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現役で早慶受けた高3が使ってたマジで使える参考書まとめ(国語編)

参考書まとめ国語

てんび〜(@_tenbi)です。

昨日こちらの記事で、早慶受験のときに活用した日本史の参考書まとめをお送りしたのですが、本日は国語編。他教科と比べて成績を上げづらいと言われる国語をどのように早慶レベルまで上げていったかをご紹介します!

演習は毎日1題、古典は一気に基礎を固める

文系科目の勉強において大前提となるのが「1日1題は必ずやる」ということ。昨日の記事でも

僕が一問一答で取り組んでいたのは「毎日30ページを新規でこなし、加えて前日つけたチェックマーク部分をもう一度やる」というもの。間違えた問題を次の日にもう一度触れることになるので、その分定着率が格段に上がります。

by【2017年度】現役で早慶受けた高3が使ってたマジで使える参考書まとめ(日本史編)

なんて書いている通り、毎日各科目に触れることでその科目に慣れやすく、成績も伸ばしやすくなります。使った教材は以下で紹介します!

演習中心になる現代文とは変わって、古典(古文・漢文)は演習をする前にまずは基礎を固めることが必要になります。こっちもこの記事で使った教材を紹介します。

現代文演習はこれ一択

どの大学(慶應は除く)でも必ず出題されるのが現代文。普段から日本語に接しているので、どう勉強に取り組んだ方がいいのかわからないという人は多いはず。もちろん僕もその1人でした。

そこでオススメするのが河合塾が発売している「入試現代文へのアクセス」シリーズ。全部で3巻構成になっていて

  • 基本編:センターレベル
  • 発展編:MARCHレベル
  • 完成編:早慶レベル

とそれぞれ難易度がわかりやすいのが特徴。それぞれの受験大に応じて買いわけましょう。

またこのシリーズは現代文を効率的に解いていくプロセスを「読解のアクセス」として解説で提示してくれるが最大のポイント。「対比関係を重視する」「具体例の前後に言いたいことがある」と言った基本から高度なテクニックまで解説してあるので、徹底的にやりこむとあっという間に現代文の成績が上がります。

演習と要約で2回使い込む

このシリーズで僕が実践していた使い方は「1回目は演習・解説を徹底的に行い、2回目は要約教材として使う」というもの。
アクセスシリーズは演習の素材や解説もさることながら、巻末の要約例や要約解説もとても非常にしっかりしているので要約の練習にはもってこい。

特に慶應義塾大学の小論文では要約が最初の問題で出題されるケースが多いので、普段の現代文演習の教材を使って要約の練習も進めると時間の効率化にも繋がります。

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現代文も単語勉強はするべき

読解をする上では語彙力も大事になってきます。語彙暗記は日本史・英語だけだと割り切らずに、地道に現代文の語彙力も上げていきましょう。語彙力が上がれば小論文で言いたいことを的確に言える可能性も上がります。

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こっちは上の単語帳より単語数は少ないですがその分解説はとても濃い。基本は上を使いつつ足りない分をこっちで補う使う方がいいと思います。

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古文は3ステップで伸ばす

全科目の中で最も手を出しづらく、でもやれば一気に伸びる科目なのが古文・漢文を総合した古典。学習法は後日公開する英語と全く同じで文法を身につける→語彙を身につける→演習するの3ステップ。一見すると単純なステップですがきっちりこなせば相当な力がつきます。

文法と読解の基礎を固める

古文の力をつける上で最も大事になってくるのが文法。英語長文が文法なしに読めないのと同じように、古文も文法を理解しないと読解はできません。
加えて古文の場合は現代語と異なる表現が多く使われているので、正しい文法を身につけるのが読解を進める最初のステップだと言えます。

僕が古文文法を理解する上で使ったのは東進の「富井の古典文法をはじめからていねいに」という書籍。日本史編で取り上げた実況中継シリーズと同様に、講義をテキストに書き起こしたような構成になっているのが特徴で、他の文法書よりも数段読みやすいのがオススメポイント。

別冊に本冊で解説されている文法事項が整理されているので、本冊で一通り勉強した後は別冊を適時見返すだけであっという間に文法が身につきます。

[wpap type=”detail” id=”4890856021″ title=”富井の古典文法をはじめからていねいに【改訂版】 (東進ブックス 大学受験 名人の授業シリーズ)” search=”富井の古典文法をはじめからていねいに【改訂版】 (東進ブックス 大学受験 名人の授業シリーズ)”]

そして古文文法を身につけた後は同じ東進の「富井の古文読解をはじめからていねいに」で読解の背景知識をつけました。この書籍は読解力をつけるというよりも、どちらかというと読解する上で役立つ背景知識をまとめた側面が強いので、人によっては必要ないかもしれません。

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語彙力をつける

文法・背景知識を習得するのと並行して語彙力をつけることも重要です。入試古文でよく出る単語は多くても300〜400前後と言われているので、収録語数の多さで選ぶよりも収録されている単語の頻出度で単語帳を選ぶのがオススメです。

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僕が使っていた古文単語帳は上のものですが、人によってはゴロゴなどの方が親しみやすいかも。

[wpap type=”detail” id=”4907422008″ title=”古文単語ゴロゴ” search=”古文単語ゴロゴ”]

難関大の問題で演習する

文法・背景知識・単語がある程度身についた段階で演習に取り組みます。この問題集は首都圏難関大学(GMARCH・早慶上智)で実際に出題された古文がそのまま掲載されているので、難関大の古文を1冊で一通り演習することができます。解説もしっかりしているので実力をつける教材にはこの上ないと思います!

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漢文

参考書まとめ国語編、最後は漢文です。
漢文は根気を詰めて取り組めば3週間で何とかなる科目です。僕も試験の3週間前から一気に漢文を仕上げ、試験では満点が取れました。

句法を覚えれば何とかなる

漢文で一番大事になって来るのは句法の把握です。漢文の場合全く関係ない具体例→作者の言いたいことという順番で文章が構成されていることが多いのですが、実際の問題ではよくわからない具体例から推測して問題を解く場合が多く、具体例には句法が多く使われています。だから句法をきちんと習得すればどんな漢文でも高得点が取れるわけです。

僕が句法の習得に使ったのは「漢文ヤマのヤマ」と「新・漢文の句法ノート」の2冊。

「漢文ヤマのヤマ」は大学入試で頻出の66句法をジャンル別に分類し、例文とともにまとめたもの。普通学校で使うような句法書よりも語り口が堅苦しくなく、ワンポイント解説もしっかりしているので一気に読み進めることができます。

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そしてヤマのヤマで覚えた内容を漢文の基本ノートで実践します。ヤマのヤマが読み進める系の参考書だったのに対し、漢文の基本ノートは書きが中心の参考書になっています。なので頭で理解した知識をアウトプットして整理するという暗記の作業にとてもマッチしています。

価格も300円と非常に安く内容も充実しているので、書き中心作業が苦ではないという人はこれ一冊でもなんとかなっちゃうかもしれません。

[wpap type=”detail” id=”4816806806″ title=”新・漢文の基本ノート―句形演習” search=”新・漢文の基本ノート―句形演習”]

まとめ:国語は演習中心で実力をつける

「早慶受験で使った参考書まとめ」の第一弾:国語編はいかがだったでしょうか。国語は暗記というよりも日々の演習を絶やさないことが大事になって来る強化だと思います。コツコツ演習を重ねて着実にレベルを上げていきましょう!

日本史の参考書まとめはこちら

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