ガジェットタッチ

【スマートホーム】Alexaを中心とした1LDKの快適な生活環境まとめ

実家を離れて新生活をはじめてもうすぐ2ヶ月。最初の1ヶ月はかなりバタバタしていましたが、なんとなく地に足が付いたというか、落ち着いてきたような気がしています。

引っ越しに伴って色々購入したモノも多いのですが、個人的に最もやりたかったのが自宅のスマートホーム化。もともと実家にいたときも自室をスマート化していて便利さは良く分かっていたので、ある程度自分のやりたいことを実現できるこのタイミングで「えいや!」とスマートホーム環境を整えました。

そんなわけで今回の記事では、新生活の始まりと共に構築したスマートホーム環境と、新たに使い始めたAmazon Alexaを選んだ理由について紹介していこうと思います。

全体像

先日から住み始めている部屋は、LDKと寝室という一般的な間取り。前住人がアグレッシブだったのかフローリングの傷が多いのが気になりますが、それを除けば静かで過ごしやすく、以前住んでいたところと比べてかなり快適になりました。

引っ越しを期にAmazon Alexaを全面導入

もともと実家に住んでいたときには『Google Nest mini』『Google Nest Hub』などGoogleアシスタントを中心としたスマートホーム環境を構築していたのですが、引っ越しの際にそれらを全てEchoシリーズなどに買い替え。新生活を始めるタイミングでAmazon Alexaに一本化することにしました。

いろいろと乗り換えた理由はあるのですが、最も大きかったのは拡張性です。設定できるスキルの数もAlexaの方が多いし、メインの音楽配信サービスとして使っているApple Musicがそのまま利用できるのも嬉しいところ。

あとは音楽再生用のスピーカーとして愛用している『Sonos One』がいつまで経ってもGoogleアシスタント(日本語版)に対応しなかったのも要因の1つです。2019年中に対応という話だったのにもうすぐ2020年が終わってしまう…。

そういうわけで、ここからは実際に各スペースで使っているAlexaデバイスやスマートホーム家電なんかを紹介していきます。

リビング

メインの生活スペースは11畳ほどのLDK。この一部を書斎として割り当てているので、基本的に寝ているとき以外は1日中誰かしらがここで過ごしていることになります。

そういうわけでスマートホーム化も大部分がこの部屋を中心に行われている感じですね。

Echo Show 5をダイニングテーブルに設置

LDK用のスマートスピーカーには、モニターのついた『Echo Show 5』を買ってダイニングテーブルに設置しています。僕は「大は小を兼ねる」派なので大きな画面の『Echo Show 8』を購入しようか迷ったのですが、8インチとなるとかなり大きく少し邪魔になってしまうなぁと思ったので、小さいモデルで妥協した形です。

モニター付きのスマートスピーカーを設置した理由はやはり利便性。我が家では「おはよう」というフレーズに合わせて照明のオンオフと共にニュースを流しているのですが、音声のみと音声+映像ではやはり入ってくる情報量も違います。

もちろんニュースに限らず、照明のコントロールをモニターで行ったり、使わない時はフォトフレーム・時計として馴染んでくれるのも良い点。今のところ不便なところはないので、買ってよかったと感じています。

ちなみに、ダイニングテーブルとソファ・ベンチは無印良品の「リビングでもダイニングでも使えるテーブル」を使用しています。

HueライトをAlexaとHomeKitで一括操作

LDKの照明はもともと所有していたものにプラスする形で『Philips Hue』を全面的に導入しました。これが導入したくて別途電球が取り付けられるシーリング対応スポットライトも購入しました(↓こういうやつ)。

最近は単体でAlexa・Googleアシスタントに対応したスマート電球もかなり増えてきて、初期と比較すると安価に入手できることも多いのですが、IFTTT等外部サービスとの拡張性やAppleの「HomeKit」との連携を考慮すると個人的にはスマート電球は『Hue』一択。

電球1つあたりの値段は高いですが、1から他メーカーの電球を買い直すくらいなら足りない分を買い足す方がトータルで見た出費が抑えられたのも、Hueに統一することを決めた要員でもあります。

現在はAlexaとの連携のほか、HomeKit(ホームアプリ)やNFCタグを活用してiOSデバイスから簡単に照明の操作ができるように設定しています。

僕が使っている白昼色〜電球色まで対応の「ホワイトグラデーション」はこちら。

電球色のみに対応した「ホワイト」はこちら。

家電類はNature Remo mini経由でAlexaから操作

リビングに置いているテレビは元からAmazon Alexaとの連携に対応(チャンネル・電源など)しているのですが、エアコンや新たに設置したサウンドバーは対応していないので、通常だとリモコン操作が必要です。

せっかくAlexaを使うのだからリモコンはなるべく撤廃したい!ということで導入したのが、実家でも使っていた『Nature Remo』シリーズ。リモコンの赤外線を学習してアプリ経由で操作したり、今回のように音声アシスタントを使って音声操作することが出来るので便利です。

通常ラインナップの『Nature Remo 3』は湿度センサーが搭載されていて、センサーを元にした自動化ができたりするのですが、我が家の場合そこまでは必要なかったので廉価版の『Nature Remo mini』を使っています。

AmazonだとEchoシリーズとのセット販売もされています(たまにセールで安くなっている)。

書斎

続いては僕が一番いる時間の長い書斎。といっても独立した部屋があるわけではなく、先ほど紹介したLDKの一部分を書斎として使っているような形。

L字のような間取りのLDKのうち生活動線上あまり使わないであろうスペース(大体170cm×120cmくらい)に設営していて、日中ほとんどの時間はここで過ごしている感じです。

基本的には実家で生活していた『四畳半に作るホームオフィス』当時の環境をそのまま持ってきていますが、引っ越しのタイミングで整えた部分も多いのでこのあたりは別途記事で紹介していく予定。

書斎の照明もHueライトで統一

リビングのライトをHueにしたこともあり、書斎側のライトもHueで統一。もちろん、上に載せているデスクライトもHueを使用しているので、LDKの照明は全てHueで統一されています。

細かいところで言うと、モニター裏に貼り付けているライトも『Hue Play Bar』というHue製品の一部。こちらは部屋の照明と異なりフルカラーなので、赤や紫などカラフルな配色にすることも可能。

PC側にソフト『Hue Sync App』を入れれば、PCモニターに出力されている映像に合わせてリアルタイムでライトの色を変えられるので、ライブ映像を見るときはテレビよりもPCモニターの方が多いですね。

照明はiPhoneをかざして自動オンオフ

これはAlexaというよりもiOS側の機能を活用したものですが、デスクにNFCタグを取り付けていて照明のオンオフが出来るようにしています。

もちろんAlexaを使った音声操作も便利なんですけど、朝の起きがけや夜中に声を発して照明を消すのは面倒だし場合によっては迷惑。そういう時にiPhoneをかざすだけで照明操作が出来るのは、いざ設定してみるとなかなか便利です。

デスクだけでなく玄関近くにもタグを設置しているので、出かける時にも消し忘れがないのがいい。Hueライトの場合はスマホの位置情報に基づいた照明操作が出来るんですけど、2人暮らしになると使えないですしね。

NFCタグ自体は安価に購入できるので、スマートホーム環境の効率アップにおすすめです。

廊下

LDKを抜けてお次は廊下。廊下には小型の『Echo Dot(第3世代)』を置いています。モニターも必要ないし、第4世代は大型になってしまったので旧型で十分。

「いってきます」「ただいま」をトリガーに照明・家電類を管理していることもあって、玄関に近いところにEcho Dotを置いておくと便利なんですよ(リビングまでは距離がある)。

もともと壁掛けホルダーを使って設置していたのですが、廊下のコンセントからLDKまでは距離が近く、ダイニングのEcho Show 5に話しかけたつもりが廊下のEcho Dotが認識するケースが多くあったので、ホルダーはやめて今は玄関側に寄せています。

寝室

寝室は今のところスマート家電はスピーカーの1つのみ。寝室用に『Nature Remo mini』がもう1つあるのですが、エアコンは夏場にならないと点けないしなぁ…と設定が面倒になってしまっています。

Alexa搭載『Sonos One』に音楽も家電操作もおまかせ

寝室に置いているスマートスピーカーは、Echoシリーズではなく『Sonos One』というAmazon Alexa搭載のモノ。実家に住んでいた時から使ってきた高音質のスピーカーであり、僕がAlexa環境に移行しようと思った元凶でもあります。

Alexa搭載なのでスマートスピーカーとしても使えますが、本来はWiFi・AirPlay 2に対応したワイヤレススピーカー。専用アプリから複数の音楽配信サービスを横断して楽曲を再生することができる代物です。

寝室ではリラックスするときのBGMを流す用途に使ったり、リビング照明・LDKの操作をAlexa経由で行ったり、目覚まし時計として使ったりもしています。

まとめ

こんな感じで、今回は引っ越しに伴って新たに構築したAlexaを中心としたスマートホーム環境について紹介しました。

実家に住んでいた頃はどうしても家全体のスマート化は出来ず、自室と玄関のみで行っていたためあまり恩恵は得られなかったのですが、こうして家のほぼ全体をスマートホーム化したおかげで生活が格段に快適になりました。

こだわり始めればまだまだキリがない自宅のスマート化ですが、ある程度一気に進めてしまったのでこれで一段落。細々としたデバイスの追加や進展の様子は、またブログ記事で紹介していこうと思います。

※この記事にはアフィリエイトリンク・広告が含まれています。