ガジェットタッチ

本当は8ヶ月前から欲しかった、FUJIFILMに手を出した。

ソニーのフルサイズミラーレスカメラ『α7R III』を購入してから約8ヶ月。

初めて行った北海道旅行を始め、ほとんど全てのお出かけにα7R IIIを持ち歩くようになり、8ヶ月で撮った写真はのべ6000枚にもなりました。

フルサイズセンサーだから撮れる綺麗な夜景とか、オールドレンズと組み合わせてコンパクトに使える機動力の高さとか、そういうのも全部込みでα7R IIIは最高のカメラだと思います。

拡大できる限界まで拡大ボタン押した経験、もう100回近くあるんじゃないかな。

ただ、人ってとても欲張りな生き物であるのも事実で。どうしてもね、αを買う前に検討していたカメラメーカーのことが忘れられないんですよ。忘れられないの。

今日はそういうお話。

富士フイルムっていいよね。

今でこそα7R IIIを愛用している僕ですが、当時カメラを購入するにあたってもう一つ

悩んだメーカーがありました。それはFUJIFILM。


フジ機だからこそ出せる色味とか、APS-Cサイズのセンサーを搭載したボディならではの取り回しやすさとかそういうのがすごく魅力的で、一時は『X-T3』と『XF16-55mm F2.8』のセット購入を真剣に検討したほどです(最近同じ組み合わせを買った人もいたなぁ…)。

あれこれ考えた末に、その時は「てんび〜は夜景のイメージが強い。だからフルサイズの方がいいのでは?」という意見も参考にしてα7R IIIを購入。

最高スペック機で撮る写真の気持ちよさに魅了されながら、8ヶ月間でたくさん写真を撮りました。

色味、真似したいよね。

フルサイズセンサーの暴力ともいえる写り、とても魅力的です。センサーサイズが大きいから撮れた写真は数知れず。夜桜や夜景では何度も恩恵を受けました。

でもね、やっぱりフジの色味が好きなんですよ僕は。撮って出しで十分な、淡い独特のあの色味が。

あの色味が好きすぎて、一時期はフィルムシミュレーションの一つ「クラシッククローム」を再現したプリセットをベースに現像していたこともあるほど。それくらいあの色味はずるい。

ただし、真似はしょせん真似。教○書につられた人のなかで成功した人が限りなく少ないのと同じように、α7R III(というかLightroom)でフジの色味を再現しようとしたって、打率は1割台。世の中は残酷。

世の中は「買う」か「買わない」の2択だよ

いよいよフジのことが頭から離れられなくなってきたのが6月の頭。どうしよう、どうしよう…って思ってたのですが、ここで1つ思い浮かんだことがあるんです。

それは「世の中には『買う』か『買わない』の2択しかない」っていうこと。

何かを買う。当然それにはお金がかかるのですが、その払ったお金と引き換えに欲しかったものを確実に得ることができます。

でも「買わない」という選択は何も生み出さないし何も得られませんよね。お金はかからないけど、欲しかったものがレジ越しにある時のあのワクワク感とか、初めて箱を開けピカピカの本体が目の前にある喜びとか、そういうもの全部得られません。0ですよ。

そのくせして「手に入れられない」「欲しい」と物欲が悲鳴を上げて、毎日ストレスで寝られなくなったり、「試すだけだから!」と言って週2回家電量販店に足を運んだり。これってもはやマイナス。

生きてるだけでマイナスって辛いですよね。その気持ち分かります。

買わない理由が値段なら買うんだ

さあいよいよ抑えられなくなってきたのが物欲です。「物欲は買うことでしか抑えられない」ので、ここまできたらもう買うしかないんです。

ただ困ったのが、財政的な問題。去年の11月にα7R IIIとTAMRONの標準ズームレンズを買い、今年の3月に『16-35mm F4』を買った今の僕には『X-T3』と『XF16-55mm F2.8』を買うお金なんてありません。

一瞬だけ売却することも考えましたが、資産なので5年は保有しないといけないし、何より「フルサイズだから撮れる写真」を逃したくない。大は小を兼ねるし、何事も大きい方がいいんですよ(身長は小さいけど)。


6月某日、家電量販店には「試すだけだから!」と言って3度目の来訪を果たす僕の姿がいました。

富士フイルムコーナーに鎮座するのは、今年3月に発売された小型ミラーレス一眼『X-T30』。『X-T3』と同じセンサー・画像処理エンジンを搭載しながらも小型化・低価格化を実現した素晴らしいカメラです。

ふとカメラの横に視線を向けると、そこには「X-T30 デビューキャンペーン」の文字が。期間は明日まで。対象レンズには僕の気になっていた単焦点レンズ「XF35mm F1.4』の文字が。

ーーーー「これ、限界まで値段頑張ったらいくらになりますか?」

もろもろの設定を済ませ、フィルムシミュレーションを設定し、EVF越しに見たその風景は、ずっと真似していたあの富士フイルムの色味でした。

フルサイズはα7R III、APS-CはX-T30。どっちも大切なカメラです。これからよろしくね。

この記事の写真は全て『X-T30』と『XF35mm F1.4 R』で撮影しています。

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