つい数日前に「この状況を受け入れて、身を任せてみるのも大事」というアドバイスをもらってから、不思議と心が軽くなったような気がしている。
この感覚は4月の頭に感じたものととても似ていて、あの時も心が軽くなって、しばらく健康に過ごせていたことを思い出す。
流れに身を任せる。僕がすごく苦手としていることだ。
ガチガチに「やることリスト」を作ってそれをこなすことに中学生の頃から慣れきってしまっていて、どうやって身を任せるか、そのやり方に悩んでしまう。
「この生活」が続いてもうすぐ1ヶ月。いい加減、身の任せ方の1つや2つ思い浮かんでも良い頃だろうけど、毎日を緩やかに過ごしていく中で、自分なりの「楽しさのある任せ方」を見つけたいなと、思う。
2020/04/26のこと
昨日は出来なかった日中の散歩を今日はした。街にはまばらだけど人がいて、この世界が家族・オンラインでつながる友人だけで構成されているわけではないことに気が付く。
普段はあまり買い食いの類はしないのだけれど、1時間くらい歩く散歩中にふと飲むドクターペッパーは凄く美味しい。誰もいない公園で喉を潤す瞬間は堪らない。
ドクターペッパーは母親が好きだった炭酸飲料だ。
絶縁してもうすぐ5年になる。心の奥では心底憎んでいるはずなのに、この状況だから1mmでも心配してしまうのは、やっぱりあの人の一人息子だからなんだろうか。
夕方。どうにも「何かをアウトプットする」気になれなくて『PSYCHO-PASS 2』を一気に見てしまった。てっきり1期と同じ22話構成だと思い込んでいたから、展開の早さ・視聴時間の短さにびっくりする。
友人に勧められた順番だと、このあと「劇場版SS」と3期、そして「劇場版FI」があるらしい。この調子ならGW前には見終わりそうだ。
対面して会えた時、PSYCHO-PASSで語れるようになってるといいなと思う。
30DaySongChallenge: 夏を思い出させる曲
Monkey Majik – Around The World
「母親に対する反逆」を目に見える形で示したのは、高校1年生の時に親に黙って行った京都旅行だった。早朝4時に家を飛び出し、青春18きっぷを使って行った3泊4日の旅だ。
当時はどうしても家にいたくなくて、なるべく家に居ずに、居なければいけない場合でもほとんど自室で過ごしていた。
家にいたくなくて、あの空間に耐えられなくて、勝手に旅に出たのだ。
東海道線で熱海に向かう途中、根府川あたり海の見える橋を通過していた時に流れていた曲が、Monkey Majikの『Around The World』だった。ドラマ『西遊記』の主題歌だったらしいのだけれど、見たことがないからよく分からない。
あの時、僕の中には間違いなく「これでもっと成長できる」「新しい世界が見える」という前向きな気持ちがあった。その気持ちが現実のものになったのはそれから1年後だけれど、聴くだけで前向きになれるこの曲がその助けになってくれたことは、言うまでもない。
高校1年生の夏。あの頃抱いた感情とあの頃聴いたこの曲は、いつになっても僕の背中を少し押してくれるのだ。
だから、僕は夏にこの曲を思い出す。
てんび〜の30DaySongChallenge
「Spotifyで配信されている曲」という縛りを設けて、毎日プレイリストに1曲ずつ追加している。
みんなで「30DaySongChallenge」のプレイリストをシェアしあって、まだ聴いたことのない音楽にたくさん触れる機会にしたい。