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ガラスと鉄骨の造形美。モエレ沼公園のガラスピラミッドが格好良い / ハタチと旅と北海道

昨年11月に初めて訪れた北海道の様子を綴る「ハタチと旅と北海道」もいよいよ終盤戦。

北海道滞在3日目となるこの日は、朝から札幌を北へ南へ大移動。

まず最初に向かったのはblancoo houseで紹介されていた「モエレ沼公園」という大きな施設。なにやらガラス張りの美しい建築物があるそうで、1時間くらい地下鉄・バスを乗り継いで行ってみることにしました。

イサム・ノグチが設計を手がけたモエレ沼公園

かつてゴミ処理場だった敷地の跡に造成されたモエレ沼公園は、有名な彫刻家のイサム・ノグチが基本設計を手がけた公園。

残念ながらイサム・ノグチ本人が完成した公園を見ることはありませんでしたが、2005年に全施設が完成、グランドオープンを迎えました。

基本設計は世界的に著名な彫刻家イサム・ノグチが手がけ、「全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトのもとに造成が進められました。

公園について | モエレ沼公園-イサム・ノグチ設計

今回は時間が無くてガラスのピラミッドにしか行けませんでしたが、ピラミッド以外にも噴水やプレイゾーン、焼却物を積み上げて造成したモエレ山など様々な施設が揃っています。

差し込む光が美しいガラスのピラミッド

今回訪れた「ガラスのピラミッド」は、モエレ沼公園の中心に近い部分に建造されています。

モエレ沼公園には西口・東口と大きく2つの入り口があるのですが、どの入り口から入っても所要時間は変わらなさそう。

この日は残念ながら曇天だったのですが、ピラミッドに使われているガラスがもともと青っぽいものなのでこんな写りになっています。

これが晴天だともっと綺麗に映るんだろうなぁ。

ピラミッドの中は白・グレーを基調としたモノクロームな雰囲気で統一されています。

このシンプルな雰囲気と、ガラスを支える鉄骨がむき出しになっている感じがなんともたまりません。

平日の午前中に訪れたということもあって、同時刻にここを観光していた人は数人程度。おかげさまで存分にピラミッドを堪能しました。

ピラミッド自体は1F・2F・3F・屋上の4フロア構成。エレベーターと階段が用意されているのですが、個人的には内部が透明になっているエレベーターがおすすめ。

ピラミッドの反対側は芝生ゾーンと繋がっていて、ガラス越しに緑を見ることも出来ます。晴れの日なら間違いなく良い景色だろうに、本当曇天なのが悲しかった…。

1時間くらい写真を撮りながらピラミッドを堪能したところで、地下鉄の駅に向かうバスの時間が。今度北海道に来る機会があったらピラミッド以外も見て回りたいなぁ。

モエレ沼公園へのアクセス

モエレ沼公園へは基本的に公共交通機関かタクシーを使ってアクセスするのがおすすめ。

公共交通機関に関しては東豊線の「環状通東駅」「新道東駅」、南北線の「北34条駅」からそれぞれ路線バスが出ているのですが、どれも30分前後の所要時間があるほか、時間帯によってはバスが来ない場合もあるので注意しましょう。

またタクシーの場合はガラスのピラミッド横まで乗り入れることが出来ますが、公園周辺は閑散としているため、変える場合は事前の配車が必須です。

いよいよ終盤。円山公園近く『森彦』で心地よい時間を

2泊3日の北海道旅もいよいよ最終盤。

せっかく北海道に来たんだから、北海道にしかない良い雰囲気の喫茶店に行ってみたい!と思い街ゆく人たちに「おすすめの喫茶店はありますか?」と聞いたところ、多くの人が教えてくれたのが『森彦』という喫茶店。

なんでも古民家を改装してオープンした喫茶店だそうで、入ってみるとその心地よい雰囲気に一気に引き込まれてしまったのでした。

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