Apple発表会「Far out.」にて発表され、いよいよ明日発売となるiPhone 14シリーズ。大方の予想通り『mini』ラインが廃止となり、無印・Proともに大きさの同じモデルが計4機種発表されました。
先日ブログで書いたiPhone 13 miniの1年レビューの中で「機種変更する先の端末がない!」と嘆いていた僕ですが、発表から予約開始まで悩んだ結果『iPhone 14 Pro』を購入することにしました。
もともと今年もiPhoneは買い替えるつもりでいたので機種ごとの違いを重点的にチェックすることはなかったのですが、思ったよりもProに惹かれるポイントが多かったので、今回はiPhone 14 Proを選んだ理由について書いていこうと思います。
目次
今回購入したiPhoneのスペック
今回僕が購入したiPhone 14 Proはスペースブラック・128GBのモデル。
ここ2年はシルバー・スターライトなど白系統のモデルを使っていたのですが、もともとiPhoneのカラーリングはローテーションで選びたい派。これまで使ってきたiPhoneのカラーを並べても
- iPhone 4: ブラック
- iPhone 5: ホワイト&シルバー
- iPhone 7 Plus: ジェットブラック
- iPhone Xs: ゴールド
- iPhone 11 Pro Max: ミッドナイトグリーン
- iPhone SE (第2世代): ホワイト
- iPhone 12 Pro Max: シルバー
- iPhone 13 mini: スターライト
という感じで、新色やそのタイミングで気に入っているカラーリングから選んでいることが多いです。
今回はしばらく白系統が続いていたこと、新色のディープパープルが好みの色ではなかったことから「スペースブラック」を選択。黒系統のモデルはiPhone 7 Plusのジェットブラック以来6年ぶりになります。
容量は256GBでも良かったのですが、2年間256GBモデルを持っていて100GB以上使わなかったこと・写真はすべて容量無制限のGoogleフォトに保存していることから128GBにダウングレードしました。スマホでゲームをすることもないですしね。
理由その1: カメラの進化に期待できるから
ざっと購入したスペックについて書いたところで、iPhone 14 Proを購入した理由を紹介していきましょう。最も大きな理由が「カメラの進化に期待できるから」です。
今まで使っていたiPhone 13 miniのカメラスペックはそれ以前に使っていたiPhone 12 Pro Maxと同等(望遠カメラとLiDARセンサーの有無を除く)で、同時期に発売されたiPhone 13 Proと比べるとスペック的には1段階劣るもの。実質的に2年間同じカメラを使い続けているような感じでした。
それが今回65%大型化されたセンサーがiPhone 14 Proに搭載され、画素数も1200万画素から4800万画素へと向上したことで、はっきり分かるくらいカメラ性能・画質がアップするんじゃないか…?と期待できるようになったんですよね。
加えて、4800万画素センサーが搭載されたことでアプリ側のプリセット倍率として2倍ズーム(52mm相当)が復活したことも大きいです。
iPhone 13 miniの長期レビューでも触れたように、Proモデルの望遠カメラの焦点距離は年々伸び続けていて、iPhone 11 Pro Maxに搭載されていた50mm近辺が好きだった僕としては「Proモデルを選ばない理由」にもなっていたのですが、やっと50mmが帰ってきたというべきでしょうか。
もちろんiPhone 13 miniやiPhone 12 Pro Maxでもデジタルズームで2倍ズームにすることが出来ていたのですが、デジタルズームはひと目で分かるレベルで画質が悪くなってしまうんですよね。さすがに今どきザラザラの写真は撮りたくない…。
今回の2倍ズームは「4800万画素センサーからのクロップで実現」としか紹介されていないので、実際にどのような写りになるのかは少しだけ不安。ただフルサイズカメラでいうAPS-Cクロップと同じようなものと仮定すれば画質劣化が大きくなることはないのでは…?と思ってます。
理由その2: Dynamic Islandを試したいから
iPhone 14 Proを購入することにした2つ目の理由が、iPhone 14 Pro(Pro Max)から登場した「Dynamic Island」です。
Dynamic Islandは、これまで特徴的な「ノッチ」にまとめられていたFace IDセンサーとインカメラを小型化した上で小さな「島」のような見た目で本体前面上部に置いたもの。
単にセンサー類をまとめたモジュールというわけではなく、センサーとインカメラ間のディスプレイ部分を活用して通知表示・各種操作ができるようになっていて、これまでのノッチよりも目立ちにくくなった上便利になりました。
Androidスマートフォンによくあるようなパンチホール式カメラで終わらせてしまうのではなく、カメラとセンサー設置によって生じたスペースと共に使い道を持たせたところがAppleらしいポイントで、デザイナーをしている身としては「ぜひ触ってみたい!」と感じました。
iPhone 14 Proの発売当初はミュージック・タイマーなどApple純正アプリのみ対応していますが、今後はサードパーティー製アプリでも使えるようになる予定。
各社のアプリがどんな使い方・見せ方をしてくるのか、ユーザーとしてもデザイナーとしても楽しみです。
理由その3: iPhone 13 miniからの買い替え先で妥当だから
iPhone 14 Proを購入した3つ目の理由が、iPhone 13 miniからの買い替え先として最も妥当だと感じたからです。
今年発売された4つのiPhoneのうち『iPhone 14』『iPhone 14 Plus』は、画面サイズや一部のカメラ性能を除けばスペックは今使っているiPhone 13 miniとほぼ同じ。
せっかく新しい端末に買い替えるのにスペックがほぼ同等でサイズが大きくなるだけなら、正直買い替える意味はほとんど無いですよね。
そもそもiPhone 13 miniを選んだときも、iPhone 13 Proのスペックの高さよりもiPhone 13 Proより小さいことが満足できると感じたからminiに決めたわけで、もし去年の時点でminiがなかったらiPhone 13 Proを購入していたわけです。
今年はminiがラインナップから外れ、14・14 Plusのスペックが13 miniとほぼ同じだったので、ほぼ必然的にiPhone 14 Proシリーズを購入することに。
Pro Maxのサイズは自分には合わないと『iPhone 12 Pro Max』を使った時に分かっているので、結果として『iPhone 14 Pro』に決めました。
まとめ
こんな感じで、今回はまもなく発売となるiPhone 14シリーズのうち『iPhone 14 Pro』を購入した理由をまとめてみました。
実際にProモデルを購入するのは2年ぶりということで、今回の記事で紹介した
- 4800万画素のカメラ
- Dynamic Island
といったポイント以外にも「ProMotion」「Always on Display」などProならではの機能(試したことがあるのはProMotionだけですが)が久々に使えるのが非常に楽しみ。
発売日である明日はApple新宿で受け取った後カメラ作例を撮りにいく予定なので、3連休中にカメラ性能だけでも記事にできたらなと思います。
iPhone 13 miniの長期レビューは別の記事にまとめています。