なんとか発売日に購入・開封することができたiPhone 15 Pro Max。配送・店頭受け取りのいずれも発売日分の在庫はかなり少なかったようで、みんなよりも一足早く体験できています。
せっかく発売日にiPhone 15 Pro Maxが手に入るんだし、どうせなら写真映えするロケーションで作例が撮りたい!と思い、今回iPhoneを購入したほぼその足で、友人が何度も訪れて気になっていた富士五湖の一つ・山梨県の精進湖へ行ってきちゃいました。
いきなりネイチャーフォトなので実用的(スナップとか飯撮りとか)なフォトレビューというわけではないですが、今のiPhoneならここまで撮れるぞ!というベンチマークとして見ていただければ。
なお、この記事に掲載している写真は明記しているものを除いてiPhone 15 Pro Maxを使用し、Apple ProRaw形式で撮影した写真をLightroom Classic CCで現像しています。
なんとかして日の出には間に合わせたかったので
- 発売日の夜にレンタカーを借りる
- 深夜1時頃に談合坂SAで遅めの夕食
- 3時頃に精進湖近くのパーキングに到着、仮眠
- 朝5時くらいから撮影開始
というスケジュール感で向かったこの日。発売日の前夜もなんだかんだ睡眠時間が足りなかったので、満身創痍になりながら撮影に臨みます。
天気はあいにくの曇天~小雨でしたが、そのぶん雲が低い位置まで降りてきていて幻想的な風景。晴れていたらそれなりに人も多かったんでしょうけど、この日の朝は精進湖のほとりは独占状態でした。
おおよそ日の出であろう時間を過ぎると、どこからか鳥たちのさえずりが聞こえだして、あぁ確かに朝なんだなという実感が湧いてきます。近くのキャンプサイトに何人か泊まっていたんですが、その人たちが羨ましすぎる。
自然の音しか聞こえてこないので、東京にいるときと比べて時間の進み方が圧倒的にゆっくりなのが心地よい。
そうそう、今回はせっかくなので現行型のクラウン クロスオーバーを借りました。ミッドハイ~ハイクラスの車を運転するのは初めてで少し緊張したけど、走りの快適さや乗り心地を考えると「いつかはクラウン」と考えてしまいますね…。
ちょっと寒いくらい風が強かったので、雲がどんどん流れて精進湖の周りを覆っていきます。幻想的なひととき。
「どうせなら良さげなところで作例撮りたいね」というようなノリで訪れた精進湖でしたが、予想よりもずっと景色も心地もよいところでした。東京から2時間半くらいだし、定期的に訪れて最高の朝をたくさん迎えたい。
今年のiPhoneのカメラ、楽しいぞ…!
こんな感じで、今回はiPhone 15 Pro MaxのProRawを使って撮影した山梨・精進湖の写真を簡単に紹介しました。
iPhone 14 Proの頃からProRawが大幅に使いやすくなったのは知っていたのですが、15 Proシリーズで28mm・35mmのデジタルクロップの追加・120mmレンズ(Pro Maxのみ)の追加が行われたことで、やっと「実用的になった」といえるレベルになったなぁと感じます。
もちろんカラープロファイルの取り回しの特殊さ・メイン以外のカメラの解像度が高くないといったiPhoneならではの事情もありますが、そういったものを抜きにすれば「iPhoneをサブカメラに!」といった運用もいよいよ現実的になってきそう。
今回はProRawで撮影・現像した写真に絞って紹介しましたが、そう遠くないうちにスマートHDR5の使い勝手なども含め、より実用的なフォトレビューについてまとめる予定ですので、あわせて購入の検討材料にしていただければ。