普段フルリモートワークでデザイナーをしている僕にとってデスクは1日の大半を過ごすことになる大切な空間です。
それだけにいかにシンプルなスペースに機能性を両立させるかをずっと追求していて、デスクを自分でDIYしたり、スタンディングデスクを導入して長時間の作業でも身体を疲れにくくしたりと、個人的に色々とこだわりを持って環境を構築しています。
そんなデスク環境は2022年6月にモニターアームを導入して以来は改造をせずに過ごしてきたのですが、最近になってデスク上の小物類や充電環境がちょっとずつ気になってくるように。
そんなわけで今回は、デスク上を極力すっきりさせつつも機能性・収納力を改善するために、デスクの天板下に引き出しや充電環境を設置してみることにしました。
デスク上の小物がちょっと気になる現況
今回こうしてデスクの天板下にいろいろ設置しよう!と思ったのは、デスクの近くで過ごすことが日常になったことで
- ちょっとした小物をデスクに(見えないように)置きたくなった
- デスクの充電環境をもう少しスマートにしたくなった
から。
デジタル環境で作業することが大半な僕でも紙とペンが恋しくなることがあるのですが、これまでのデスク環境だとメモ帳とペン数本を置くスペースが無くて、デスク横のシェルフに置く形を取っていたんです。
ただこれだと、使いたいと思ったときに「椅子から立つ」「シェルフへ向かう」とステップを踏む必要があって、使いたいと思ってから使えるようになるまで時間がかかる。かと言ってデスクの上に常備するほど使用頻度も高くないし、なによりデスク上に物が増えるのはあまり嬉しくはない…。
であれば、後付けの引き出しのようなものを取り付けてそこに収納するようにすれば、普段は見えないところに隠しておきつつ使いたいときにサッと使えるのでは?と思ったのです。
もう一つ、デスク周りの充電環境をなんとかしたいというのもありました。
これまでデスクでの充電環境として、デスクの横にUSB充電器を2つ取り付けて2デバイスを充電できるようにしていたのですが、こちらも普段の座るポジションからは微妙に遠くて取り回しが厄介だったんですよね。
おまけに最近はUSB Type-Cで充電するデバイスも増えてきたので、それらを同時に充電しようとするとUSB充電器やコンセントの空き自体もなくなってしまって、デスクでない別のコンセントで充電する機会も出てくるようになってしまいました。
であれば、今回デスク下に引き出しを置くタイミングで、充電器もマルチポートの製品を新調した上で手の届きやすい位置に移動させれば、さらに快適なデスク環境になるのではないか…?と思ったのが、今回のプチ改造の経緯というわけです。
購入したもの
デスク下を機能的にするために購入した1つ目のモノは、UGREENから発売されている『Nexode』シリーズの100W USB充電器。
定価は8,990円とやや高価ですが、3月末〜4月頭にかけて行われていたAmazonの新生活応援セールの対象になっていたため6,500円ほどで購入できました。
最大100W出力に対応したポートを含んだType-Cポート3つ・Type-Aポート1つ搭載の充電器で、デスクの下に常設して使うには最適なポート構成です。個人的にデスク周りで使うデバイスはだいたいType-Cで充電できるので、Type-Cポートと出力ワット数の多さ、それと価格を考慮して一番バランスが良かったこれを買ったという感じ。
同じUGREENではこれより上のランクとして200W・6ポート搭載の充電器も販売されていますが、同時に6デバイスを充電する機会がないこと・200Wの出力はデスク下には不要であることから今回は買いませんでした。いつか「充電ステーション」的スペースを作ることになったら買うかもしれません。
もう一つ、目薬やペンといった小物類を収納できるように後付け式のミニ引き出しを買いました。天面に両面テープが貼り付けられていて木ネジ要らずでデスクに固定できる優れもの。
デスクの雰囲気的にブラックがあると良かったのですが、どれだけAmazonを探しても同じサイズ・同じ価格でブラックが見当たらなかったのでマスキングテープで黒くしました。多少雑になってしまったけど見る機会は少ないだろうし許容範囲です。
ちなみに記事執筆時点(2023/04/07)だと1つ1,460円・2つセットで1,599円なので、買うなら2つセットが圧倒的にお得だったりします。
デスク下に設置する
UGREENの充電器はこんな感じで金具を使ってデスク下に固定。充電器自体に加工をしているわけではないので、旅行の際など必要な場合は簡単に取り外せるようにしています。
以前にUSB充電器をデスク下に固定したときと同じようにマグネットプレートを使おうかと思っていたのですが、充電器の重さ的に厳しそうだったこと・磁力で内部の回路に問題が起きると良くないなと感じたのでS字ステーと呼ばれているような金具を購入して固定。
S字ソテーに充電器を載せると天板とソテーの間に隙間ができて充電器がズレてしまうので、ホームセンターでゴム板(ゴムシート)を用意して隙間を埋めつつケーブルの抜き差しで充電器がズレないようにしました。
後付けするタイプの引き出しはデスクの左右、充電器横と左手の届くところにそれぞれ固定しました。
充電器横の引き出しには充電に使うケーブル類を収納するようにしました。具体的には、今回のデスク下改造にあわせて購入したケーブルを含めて
- Type-C to Type-Cケーブル(30cm)×2本
- Type-C to Type-Cケーブル(巻取り式)
- Type-A to Lightningケーブル(30cm)
- Type-C to Apple Watchケーブル
の4本を収納しています。
何気にApple Watchの充電を忘れてしまってバッテリー残量に困ることが多かったので、ここにケーブルを常備しておくことでSeries 7以降で使える急速充電の恩恵を受けられるようになって便利。
デスク左側の引き出しには目薬やペン・メモ帳などの小物類を収納するようにしました。
こうした「普段は使わないけど使いたい時がたまにあるモノ」がこれまでリビングのあちこちに散らかっていたので、今回定位置を設けたことでデスク上・リビングがスッキリして爽快。
まとめ
こんな感じで、今回はデスクをより機能的にするために天板下に引き出し・充電器を設置した様子について紹介してみました。
取り付けてから1週間くらいこの環境で生活していますが、急にメモとペンが必要になった・手元でデバイスを充電したいときに「椅子から立ってモノを取りに行く」のではなく「手元からモノを取り出して解決」できるようになったのは予想以上に快適。
特に後付け式の引き出しは充電に使うケーブルやペン・目薬などデスクのちょっとした小物を見えないスペースに収納できるので、値段に対する実用性の高さはピカイチだなと感じました。もっと早くから導入しておけばよかった。
ともかく、これでまたデスク周りが快適になってしまったのでリモートワーク生活からはまだまだ抜け出せなさそう。ぼちぼち2023年のデスク環境もブログ記事にしたいですね。
2022年当時のデスクの様子は別の記事にてまとめていますので、あわせて参考にしてみてください。