社会人になってお金が増えたことで学生時代よりも多くのサブスクに加入するようになりましたが、2年目になって生活も落ち着き、リズムや余暇の時間も計算しやすくなったことで最近はサブスクの整理を進めるようになりました。
数ヶ月いろいろと整理してきてやっと絞り込めてきたかな~という感じになってきたので、今回の記事では社会人2年目の僕が現在契約しているサブスク・最近解約したサブスクをそれぞれ詳細込みでご紹介。同ジャンルの複数契約や一般の人であれば契約しなさそうなサブスクもありますが「どう使っているか・使い分けているか」もまとめていきます。
エンタメ系のサブスク
YouTube Premium(月額1,180円)
最初に紹介するのはYouTube Premium。広告なし再生・バックグラウンド再生(モバイル端末)など、YouTubeを快適に視聴するには必須ともいえるサブスクです。
最近は視聴しなければいけない広告の数やスキップできない長時間広告も増えてきていて、さすがに動画を見るまでの障壁が大きすぎるんですよね。数年前までは広告も気にならない・スキップできるものが多かった記憶があるんですけど…。
ともかく、月1,200円ほどで「スキップする」をタップする手間と広告視聴の時間を節約できて、バックグラウンド再生という便利機能の恩恵を受けられるのであればそこまで高い出費ではないのかなと。
ちなみにVPN接続することによって海外から安価なプランで契約できる、という裏技もあるようなのですが、そこは自己責任で。
Nintendo Switch Online(年額2,400円)
友人とNintendo Switchのソフト(スプラトゥーンや桃鉄など)でオンラインプレイするのに必要なので契約しているのがNintendo Switch Online。
今はPCゲームの『VALORANT』を中心に遊んでいることもあってSwitchでプレイする機会は多くないのですが、まぁ月200円だしそこまで大きな負担にはならないかな…という感じです。
Apple One(月額1,100円)
続いて紹介するApple Oneは
- Apple Music
- Apple TV+
- Apple Arcade
- iCloud+ 50GBストレージ
がセットになった、Appleの統合型サブスクパッケージ。僕はそのなかでもApple MusicとiCloud+ 50GBストレージのために契約しています。
iTunesでCDを取り込んでクラウド・USB同期経由で音楽を聴いていた期間があまりに長いので、サブスク音源と自前で取り込んだ音源を同一プレイリストに追加できるApple Musicは手放せないんですよ。
また、AppleデバイスのバックアップにiCloudのストレージ容量を使うので、手持ちのAppleデバイスの数を考えると50GBは最低でも必要。ほとんどクラウドサービスを使っているとはいえ、なんだかんだバックアップする機会はありますからね。
Apple Music(980円)と50GBストレージ(130円)を個別で契約するよりも安価でApple TV+とApple Arcadeがついてくるのであれば、これは契約しない理由はないなと思って使っています。
Spotify Premium(月額990円)
音楽系のサブスクは他にSpotify Premiumにも加入しています。「無駄に契約するな!」と思われるかもしれませんが、主に「新しい音楽を見つける」という点でApple Musicより優れているので使っています。
聴いている音楽が未配信のCD音源ばかりなのが原因なのかは分かりませんが、毎週更新の「New Music Mix」は個人の嗜好からは外れているし、プレイリストへ移動するための動線もスマートじゃない。新しく音楽を発掘する時は「アルバム」より「曲」単位なので、トップ画面でアルバムばかり薦められても…という感じですし。
そういうわけで、個人的にApple Musicは新しい音楽を発掘する時のUXがあまり良くないな〜という印象があるんです。
反面Spotifyはホーム画面で分かりやすく「おすすめ」を見せてくれる上、レコメンドプレイリストも服作成されていて耳に馴染みやすい。個人的にちょうどいいペースで新しい音楽が見つけられるので気に入っているというわけ。
Spotifyでお気に入りに追加した音楽のうち、さらに気に入った音楽はApple Musicのプレイリストに追加するようにしていて、うまく両者でバランスが取れるような使い方をしています。
Perfumeファンクラブ(年額4,500円)
推しは推せるうちに推せってよく言うじゃないですか。そういうことです。
ビジネス系のサブスク
Adobe Creative Cloudフォトプラン(年額12,936円)
ブログや仕事でPhotoshopとLightroomを使っているので、Adobe Creative Cloudは欠かせないサブスクです。
一時期は『Premire Pro』なども使えるようになるコンプリートプランを契約していたこともありますが、結局写真関連のソフトしか使う機会がなかったのでフォトプランに移行した形です。
普段は『Lightroom Classic CC』というPCローカルで写真を現像するソフトと自宅のNASで写真管理をしているため、フォトプランでのストレージは最小の20GBにしています。
外出先では『Lightroom CC』を使って写真の取り込み、Lightroom Classic CCから同期した写真の同期などを行っていますが、そういった環境の構築と運用方法については別の記事にしています。興味のある人はあわせてどうぞ。
Google Workspace(月額1,360円)
独自ドメインでのGmailやGoogle Driveストレージなどを管理できるGoogle Workspace。Gmailの運用だけであれば下位プランでも十分ですが、僕はストレージ容量が多く、外部共有に細かなオプションが設定できる「Business Standard」プランを契約しています。
通常1ユーザーで運用する際のストレージ容量は1TBなのですが、僕はサービスリニューアル前の『G Suite Business』から契約し続けているため、見かけ上はストレージ容量が無制限のまま。本当に無制限なのかは不明ですが、プランを変更して無制限ストレージで無くなってしまうのも困るのでこのまま契約しているという感じ。
メインのGoogleアカウントもGoogle Workspace管理にしてしまっているので、今更解約できないですね…。
freee会計(月額1,180円)
本業以外の仕事の会計事務周りを効率的に管理するために使っているfreee会計。写真からの領収書取り込みなどは要らないので、最低限のスタータープランを契約中です。
複業・本業なく日常ほぼ全ての決済をクレジットカードで済ませているので、カードをfreeeに連携させておけば自動で取り込まれた明細をチェックするだけでOKなのが快適ですね。
今年で開業して5年目になりますけど、日々の精算から確定申告までスムーズにできる上データが溜まっているので、他のサービスに中々移行できない…。
シン・レンタルサーバー(年額10,560円)
このブログの全データを置いているサーバーは『シン・レンタルサーバー』を使っています
2011年にこのブログを初めて約6年間はお名前.comのレンタルサーバー、その後5年ほど『wpXクラウド』というサービスを使っていたのですが、10年分のブログデータでサーバーのディスク容量がいっぱいになってしまったので安価で大容量なこちらに移行した感じ。
移行にあたっては他サービスにあるような「移行サポート」がなく自分でやる必要がありましたが、移行したことでブログの表示速度やダッシュボードの読み込み時間が格段に早くなりましたね。
Fantastical(年額4,300円)
Appleデバイス(iPhone・iPad・Mac)向けに展開されているカレンダーアプリ『Fantastical』も契約しています。
カレンダーアプリなんて大差ないと思われるかもしれませんが、MacのメニューバーやiPhoneのウィジェットから簡単に予定を確認できたり、言語認識機能で「自然な日本語で予定を書く」だけでしっかり予定が登録されるのはかなり便利で気に入っています。
ただメインをWindows環境にしてから使う頻度は少しずつ下がってきているので、タイミングを見計らってGoogleカレンダーに統一しようか迷い中。なにか良いアプリがあったら教えてほしい…。
Sketch Cloud(年額99ドル)
主にこのブログのデザインを制作・管理するために使っているソフトです。
高校生の頃から使い続けている上、今勤めている会社でもSketchを使ってデザイン設計・作成をしているので、FigmaやAdobe XDといった今どきのデザインツールに乗り換えにくくなっているんですよね…。
個人でデザインを作成することなんて年に数回なので、年間99ドルのライセンスを払うよりもFigmaなど無料版があるデザインツールに移行したほうがお得なのですが、ツール間でのお作法がかなり違いそうで悩みどころだったりしますね。
1Password(月額3.99ドル)
普段使っているサービスのパスワードを、2段階認証も含めてまるごと管理できる『1Password』もかなり愛用しています。
ブラウザの拡張機能をインストールしておけば、乱数によるパスワード作成・1Passwordへの保存をしてくれたり、ログイン画面で簡単に記録したパスワード等を自動入力出来るのが非常に便利で、なかなか他サービスに乗り換えられないUXの良さがあります。
もちろんパスワード保存だけでなく、クレジットカードの情報や免許証番号といった秘匿したいけど必要なときにすぐ表示したい情報をまとめておくデータベースとしても活用可能。
PC・スマホ問わず全ての環境で同期して使えて、1Password上に全てのパスワードを管理しているので、実は解約すると一番困るサブスクかもしれません。
ライフスタイル系のサブスク
最後はライフスタイル周りのサブスク。スマートフォン・タブレットの回線事情も紹介したかったのですが、今回の趣旨からは外れてしまうので除外。使っている回線などは別の記事で紹介したいと思います。
Amazonプライム(年額4,900円)
配達の無料サービス以外にも様々な特典が使えるAmazonプライムも当然加入中。
Primeビデオ・Prime Readingなど多くのサービスが展開されていますが、なんだかんだ一番プライム会員資格の恩恵を受けているのはお急ぎ便ですかね…。都外に引っ越して量販店へのアクセスが悪くなったので、欲しいものを素早く受け取れるメリットはこれまで以上に大きくなりました。
あとは55インチの有機ELテレビを買ってから大画面でプライムビデオの作品を見ることも増えましたね。ご飯を食べながらアニメを見たり、休日に映画を見てくつろいだりできる(あまりしないけど)ので、なんとなくQOLが上がったような感覚。
ほかにもPrime Readingを使って雑誌を読んだり、Prime Dayなどプライム会員限定セールに参加したりなどあまりに出来ることが多すぎるので、もはやインフラだよな…と思っています。
最近解約したサブスク
ここまでいくつかジャンルに分けて加入しているサブスクを紹介しましたが、もちろん無限にサブスクに加入しているわけもなく、自分のサブスク環境は定期的に整理しています。
これまでに解約したサブスクを一挙紹介すると長い記事になってしまうので、ここでは社会人になってから解約したサブスクをまとめてみます。
DAZN for docomo(月額1,780円)
プロ野球の観戦(横浜DeNAベイスターズ推しです)が趣味で、大学3年くらいから『DAZN for docomo』というdocomoユーザー向けのDAZNプランを契約していたのですが、今年の7月末で解約しました。
解約した理由はなんといっても月額料金です。契約した当初はdocomoユーザー限定のプランとして月額980円で視聴できていたのですが、DAZN本体の値上げ(月1,950円→3,000円)に伴って既に契約しているユーザーの料金も月額1,780円にアップ。
また新規契約(再契約も含む)の場合は月額3,000円になってしまうため、これまで僕がやってきた「オフシーズン解約して節約する」といった裏技的ハックも使えなくなってしまいました。
12球団ファンならこの値段でも納得できるんでしょうけど、1球団ファンで月額1,780円はなあ…と思い解約することにしました。どうしても見たい時はニコ生とかあるしね。
dマガジン(月額440円)
主にライフスタイル誌の購読に数年使っていたdマガジンも最近解約しました。
スマホ回線整理の過程でYahoo!プレミアム会員の資格をゲットし「読み放題プレミアム」という特典が付与されたことで、一部の雑誌が読み放題になったのが大きな理由。
どこまで使えるかは未知数ですが、Prime Readingと合わせて使うことで僕が読みたい雑誌は概ねカバーできるのでは?と思ったので、様子見も兼ねて解約してみたというわけ。
しばらく使ってみて自分に合わなさそうだな〜と思ったら、dマガジンの再契約や楽天マガジンの契約を検討しようかなと思っています。
Todoistプレミアム(年額2,000円)
メインのタスク管理ツールとして使ってきたTodoistのプレミアム会員も、社会人になって解約したサブスクの1つ。
学生時代に受けていたプレミアムプランの50%オフ特典が無くなったこと、2021年に無料プランで使える機能が大幅拡充されたことが大きな理由で、2021年当時の使い方では無料プランの機能で十分だったので解約したという感じ。
特に2022年からは紆余曲折あってNotionをメインのタスク管理ツールとして使い始めたので、もうこの手のツールのプレミアムプランを契約することはなさそうな気がします。
Evernoteプレミアム(年額4,500円)
Notionが使いづらいのでEvernoteに乗り換えたという記事を2021年に書いたのですが、実は2022年から再びNotionをメインツールとして使い始めています。
当時Evernoteに乗り換えた理由として「使い方が自由で迷う」というポイントを挙げましたが、再びNotionの使い方を考えていく中で、自分で使い方を探求するのではなく自由度の高いテンプレートを使えば良いということに気が付いたんですよね。こういう発想の転換によって再びNotionをメインツールとして使えるようになりました。
現在は海外のクリエイターが作成した『Ultimate Second Brain for Notion』というテンプレートを使って、タスク・プロジェクト・ノート・ブログの下書き・レシピ・読書ノートなどほぼ全ての情報を管理できています。
テンプレートを使いはじめて半年ほど経ちますが、今のところNotionでの運用は上手くできている実感があるのでEvernoteは解約して様子を見ることにしました。
今現在のNotionの使い方、使っているテンプレートについては改めて別の記事で紹介しようと思います。
まとめ
こんな感じで、今回は社会人2年目の僕が契約している・最近解約したサブスクリプションをまとめて紹介してみました。
学生時代は多くのサブスクが学生料金で契約できたこともあって、気になるものがあればすぐ契約・社会人1年目も流れで継続してきましたが、社会人生活にも慣れて可処分時間が少なくなったことで自分の生活にフィットするものを上手く厳選できるようになったなと感じます。
スマートフォン・自宅の回線などを含まずに計算したこともあって、契約しているサブスクの月あたりの合計金額は20,000円前後。同ジャンルのサブスクを複数契約したりと傍から見れば変なことをしている割に、意外と安く済んでいるんじゃないでしょうかね?
Sketchやレンタルサーバーなどあまり万人受けしそうにないサブスクもいくつか紹介しましたが、大半は生活を便利にしてくれるサブスクが中心。僕が解約してしまったサブスクの中にも有用なものは多いので、気になる人はぜひ各サービスをチェックしてもらえればと思います。