4月中旬に会社の研修目的で訪れた人生初の四国。せっかく初めての土地に行くんだから観光もしたい!と休日を使って前乗りして、愛媛まで足を伸ばして下灘駅を訪問したりドライブを楽しんだりする2日間を過ごしました。
そのドライブの過程で、どうせなら現地のおしゃれなカフェに行ってみたい!と思って高知県のカフェを色々調べていたところ、高知中心地からそう遠くないところにお店が海にせり出した「SEA HOUSE」というカフェがあるという情報を発見。
当初目的だった場所からは正反対のところにあるカフェでしたが、前情報で見た情景の良さに居ても立っても居られず、車を飛ばして訪問してきたのでご紹介していきます。
高知市街地から30分ほどで行ける『SEA HOUSE』
今回紹介していく『SEA HOUSE』は、高知市からほど近い安芸の海沿いに建っているカフェ。
なんといっても特徴は太平洋を目の前にしたロケーションと、海に浮かんでいるかのような感覚が味わえる海側へせり出した建物。下調べで画像を見ただけで「これは当たりだ!」と確信して、多少旅程を変えてまで訪問したという経緯があります。
電車だと高知駅から約1時間半、車だと30分前後でアクセス可能。今回は車で訪問しました。
電車でのアクセスが微妙なことを想定してか、店舗目の前の駐車場のほかに第2駐車場も用意されていました。土日の昼間でも満車になるほどの人ではありませんでしたが、いざという時でも駐車できそうなのは車社会では正義ですね。
で、第2駐車場に車を停めると見えるのがSEA HOUSEですよ。店舗の奥側が海にぐっとせり出していて、壁も全面ガラスになっているんです。これはたまげたな…。
海の目の前に広がるのは太平洋。2日間で瀬戸内海と太平洋を両方眺めているのは変な気もしますが、綺麗だから良いのです。
土日の昼過ぎという混んでいそうな時間帯に訪問しましたが人の数はまばら。
1階の座敷席か2階のテーブル席を選べたので、今回は2階テーブル席に座ることに。さすがに一番端(海側)の席は予約されていましたが、海に近い良い席に座れました。
ドリンクとフードの注文を済ませて写真を撮っていきます。テーブルからふと目を上げるだけで海が視界に入ってくるのは、都会に住んでいると中々味わえない新鮮なもの。
予約席に人が来るまで時間があったのでちょうどよい被写体になってくれました。
視界のほぼ全てに海がある光景、本当に目に良いですね…。
アイスキャラメルラテと、フルーツ盛りだくさんのフレンチトーストを頂きました。運営元が仕出し料理や飲食店を経営するグループとのことで味にも妥協なし。
そうそう、訪れた2022年4月時点では現金のみ使える感じだったので、キャッシュレス決済派の人は注意が必要です。
土日ということもあり混んでいたら早めに退店しようと思っていたのですが、思っていたよりも店内は静かでゆっくりできそうだったので、食事をいただいた後もしばらくお店に残ることにしました。
波の音は聞こえませんが、すこしジャジーな店内BGMと景色が相まって、かなりスロウな時間の進み方。
どうせなら日没間近までいたかったのですが、あいにく車の返却時間が近づいていたのでそろそろ去ることに。Kindleで本を呼んだりこれまでの写真を整理したりと、心地よい時間でした。
日没が近づいてきたことで少しだけ人も増えていましたが、それでも待ち時間なく入店できそうな感じ。思わぬ穴場だったのかもしれない…。
帰り際に座敷席も覗いてみましたが、こちらはお客さんゼロ。靴を脱いでゆったり過ごせそうなので、ここはここで座ってみたい。
退店する頃には空も少しずつオレンジ色になってきていて、店内にいた人たちは綺麗な夕日を見たんだろうなと思います。
高知に行ったらまた訪れたい、とっておきの穴場カフェ
こんな感じで、今回は高知県安芸にある海にせり出した穴場カフェ『SEA HOUSE』を紹介しました。
高知の市街地からは少し離れているため正直アクセスはあまり良くないのですが、そのぶん休日であっても観光客の数は少なく、それでいて絶景を満喫できるので思わぬ穴場カフェを発見してしまった感じ。カフェメニューも美味しくて時間帯に寄っては長時間滞在もできそうなので、個人的には高知に行くたびに訪れたいリピートカフェになりました。
高知で少しおしゃれなカフェを探している人にはぴったりのスポットです。