荷物を持たなくていいような近所や短時間のおでかけは、大抵スマートフォンと家の鍵、それからカードを1~2枚という組み合わせで済ませてしまうことが多いです。
iPhone 12シリーズでMagSafeが導入されてからは「手ぶら外出」にぴったりなアクセサリーもだいぶ増えてきて、僕も『MOFT Snap-On』というスマホスタンド兼カードホルダーを手ぶら外出の相棒として長らく使ってきました。
そんなMOFTから新たに発売されるのが、スマホスタンド・カード収納・自撮り棒・三脚が1台に集約した『MOFT JSF 8-in-1多機能スタンド』というアイテム。
現在Makuakeにて発売に向けたクラウドファンディングを実施中ですが、プロジェクトの終了・発売に先駆けてサンプルを提供していただいたので、アイテムの外観や実際の使用感を紹介します。
※この記事はMOFTの提供でお送りします。レビューにあたっては各製品サンプルをご提供いただいています。
機能盛りだくさんなスマホスタンドをレビュー
今回提供していただいた『MOFT JSF 8-in-1多機能スタンド』は、スマートフォンやタブレットの周辺機器を多数販売しているMOFTの最新作。
家具やインテリアを手掛ける「JOURNAL STANDARD FURNITURE」とコラボしたモデルで、これまでのMOFT製品と比較してもさらにデザイン志向になっているのが特徴です。
ちょうど最近JOURNAL STANDARD FURNITUREでお買い物したこともあって、個人的にもかなり親近感があります。
動物由来の原料を使わず、本革のような手触りと質感を実現した「MOVAS™ヴィーガンレザー」が使われていて、パッと見たときの質感は上々。本革と違って経年変化が起こらないのは、人によっては嬉しいポイントだと思います。
カラーは、今回提供していただいた「サンセットレッド」のほかに、シックな色使いが特徴的な「ディープブルー」の2色展開。
どちらもMOFTの通常ラインナップではあまり見られない色で、インテリアブランドとのコラボ製品らしいなと感じます。
ケース内側には、MOFTとJOURNAL STANDARD FURNITUREのロゴが刻印されています。ここはカードポケットにもなっていて、最大2枚のカードが収納できるようになっています。
スタンドの基幹になるヒンジ部にはマンガン銅が使われていて、耐荷重300gとスマートフォンを支えるには十分。iPhone 15 Pro Max(221g)であれば重量級ケースを装着していても大丈夫そうです。
実際に装着してみる
iPhoneへの装着は、スタンド本体の背面に備わっているMagSafeパターンを介して行います。今回提供していただいた「サンセットレッド」の場合はパターンのグレーが気になりますが、「ディープブルー」の場合は調和していそう。
MagSafeに対応していない旧型iPhoneやAndroidスマートフォン用でも、付属の磁気リングを貼り付ければ利用可能。スマホを複数台持ち歩いている側の人間からすると、広い互換性が確保されているのは最高。
実際にiPhone 15 Pro Maxに装着してみるとこんな感じ。サイズは96.5×63.5(mm)で、iPhone 15 Pro Maxであればだいぶ余裕のある作りです。
MagSafe対応ケースの上からでも問題なく装着可能。ただし、この上からMagSafe充電・ワイヤレス充電はできないので注意が必要です。
ほぼ無段階調整できるスタンド機構が便利
なんといっても最大のセールスポイントは、従来と比べてより使いやすくなったスタンド機能。
マンガン銅を使ったヒンジがちゃんと力をかけて初めて動くようになっていて、ちょっとスマホを立てかけたり触ったりした程度では角度ズレが起きません。
ヒンジ自体もギア式ではないので、角度の調節はかなり自由に行えます。
スマホリング代わりに使う場合は、ヒンジではなくマグネットを引き出してこのスタイルで使うのがおすすめ。中指・薬指が隙間にすっぽり収まるので、スマートフォンの取り回しがかなり楽になります。
ただしスタンドとしての利用は、強力なヒンジではなくマグネットで止める仕組みなので不向きかも。
そしてMOFTがイチオシな「ハイポジションモード」。
マグネットとヒンジを組み合わせることで高さ20cmのスタンドに変身するモードで、ヒンジ部分は前傾10°から後傾45°の間で角度を付けられます。
スマートフォンを高い位置に固定できるので、スタンド機能を使いながらの充電や、スマートフォンでの動画視聴も快適。MagSafeのおかげでスマートフォンの向きを変えるのも余裕です。
この状態でカメラアプリを起動すれば簡易的な三脚として使えるうえ、マグネットの三脚部を畳めば自撮り棒としても使用可能。用途的にもかなり自由度が高い仕上がりになっています。
先ほど紹介したように、ケースの内側はカードポケットになっていて、最大2枚までのカードが収納可能。
さらに、今回の製品では新たにNFCカードにも対応したことで、交通系ICカードやタッチ決済対応クレジットカードをMOFTから出すことなく使えるようになりました。クレジットカードを持って外出することが多かったので、この改良は個人的にも大歓迎です。
まとめ
こんな感じで、今回はMOFTから発売予定・クラウドファンディング中の『MOFT JSF 8-in-1多機能スタンド』を紹介しました。
簡単に良かったところ・気になったところをまとめるとこんな感じ。
良かったところ
- NFCカード対応でカードポケットとしての使い勝手が上がった
- 角度調節の自由度が上がって便利になった
気になったところ
- 一般的なMagSafeスマホスタンドと比べて重い(96g)
- サンセットレッドの場合MagSafeパターンの配色が気になる
総じてかなり気に入った製品ではありますが、唯一気になったのは重量。
iPhone 15 Pro Maxとの組み合わせると300gを超えてしまうため、長時間MOFTを付けっぱなしで使い続けるのはちょっと大変かなぁと感じました。カバンを持っている場合はそれらに収納しておくことが多くなりそうな予感…。
とはいえ、一般的なMagSafeスマホスタンドとほぼ変わらぬサイズ感で
- NFCカード対応(取り出す必要なし)
- 角度調整機能付きのマルチスタンド
を備えた製品は少ないですし、使い勝手の高さは抜群。普段使いからレジャーの場面まで幅広く使える製品に仕上がっているなと感じました。
製品自体は8月14日(水)までMakuakeにて支援を募集中。『MOFT Snap-On』を使っていて買い替えを考えている人や、新たに気になっている人はぜひチェックしてみてください。
※この記事はMOFTの提供でお送りします。レビューにあたっては各製品サンプルをご提供いただいています。