「毎月の通信量が1GB未満の場合は無料」という独自の施策によってユーザーを増やしてきた楽天モバイル。
多くの人がこの施策によって「とりあえず持っておくか」となったであろう楽天モバイルですが、新プラン『Rakuten UN-LIMIT VII』への自動移行に伴い、2022年9月から一ヶ月の通信量が1GB未満であっても1,078円の料金が発生するようになります。
厳密にいうと2022年9月・2022年10月の料金に関しては楽天ポイントで還元されるため実質0円ではあるのですが、現状の楽天モバイルのエリアやサービスを考えると「毎月1,078円払うならLINEMOの方が良いよね」という結論になったので、僕も料金が発生する前に解約することにしました。
新プランの発表が今年5月、料金発生のタイミングが9月と若干ずれていたことから「3ヶ月以上あるし解約は後でいいや」と後回しにしている人も一定数いると思うので、この記事では注意喚起の意味も含めて楽天モバイルを解約する手順を紹介します。
楽天モバイルを解約する手順
まずmy楽天モバイルにアクセスし、左側にあるナビゲーションの中から解約したい電話番号を選びます。
その後、使用したデータ通信量などの下にある「契約プラン・オプション設定」をクリック。
契約プランや既存オプションの管理・新規追加などができる画面が表示されるので、下にスクロールし「各種手続き」の中にある「その他のお手続き」を選択します。
行いたい手続きを選ぶポップアップが表示されるので「解約」を選択し、手続きへ進みます。
注意事項とともに解約手続きを行うページが表示されます。
今回は電話番号を再利用しない純解約を行いますが、番号を変えずに他社へ乗り換えたい場合は「他社へのお乗り換え(MNP)」のリンクをクリックして手続きを行いましょう。
回線の解約を進めるには全項目入力必須のアンケートに答える必要があります。
今回は0円で維持できなくなったことが解約の直接的な原因でしたが、他に理由がある・言いたいことがある場合はこのアンケートに記入しておきましょう。
解約手続きの最終確認画面に移ります。ここにも書いてある通り、楽天モバイル経由で購入している端末に対して適用される保証プランである
- 故障紛失保証 with AppleCare Services
- あんしん保証 with AppleCare Services for Apple Watch
- スマホ交換保証プラス
以外のオプション・サービス(=回線に適用されているオプション・サービス)は自動解約される点に注意しておきましょう。
逆に、端末に対する保証などは回線を解約しても適用され続けるため、別途解約などが必要です。
解約が完了しました。楽天IDに紐づいているメールアドレスに解約完了のメールが来るので忘れずに確認しておきましょう。
1,078円払うならLINEMOで良い
こんな感じで楽天モバイルを解約したわけですが、同じ1,078円/月近いを払うのであれば僕がおすすめしたいのは『LINEMO』のミニプラン(990円/月)です。
LINEMOはソフトバンクの格安プランとして位置付けられているブランドで、ソフトバンクと同等のエリアがカバーされているため街中なのに電波が入らないといった心配はほとんどありません。
3GB/月以上通信すると料金上限が3,270円まで自動的に上がってしまう『Rakuten UN-LIMIT VII』と異なり、LINEMOのミニプランであれば3GB/月を超えても月末まで通信速度が最大300kbpsに制限されるため、うっかり使いすぎて料金が上がってしまったということも無くなります。
同じ格安プランとしては基本月額無料の『povo2.0』も人気ですが、高速通信をしたい場合は都度トッピングを追加する必要があるなど手間もかかるため、サブ回線としてサッと使いたい場合は個人的にはLINEMOに軍配が上がると思っています。
2022年9月から始まる楽天モバイルの有料化。個人的にはこの変更によってユーザーがどれくらい離脱してしまうのか気になるところですが、現在契約していて「有料になったら解約するぞ」と決めている人は、早めに解約手続きを済ませてしまいましょう。