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『ATR2100x-USB』レビュー。USBとXLR接続両対応で手軽に使えるコンデンサーマイク

テレワークが主流になり、会議もZoomやSkypeなどを通じてオンラインで行われるようになった最近。カメラも重要ですが、伝えたいことをしっかり伝えるためにはマイクが必須です。

しかし、ノートパソコンを使っている人やテレワークに慣れていない人にとっては「どんなマイクが最適なのか分からない」「パソコンと接続できるマイクが中々ない」という悩みを持っている人もいるのではないでしょうか。

そんな人におすすめできるのが、オーディオテクニカから発売されている『ATR2100x-USB』というマイク。USBケーブルで簡単にパソコンと接続でき、1万円ほどながら音声を高音質で届けることができるので、テレワークに伴ってすぐに使えるマイクを導入したい人に最適な一品です。

僕自身しばらくこのマイクを会議や通話で使っていたので、しばらく使ってみた感想をまとめていきます。

簡単に使える高音質マイク『ATR2100x-USB』レビュー

こちらが今回紹介していく『ATR2100x-USB』。ミュージシャンが歌うときに使うようなハンドヘルド型のマイクで、基本的にはマイクホルダーに取り付けて使います。

2020年10月とテレワークが浸透しつつある時期に発売された製品なので、パッケージでは「テレワークに最適」と印字されています。メーカーとしてもテレワーク需要を見込んで発売した製品というわけですね。

外箱を開けるとマイク本体と付属品が入っています。

マイク本体以外の付属品はこんな感じ。デスクの上でATR2100x-USBをすぐに使える付属品になっています。

  • マイクホルダー
  • ホルダースタンド
  • XLRケーブル(マイクケーブル)
  • USB Type-C to Type-Cケーブル
  • USB Type-C to Type-Aケーブル

MacBook AirなどUSB Type-C端子しか搭載されていないデバイス向けにC to Cケーブルも同梱されているのが嬉しいところですね。

ATR2100x-USBの仕様

ATR2100x-USBの仕様はこんな感じです。

外形寸法51×183mm
質量約268g
形式ダイナミック式
指向性単一指向性
ビット数最大24bit
対応サンプリング周波数44.1kHz/48kHz/96kHz/192kHz
接続方式1USB Type-C
接続方式2XLRケーブル
ヘッドホン出力3.5mmステレオミニジャック(USBケーブル接続時のみ)

マイクは一般的にコンデンサーマイク(周囲の音を拾いやすい)とダイナミックマイク(周囲の音を拾いにくい)の2つに分類されますが『ATR2100x-USB』はダイナミックマイク。感度が低いことから音量調整がシビアなのが難点ですが、自分の声を中心に拾ってくれるので会議・通話用マイクとしては最適です。

さらに、初めてのマイクとしておすすめできるもう一つの理由がUSB Type-C接続だけでなくXLRケーブル(マイクケーブル)を使った接続にも対応しているから。

XLRケーブルを使ってパソコンと接続するには別途オーディオインターフェイスが必要になるなどUSB接続と比較して手間がかかってしまうのですが、他の機器と組み合わせて使ったり、より高音質にしたい場合に便利です。

ほとんどのマイクはUSB接続・XLR接続のどちらか一方にしか対応していないことが多いのですが、ATR2100x-USBは両対応。それでいて価格が抑えられているので初めてのマイクにおすすめというわけです。

ATR2100x-USBをセッティングする

スペックなどを紹介したところで、ATR2100x-USBをセッティングしていきましょう。今回は付属しているスタンドは使わずに、別売のマイクスタンド+付属ホルダーでセットアップしてみました。

このとき使っていたマイクスタンドはNeewerのもの。RODEから発売されている『PSA-1』にそっくりながら半分以下の価格でした。

パソコンとマイクは付属のUSB Type-C to Type-Aケーブルで接続しています。

実際に使ってみた感想

実際にしばらくZoomやDiscordでATR2100x-USBを使ってみましたが、予想以上に音質が良いなという印象を受けました。

ATR2100x-USBの前は同じオーディオテクニカの『AT2020+USB』というマイクを使っていたのですが、あれはコンデンサーマイクなので周囲の音をかなり拾ってしまい、僕の声以外の雑音も拾って相手に伝わってしまうことがあって結構苦労したんですよね。

何回か紹介していますが、ATR2100x-USBはダイナミックマイクなので周囲の音が拾いにくい構造。実家のときは周囲の音を拾わないように対策しながらなんとかAT2020+USBを使っていた感じなので、そういった手間がかからずに自分の声を伝えられるのは便利だなと思いました。最近はDiscordやZoomにもノイズ低減モードが付いているので、それと組み合わせるとより強力になると思います。

あとはやはりUSB Type-Cケーブルで簡単に接続できるのも良かったのですね。Windowsマシンで使うことが大半だったのですが、MacBook AirやiPad Proに繋がなければいけないときもUSBケーブルを繋ぎ変えるだけで接続できるので快適。

USBマイクの中にはマイク側がUSB Type-BだったりmicroUSBだったりして手元にあるケーブルをサッと使うことが出来ないことがあるのですが、ATR2100x-USBはマイク側の端子がUSB Type-C。これだとポーチの中に入っているUSB Type-Cケーブルがそのまま使えるので、使いやすさ・使うまでの手間の少なさがかなり変わるんですよね。

接続性が変わるだけで使い勝手もかなり変わるので、ここは他のメーカーにも見習ってほしいところだなと思いました。

まとめ

こんな感じで、今回はオーディオテクニカから発売されているUSB・XLR接続両対応のダイナミックマイク『ATR2100x-USB』を使ってみた感想をまとめてみました。

周囲の音が入りにくいダイナミック式・便利なUSB接続対応・すぐに使える豊富なアクセサリー類が揃っていながら、価格は10,800円とUSBマイクの中でも平均的なところ。簡単に高音質なマイク環境が構築できるので、テレワーク中心でビデオ会議が多い!という人にはぜひ検討してみてほしい製品です。