に入学したつもりです。もちろんこの大学に入学するまでには紆余曲折ありましたが、結果的にとても満足しています。
しかし、入学から1ヶ月で「まさかこんなところで…」という部分で不満ができたのも事実です。これが上にも書いた常識面での不満。
だいたいどこの大学にも300人くらい入る大教室や、1000人以上入るホールを使用して行われる講義があると思うのですが、そこでのマナーがありえないくらいなってないんですよ。授業中の私語は当たり前、小さい音で流れてるYoutubeの音声、投影されているスライドを撮るシャッター騒音などなど「本当に大学生なのか?」って思うことが度々。
一番やばいなと思ったのは最前列に陣取っておいて講義中に手紙を回す男子(!?)。「講義中に手紙回すとかいつの中学生だよ…」と呆れながら講義を聞いていました。
あとよく言われているのが大学近くの道路でのマナー。5月末になっても毎日警備員さんが道路に立っていて「一列になって抜かさずに歩いてください」と言ってるんですが、グループ行動してる人たちは平気で横一列で歩いてるんです。駅前でも横一列のまま歩いてるので素直に邪魔です。ちなみに先週は白杖を持っている方が車道を歩く事案が発生しました。
とまあ今実感してるところで一番大きいのは「学生のマナーが著しく悪い」といったところ。最近はサークルにおける飲酒問題で早慶が相次いで取り上げられてることもあって嫌な予感はしてたんですが「偏差値の高い大学=教養がある人たちばかりでない」ということを身にしみて感じました。
いい会社にスカウトされた
バイト探さないとなあ…と重い腰を3割くらい上げたところで、今勤めている会社に採用していただきました。これは奇跡ともいうべき出来事だと感じています。
高校に入学したあたりで興味本位でWantedlyにプロフィールを掲載していたのですが(こちら)、このプロフィールを見た今の社長の目に止まり、そのままデザイナーとしてスカウトをいただいた次第。
ただこれ、いただいた時期が高3の11月という超絶に忙しい時期だったのでスカウトされているを知ったのは受験の終わった3月。Wantedlyを開いて驚愕と同時に好機を逃して絶望しました。
ただ「もしかしたら…!」というダメ元精神でお詫びとコンタクトが取りたい旨を伝えたところ快諾。そこからはオフィス見学と面接を経て採用と、非常にトントン拍子で事が進んでいきました。
大学にバレるとめんどくさそうという理由から雇用形態はアルバイトという形にしていただいたんですが、これまでの活動を評価していただいたこともあって非常にありがたい待遇をいただいています。ここで多くを書くことは控えますが、ざっと言っても扶養控除額ギリギリの給与、Mac支給などなど。リモートワーク歓迎の会社なのでサークルや学校の合間を縫って出社するという迷惑をおかけしつつも頑張っていこうと思います。
空きコマでブログは難しい
みなさんも良くご存知のように、大学では空きコマを作ることができます。僕の場合必修や取りたい授業を勘案した結果毎日だいたい1コマずつ空きコマがある状態になっています。大学に入学する前は「空きコマ使ってモリモリブログ書いていくぜ」なんて思ってたんですが、案外これができない。
第一に空きコマによって生み出される時間の問題です。前述したように毎日だいたい1コマの空きがあるんが、これによって生み出される時間は90分。今まで記録してきたブログの執筆時間を遡ると1記事平均が95分と、空きコマ1つだとブログを書くことが難しいんです。
もちろんこの平均時間は何もない状態から画像編集、執筆、投稿、拡散をするまでの合計なので、ネタがあって画像も用意されてる状態であれば40分程度で執筆はできるのですが、なかなかネタを用意しておくことも難しい。
第二に課題の問題です。遊ばずにちゃんと勉強しようと思うと、毎週それなりの量の課題があります。僕の場合リーダーシップ理論を学ぶ少人数授業を受講してるんですが、その課題が4日間で3000字書かせてくるタイプの課題で意外に重い。加えて他授業の課題も何個か抱えている状態なので、先に課題を片付けるとブログを書く時間がなくなるのが実情です。
これらの対策としてはやっぱり書き溜めかなとは感じているんですが、そうすると鮮度の高い記事が送り出せなくなるのがつらいところ。うまいこと時間管理を細分化して隙間時間に執筆するスタイルを確率する必要がありそうです。
学食はそんなに安くない
大学で楽しみだったことの一つに学食がありました。僕の中で「大学の学食はめっちゃ安くてその上美味しい」という勝手なイメージが構築されていたので、どんなものかと期待してたわけです。まあ期待は裏切られたわけですが。
学食の定番といえばカレーライスだと思うんですが、僕の大学はそれが270円と、他の大学と比べて2割ほど高い印象。その上量も少ないし具も溶けてて存在してるのか怪しいしちょっとこれはなあ…といった気持ちになりました。
大学の周りでオープンしているお店も特別安いわけではなく(これは学生の街、というよりも商業地区だから仕方ないことではある)僕は基本的に毎日コンビニでおにぎりを買うかはなまるうどんを食べて生活しています。
大学図書館はめちゃくちゃ綺麗
ここまでだいたい悪いイメージをずっと紹介してきたんですが、もちろんいい意味で裏切られたこともあります。今回は大学図書館がそれで、毎日通い詰めています。
入学してから知ったんですが、大学の図書館は2012年にリニューアルしたばかりということで内装も非常に綺麗。
学校全体に無線LANが導入されているのでネット利用もできるし、全席にコンセントと有線LANが完備されているので、少し重めの作業をすることも可能。
利用申請をすればキャレル席という予備校自習室のようなスペースも利用できるので、まじで毎日活用しています。コワーキングスペース契約しないでよかった。
上の写真は大学院生じゃないと使用できない個別閲覧室という個室なんですが(知らずに一回使ってしまった)こういうスペースがあるのもありがたい点の一つです。
自学のサークルには入るべき
これはどちらかというと反省でもあるんですが、自分の学校のサークルには入っておいた方がいいです。
高校の軽音楽部で結成したバンドを今でもやっていて、その流れで軽音楽のサークルに入ろうとしてたんです。でも僕の学校の軽音サークルって大抵食事会という名の飲み会に参加しないと入れないんですね。
僕、飲み会がすごい嫌い(大学生のノリが嫌い)なんですけど、目星をつけて居たサークルが「ソフトドリンクしか出さないよ」っていう食事会を開催してたんで参加したんです。でもいきなり先輩の一気飲みが始まってもうドン引き。
「これは辞めておこう…」という気持ちになって、先輩が幹事長をしていて早稲田のサークルに入りました。
で、ここまでは良かったんですけど、自分の大学のサークルに入らなかったことでまあ友達ができない。基本的に大学は高校と違ってクラスという概念がないので、サークルに入らないと以下のような場合でしか大学内の友達が出来なくなります。
- 少人数の授業(英語とか)
- ゼミや研究会
- その他の活動(ボランティアとか)
というわけで今のところ僕は少人数リーダーシップ養成講座と英語のクラスメンバーくらいしか友達がいません…。幽霊部員でもいいので絶対サークルには入っておいた方がいいですよ。テスト問題とかもらえるらしいし。
まとめ:大学に期待してはいけない
そんなわけで大学生になって1ヶ月のまとめを書いてきました。重要なのは
- 一般常識ない大学生は多いぞ
- 学食は高いし特別美味しいわけじゃないぞ
- 大学のサークルには入った方がいいぞ
あたり。僕の入ってる学科は秋学期まで学科専門科目が取れないので、今期はイライラで爆発しそうになりながらも頑張っています。
「大学は勉強するところ」と思って入ると僕みたいに期待値と結果の落差にガックリすることが多いのであんまり期待しない方がいいと思いますよ。すごい楽しいですけどね。