ポケットサイズの4K対応カメラというと『GoPro HERO7 Black』あたりが有名ですが、僕はインドア派の大学生なので購入しても中々活路が見出せません。
とは言っても、ここ最近は動画を撮ることも多いし「iPhone以上α7R III以下のちょうど良い動画向きカメラが欲しいな…」と思っていたところ、ジンバルやドローンで有名なDJIからポケットサイズのカメラ『OSMO Pocket』が発表されていました。
発表から数日はPayPayの20%還元キャンペーンもやっていたということもあり、うっかり買ってしまったので、まずはファーストインプレッションとして、開封の様子や簡単な動画作例なんかを書いていこうと思います。
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手軽に手ブレ無し動画が撮れる『OSMO Pocket』
今回購入した『OSMO Pocket』は、3軸ジンバル(手ブレを補正する機構)を搭載した4K動画撮影に対応するカメラ。
DJIはもともとジンバルカメラやその技術を応用したドローンが有名なのですが、今回サイズを大幅に小さくした上で大衆向けのジンバル一体型カメラとして『OSMO Pocket』がリリースされたというわけ。
主な付属品はこんな感じ。必要最低限のアクセサリが揃っていて、他に必要な場合は別途購入する形です。
- 本体
- 専用キャリングケース
- USB-A to USB-Cケーブル(本体の充電用)
- Lightningアダプター
- USB-Cアダプター
- ストラップ
- クイックスタートガイド
OSMO Pocket本体は手のひらに収まるコンパクトなサイズが特徴的。
121.9×36.9×28.6 mm・重量は116gとスマートフォンより小さく軽く、ポケットにも余裕で入るので、今まで動画用カメラを持ち歩くのを諦めていた人にもおすすめのサイズ感です。
内蔵カメラは1/2.3インチのセンサーを搭載し、焦点距離は26mm前後(35mm換算)、有効画素数は1200万画素。解放F値は2.0と明るいので、夜でも実用に耐えうる感じです。
動画は最高で4K/60fpsでの撮影に対応している他、120fpsでのスローモーション撮影も可能。フェイストラッキングやアクティブトラッキング(4K/60fpsでの撮影時には未対応…)も搭載しているので、動画撮影がかなり手軽に行える感じです。
今まで外で動画を撮るときは『OSMO Mobile 2』とiPhoneを使っていたのですが、それよりも小さく・高画質に動画が撮れるとなるとOSMO Mobileの出番がどんどん減ってしまいそう。
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本体セットアップとアクティベート
本体を紹介したところでサクッとセットアップしていきましょう。本体に2つあるボタンのうち、右側のボタンを長押しすると電源が入ります。タッチスクリーンになっている画面から言語を選択して次へ。
「Pocket未アクティベーション」という文言が表示されるので、ここでスマートフォン向けにリリースされているアプリ『DJI Mimo』を使ってアクティベートしていきます。
アプリを起動し、付属のアダプターを使ってOSMO Pocketとスマートフォンを接続すると、アプリの指示に従ってアクティベーションが行えます。DJIのアカウントが必要になるので、アカウントを持っている人はログイン、持っていない人はサクッと作成しましょう。
発売日前のタイミングでアップデートがあったようで、OSMO Pocketのアクティベートが完了すると本体のアップデートが始まります。100MB以上の容量があるmicroSDが必要なので用意しておきましょう。
サクッと撮ってみた作例
Yahoo!クリエイターズプログラムに投稿したレビュー動画がこちら。
0:18〜前後から歩行している様子をiPhone XSとの比較で紹介していますが、OSMO Pocketはかなり優秀で、歩行の際にどうしても生まれてしまう上下揺れを除いては手ブレがほぼ0に近い状態。
iPhoneもデジタル補正で頑張ってはいますが、本体のサイズ感を考えると完全にOSMO Pocketの方が取り回しやすいと感じました。
使い込んだレビューは後日公開予定
今回は『OSMO Pocket』の開封・ファーストインプレッションをお届けしました。
OSMO Pocketにはタイムラプス・ナイトショット・パノラマ撮影・ストーリーモードなど、まだまだ多くの機能があるのですが、流石に半日では全て触り切ることは出来ず。
2週間くらいしっかり使い込んでみて、気になったことや細かい機能の紹介はまた別の記事でしていこうかなと思います。
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