ガジェットタッチ

【ベストバイガジェット2025】健全な散財は健全な睡眠から。45%オフで買えちゃった『エマ・ハイブリッドV2』

もうすぐ年の瀬ということで、毎年恒例のアドベントカレンダー「今年のベストバイガジェット」の季節がやってきました。2025年ももう終わりって正気ですか?

昨年(2024年)は、一般的な意味での「ガジェット」に立ち返り、RICOHのコンパクトデジタルカメラ『GR IIIx HDF』を選びました。

2025年も色々なガジェットを買ってきましたが、そのなかでも「買ってよかった!」といえるアイテムを選んだので、今回はそちらを紹介していきます。


ちなみに昨日はYoshidaさんのNIKKOR Z 26mm f/2.8レビューでした。α7R V買ってなかったらNikonがほしかった。

この記事は、ぜろ(@_0_zero)さん主催の「今年のベストバイガジェット Advent Calendar 2025」22日目の記事です。

今年のベストバイはエマスリープ『エマ・ハイブリッドV2』

2025年のベストバイガジェットは、エマ・スリープ社から発売されているマットレス『エマ・ハイブリッドV2』です。

2023年のクラウンマジェスタに引き続きガジェットとは…?となってしまいそうですが、過去にマットレスをベストバイとして紹介している方がいるので、これは問題なくガジェットです。


今回購入した『エマ・ハイブリッドV2』は、ウレタンフォームとポケットコイルのハイブリッド構造になっているマットレスで、エマ・スリープ製品ではスタンダードなモデル。上位モデル『エマ・ハイブリッドV2 プラス』も展開されていて、ほぼ1年を通してどちらかのモデルがセールになっています。

エマ・スリープ製品はインテリアショップのLIVING HOUSE.(のうち全国3店舗)で体験ができるようですが、基本的にはネット購入が前提のD2Cブランドとして認識したほうが良さそう。

マットレスを買い替えた理由

これまで使っていた無印良品のマットレス

そもそもマットレスは、無印良品の『脚付マットレス』を2020年に購入してから使い続けていました。

普段1日6~7時間ほど寝ていますが、脚付マットレスで寝ているときの睡眠の質は良好。Apple Watchで計測できる睡眠スコアも悪くないので、「マットレスはそのうち良いやつにしたいけど、まあ後回しで良いか」くらいの気持ちで過ごしていました。

それが大きく変わったのが、2025年8月に訪れたサウジアラビアから帰国したタイミング。

サウジから帰国後、床に伏すことに

うっかりコウモリの巣に入ってしまったことや、急激に気候が変わったことに影響され、帰国早々に新型コロナウイルスとインフルエンザに同時感染してしまったんです。

超ラッキーなことに微熱以外の症状や後遺症も一切なかったのですが、療養する以外できることがないので長時間ベッドで寝転んでいた結果、しっかり背中痛と腰痛を発症してしまいました。

一度痛みを発症すると悪循環に突入で

  • 痛くなくても寝るたびに背中と腰を気にするようになる
  • 気にしすぎて勝手に力が入る
  • 本当に背中と腰が痛くなる
  • 痛みが治るまで短時間睡眠になる

といった具合に、普通に身体の調子が悪くなっていく始末。

あれだけ「後回しで良いか」と思っていたのに、気が付くと毎日マットレスを調べるようになっていて───もしかしてこれって「恋」ってやつですか?違いますか、そうですか。

『エマ・ハイブリッドV2』を選んだ決め手

パッケージが大きすぎてたまげた

そんなわけでマットレスの買い替えを決意したわけですが、買い替え先は「ネットで買える」「返品保証が付いている」マットレスを前提に候補をピックアップ。そのうちいくつかは店頭で体験ができたこともあり、最終的には

  • エマ・ハイブリッドV2(今回買ったモノ)
  • NELLマットレス

の2つに絞りました。その中でも決め手になったのは、やっぱり価格。

ミスってたとしか思えないクーポンのおかげ

『エマ・ハイブリッドV2』の定価は68,700円なんですが、僕が買おうか迷っていた頃はちょうどブラックフライデー。Amazonを含めて、どこもだいたい30%オフの価格で販売していました。

しかも当時のAmazonは、ブラックフライデー価格からさらに20%オフになるクーポンまで配布されていて、販路のなかで最安。貯まっていたポイントも使って、最終的に定価から約45%オフの37,691円になりました。さすがに安すぎ。

国内で試せる場所がまともにない点が不安でしたが、Amazonで買った場合でも100日間トライアルが有効という話だったので、そこも後押しになった感じですね。

実際に使ってみてよかったところ

この記事が公開された12月22日時点で、『エマ・ハイブリッドV2』を使い始めてからちょうど1ヶ月。実際に使ってみた感想としては「めっちゃ身体に合ってて最高!」以外ないですね。

マットレスには柔らかさを求めていたこともあって、無印良品の脚付マットレスと比較して柔らかい『エマ・ハイブリッドV2』は、寝たときのフィット感・寝返りするときの抵抗も自然でとっても良いです。

ただ柔らかいといっても沈み込みすぎるほどではないので、長時間寝ていても背中・腰に負担がかかりにくく、潜在的な疲れも若干減ったように感じます。

買い替え前後でApple Watchの睡眠スコアが大きく変わったわけではありませんが、硬めのマットレスで蓄積されていた痛みが無くなっているぶん、毎日のコンディションも良くなった実感があります。これが3万円台で買えたのラッキーすぎる。

設置は絶対2人でやったほうが良い

脚付きマットレスのフレームを流用

全体的に大満足な『エマ・ハイブリッドV2』ですが、設置は絶対に1人でやらないほうが良いです。

真空パッケージされているものを広げながら開封・設置する

配達されてきたパッケージはマットレスにしてはコンパクトですが、それでも高さ1m・重さ18.4kgと小学生並みの大きさ。

さらにそれをマットレスフレームに乗せ、真空パッケージを開封しながら広げて設置する必要があります。

僕の場合はなんとか設置できましたが、設置するときに身体を変に使ってしまうと、これからマットレスで労れる腰や肩を強烈に痛める可能性がかなり高いです。マジで気をつけよう。

納得のベストバイ

こんな感じで、今回は2025年のベストバイガジェットとして、エマ・スリープ社の『エマ・ハイブリッドV2』を紹介しました。

上半期のベストバイではApple Watch Ultra 2などを紹介していましたが、購入から1ヶ月のマットレスが年間ベストバイになったのは身体に触れている時間が圧倒的に長いことが要因です。

社会人になってからずっとフルリモート勤務なので人一倍健康には気を遣っているつもりですが、新型コロナ+インフルエンザのハッピーセットというタイミングで睡眠に投資したのは、なかなか有意義なお金の使い方でしょう。

身体がボロボロになってしまったらガジェットも楽しく買えない・使えないということで、しっかり身体を労りながら散財していきたいものです。

※この記事にはアフィリエイトリンク・広告が含まれています。