8年間も楽しんできた趣味をこのタイミングで失うとは思ってもいませんでした。
先週末、僕のTwitterアカウントであった@_tenbiが「年齢制限」を理由に凍結されてしまいました。ので、今回はそのお話。Twitter日本オフィスに訪問した話や、アカウント凍結が不適切な理由を自分なりにまとめました。これ以上同じ目に合う人が増えないでほしい。
【追記】 2018/07/05
1ヶ月間の格闘の結果、アカウントの凍結が解除されました。1ヶ月間の経緯を全てまとめているので、こちらもぜひ参考にしてください。
今回の流れ
今回のオフィス訪問の流れや、アカウント凍結までの経緯はこのブログのTwitterアカウント・およびブログ記事でも解説しているので、まずはオフィス訪問に関する一連のツイートを見ていただければと思います。
結論から言いますと、現在Twitter日本オフィスに行っても、異議申し立ての文書を作ったり、社員の方と話すことは出来ません。総合受付にある電話からセキュリティの方に事情を話し、週報ベースで「こういう人がオフィスに来訪した」と報告されるだけになります。
— ガジェットTouch! (@gt_info) 2018年5月29日
セキュリティの方に話を伺ったところ、昨年秋〜今年春まで行っていたヒアリングおよび文書作成はすでに終了し、現在はヘルプセンターからの問い合わせのみに対応しているそうです。
— ガジェットTouch! (@gt_info) 2018年5月29日
_tenbiは13歳未満利用についての明確なルールが存在しなかった8年前に父親を代理人として作成したアカウント、という複雑な事情を内包しているため、出来れば身分証のアップロードしか出来ないヘルプセンターではなく、きちんと詳細を説明した上で異議申し立てをしたかったのですが、出来ませんでした
— ガジェットTouch! (@gt_info) 2018年5月29日
僕の環境下では、お問い合わせ後に自動で送られてくるはずのケース番号すら発行されていないのですが、それを以ってしてもオフィスでの個別問い合わせは出来ず、ヘルプセンターから問い合わせしてほしいとの一辺倒でした。問い合わせしても返信が来ないんじゃだめでしょう
— ガジェットTouch! (@gt_info) 2018年5月29日
今回担当してくださったセキュリティの方はおそらく年配の方で、今回のような事情はおそらく把握できていないでしょうが、それを差し置いても「自動返信すら送って来ないヘルプセンターに対して、返信が来るまで問い合わせをするしかない」というのはさすがに酷すぎないでしょうか??
— ガジェットTouch! (@gt_info) 2018年5月29日
…というような感じ。
ツイート・およびお話頂いた内容はともかくとして、事前のアポイントメントを取らずにいきなりTwitter本社に押しかけ、セキュリティの方にご迷惑をおかけしてしまったことについては申し訳無い気持ちでいっぱいです。長々とお時間を頂いてすみませんでした。
で、ここから今回の問題点を整理していきたいのです。
「13歳未満は利用禁止」という現在の規約は遡及適用されないのでは?
先ほどのツイートでも解説していますが、僕が父親を代理人にTwitterを始めた2010年当時、Twitterの利用規約には「13歳未満の利用は禁止」といった類のものは記載されていませんでした(アカウント作成当時の利用規約)。
もちろん、現在の利用規約には「13歳以上でなければTwitterが利用できない」旨は記載されています。
いかなる場合においても、本サービスを利用するためには少なくとも13歳(Periscopeの場合には16歳)以上でなければならないものとします。
ただし、この利用規約は末尾に「溯って適用されることはありません」と明記されているので、2010年当時のルールでTwitterを開設した僕が影響を受けるのはおかしいはずなんです。
本規約は、随時改定される場合があります。改定は溯って適用されることはありません。また、ユーザーと当社の関係を定めた本規約の最新版は常にtwitter.com/tosでご覧になることができます。
なので、あくまで僕の見立てですがTwitterは「アカウント作成年 – アカウントに登録された誕生年 = 13未満の場合、アカウントを自動ロックする」というプログラムを作って自動的にアカウントをロックしているのでは無いかなと思っています。これってどうなのよ…。
問い合わせフォームを送っても自動返信すら来ない
さて、今回の場合「アカウントロック」に該当するので、アカウントロック時に送られてくるメールに記載されているフォームから、ロックの解除を依頼することができます。
フォームはこのような感じで、ロックされたアカウントIDの他に本名・メールアドレス・顔写真付きの身分証明書(アップロード)が必要になります。
問い合わせページの下部にはこのような記載があって、基本的に問い合わせをした場合、すぐに問い合わせ内容の確認とケース番号を記載したメールが自動返信で届くらしいのです。
しかしこれが4日経過しても一切来ない。迷惑メールフォルダを確認したり、メールアドレスが間違ってないかも確認したのですが、迷惑メールにも来てないしメールアドレスは間違ってない。
今回の凍結騒動では同じブロガー仲間のシライ君(旧@gameyuuki)も凍結されているのですが、彼も自動返信を受け取っていないとのことでした。
これを踏まえてセキュリティの方から教えて頂いた方法を考えると、「自動返信が来ないサポートフォームに対して、自動返信が来るまで定期的に同じ内容のお問い合わせをする」必要があります。さすがにおかしくないですかね?
ちなみに
- 他のアカウントから@_tenbiのロックを解除するようにお問い合わせする
- Twitterサポートの公式アカウントにDMしてサポートを受ける
といった方法も考えたのですが、前者は「問題のあるアカウントでのログイン」が必要となっていて、ロックされているアカウントだと先ほどの問い合わせページに飛ばされてしまうので不可。後者も試してみたのですが、DMでのサポート受付は現在止まっているようでで出来ませんでした。
せめてどういう状況なのかだけでも教えてほしい
こういった状況なので、僕は未だに
- どうして8年前に作ったアカウントが「遡及されない」はずの新利用規約によってロックされているのか
- お問い合わせがちゃんと送信出来ているのか
- いつ問い合わせに返信が来るのか
が分からないまま数日を過ごしています。この際、最悪アカウント自体は戻って来なくても仕方ないと思っているので、どうして利用規約を遡及適用されたのかだけでも知りたい…。
Twitterからお仕事を頂いたりすることもあるので、フリーランスとしてはとても厳しい状況です。