メルヘン交差点をめぐるフォトウォークや滝波食堂での海鮮丼など、小樽を満喫した北海道2日目。気がつくと午後3時を過ぎていて、予定ではそろそろ札幌に戻る頃合い。
札幌では特に何かをするつもりはなかったのですが、1つだけ行きたかったのはスープカレーのお店。何回か北海道に行ったことのある父親から「すすきのにある『Yellow』って店が良い」と聞いていたのです。
酸っぱい風味なのか、はたまた辛いのか、なんてことを期待しながら、一路小樽から札幌まで向かったのですが、このYellowは過去2度もPerfumeが訪れた名店でした。今回はそんなスープカレーの店・Yellowについてのお話。
夜のすすきのへ
小樽から札幌へは「快速エアポート」で30分くらい。1日目に小樽へ来た時に見えなかった海が車窓のすぐ向こう側に広がっています。
今回札幌で宿泊したのはANAクラウンプラザホテルというIHGグループ系列のホテル。睡眠改善に力を入れたプログラムが無料で提供されていたりと観光目的で宿泊するには十分でした。
流石に1日動きっぱなしだったので、1時間くらい仮眠を取ってからすすきのへ。テレビでよく見てきたネオンが目の前に広がっていて「ここがすすきのか…」という気持ちになりました。歩いているだけでお水系のキャッチを受けまくるのは本当でした。
次すすきのを訪れたら絶対に来ようと思った「ラーメン横丁」というラーメン店がひしめく通り。平日の夜でもかなり混雑していました。
地下鉄東豊線の豊水すすきの駅から徒歩3分ほどで、今回夜ご飯を食べたスープカレーのお店・Yellowに到着。道路に看板が出ているので比較的わかりやすいはずです。
たぶん手作りだと思われる看板も温かみがあって好きな感じです。
お店に入ると左手はカウンター席・右手にはレコードやパンフレットが置かれたテーブルが並んでいます。
…が、ここでPerfumeファンの僕は、当時リリースされていたPerfumeのレコード(COSMIC EXPROLERを除く)がずらりと並んでいることに気が付いたのでした。
1stのComplete BestからLEVEL3まで揃っていて壮観。
たまらずお店の人に話を聞いてみると、なんとこのお店に過去2回(2008年ごろと2010年ごろらしい)Perfumeが訪れたそうで、その記念でレコードを展示しているのだとか。
当店にも何度かご来店頂いたことのあるPerfumeさんがアナログ出したってことで買わせていただきました!もちろんYellow盤!! #Perfume pic.twitter.com/pEAzS1CEbG
— スープカリーイエロー (@SoupCurryYellow) 2014年5月25日
レコードカラーも黄色にする徹底ぶり…。
Perfumeが居た空間と同じ場所にいて(なんならライブよりもずっと近い)、Perfumeが食べたものとほとんど同じものを食べていると考えると心が躍ります。
初めての来店なうえPerfumeが注文したメニューは流石に覚えていないとのことだったので、今回はベーシックに『野菜チキンカリー』を注文しました。
Yellowは辛さが0〜20まで選べて、注文時に「○番の辛さで」と言って注文するシステム。辛いのが苦手な僕は「中辛レベル」とのことだったので3番で注文したのですが、普通に辛かった…。辛いのが苦手な人は1番か2番にするといいと思います。
味自体はすごく濃厚で美味しかったので大満足です。すすきの周辺でスープカレーを食べる時には第一候補に入るのではないでしょうか。
店舗名 | Yellow |
---|---|
住所 | 札幌市中央区南3条西1丁目12-19エルムビル1F |
電話番号 | 011-242-7333 |
営業時間 | 11:30〜22:00 |
定休日 | 12/31、1/1 |
公式サイト | スープカリーイエロー |
札幌2日目は構造美・ガラスピラミッドへ!
いよいよ北海道旅行も最終日。3日目のこの日は朝から西へ東へ大移動を進めていきます。
まず向かったのは札幌から地下鉄とバスを乗り継いで1時間くらいのところにあるモエレ沼公園。彫刻家のイサム・ノグチが設計したこの公園には、あっと驚く美しい建造物があるのでした。
次回の「ハタチと旅と北海道」はその建造物についてのお話。