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カードサイズで100WのUSB PD出力対応の充電器『HyperJuice』が到着!早速試してみたレビュー

複数デバイスの充電に対応した充電器はいくつあっても困るものではないですが、カードサイズで最大100WのUSB PD出力に対応した『HyperJuice』がKickstarterで出資募集していたので、衝動的に買ってしまいました…。

すでに国内で届いている人もいますが、今日僕の手元にも届いたので早速試してみた感想をまとめておきます。

カードサイズの充電器『HyperJuice』について

今回紹介する『HyperJuice』は、MacやiPhone用充電器を多数販売しているHyperから発売された、Kickstarter発のプロダクト。出資金額は最終的に220万ドル(日本円で2億円超!)を超え、最も出資金を集めた充電器プロジェクトにもなりました。

なんといっても注目すべきは、GaN(窒化ガリウム)を採用したことで、クレカなどのカード類とほぼ同じサイズながらUSB PDで最大100W出力を実現している点。今までのマルチポート充電器は最大でも65W程度のモノが多かったので、このサイズでこの出力を実現したのは本当にやばい…。

100W出力対応の『HyperJuice』をチェック

こちらが本日手元に届いた『HyperJuice』。外装には「100W充電対応!」「最も成功した充電器プロジェクト!」等の謳い文句。

付属品はHyperJuice本体の他、世界各国で使用するための変換プラグが3種類。

プラグは折り畳み式なので、使わない時は収納しておけます。充電器によっては折りたためなくてヒヤヒヤしながら持ち運ぶこともあるので、こうやって折り畳めるのは超ありがたいですね。

変換プラグを装着する場合は、本体付属のプラグを収納した上で装着します。これもなかなかスマートで良い感じです。

搭載されているポート類。上から

  • USB Type-Cポート×2(合計で100W出力)
  • USB Type-Aポート×2(合計で18W出力)

の4端子搭載されています。

クレカとほぼ同サイズはコンパクトすぎて心配になるレベル

HyperJuiceの最大の特徴はなんといってもそのサイズ。GaN(窒化ガリウム)を採用したことで高出力とコンパクト化を両立、結果的にクレジットカード等とほとんど同じサイズ(縦横)でUSB PDにおける100W出力を実現しています。

HyperJuiceの上にクレジットカードを重ねてみるとこんな感じ。少しだけHyperJuiceの上部が見えてしまっていますが1cmにも満たないレベル。

今まで使っていたSatechiのトラベルチャージャーと比較するとこんな感じ。こちらもUSB Type-CとType-Aを2つずつ搭載しています。

「サイズ感大して変わらないじゃん!」と思われるかもしれませんが、Satechiのチャージャーは別途電源ケーブルを挿す必要があります。さらにSatechiのチャージャーはUSB Type-Cの出力ワット数が1ポートあたり60W。

ほぼ同じサイズ感で電源ケーブルいらず・100W出力を実現してるHyperJuiceがいかにコンパクトに仕上がっているか分かるんじゃないでしょうか。

最大100W出力で充電できるのは超便利

早速100W出力に対応した13インチのMacBook Proを充電してみました。

初めて「ワット数: 100」を見た...!
初めて「ワット数: 100」を見た…!

「システム情報」アプリから充電器の情報を確認したところ、バッチリ100Wで充電されていました!すごい!!今までの環境ではどれだけ早くても65W充電が上限だったので、これでめちゃくちゃ充電が捗りそう…。

USB Type-C端子はもう1つあるので、11インチのiPad Proも接続してみました。

11インチiPad Proを繋いでいる時は、13インチMacBook Proは65Wで充電されていました。この辺りの出力切り替え(どのデバイスが優先されるのか)はもう少し使ってみないとはっきりしなさそうです。

ちなみに11インチiPad Proを単体で充電した時は、iPad ProのUSB PD規格の上限値である30Wに近い値で充電されましたよ。

まとめ: メインの充電器に昇格決定!

こんな感じで、今日手元に届いたばかりの100W出力対応充電器『HyperJuice』を紹介しました。

USB PD充電器(マルチポート対応)はどうしてもサイズや重量、使い勝手なんかが似たり寄ったりで「どれを選べば一番良いかわからない!」となってしまいがちでしたが、HyperJuiceは小さい・軽い・ワット数多いの三拍子揃った最強のUSB充電器の予感。

すでにKickstarterでのファンディングは終了していますが、Indiegogoでは第2弾のファンディングが開催中。記事執筆時点で残りリターンがかなり少なくなっているので、気になっている人はこの機会にどうぞ。

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