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30DaySongChallenge: 人生について考えさせられる曲
Perfume – 再生
曲を聴いて「自分の人生」について考えることはあまりないのだけれど、自分以外の誰かについて考えてしまうことはある。
その中でも最近強烈に「自分以外の誰かの人生」について考えたのが、去年11月にリリースされたPerfumeの『再生』。
3人とも30代になり、ここ数年は特に「彼女たちそれぞれの人生を歩む」ために活動休止するんじゃないか?という噂がよく出ていたし、実際本人たちからも「2015年でいったん終わりにしようと思っていた」的なエピソードが話されているわけで。
結局2015年当時は活動休止することはなかったのだけれど、それ以来妙に活動休止だったりそれに類することをほのめかす楽曲やパフォーマンスが増えたような気がする。気が。『天空』とか。
まして「2020年の大きなこと(=オリンピック?)が目標で、それ以外考えられない」なんていうような言葉が本人たちから飛び出したら、きっとそろそろ区切りが付くんだろうな…と思うわけですよ。
で、今回の『再生』。初めて曲を聴いたときも泣いたし、PVを電車の中で見てしまって電車の中でも泣いた。絶対2020年でPerfumeは…という気持ちになってしまって、心がおしまいになった。
明るさの中にある悲壮感を感じさせる音色とコード進行、それを楽しそうに歌う3人、そして総集編ですよと言わんばかりのPV。下手なアイドルならラストソングだぞこれ。
2020年で…という気持ちは、2月に行ったドーム公演のラストメッセージである「Then, Now, and Future… To be contiunued」という文字ですっかり晴れた。
でも、初めて聴いて泣いたあの日以来、3人はこれからどんな人生を歩んでいくんだろうといつも考えてしまう。
てんび〜の30DaySongChallenge
「Spotifyで配信されている曲」という縛りを設けて、毎日プレイリストに1曲ずつ追加している。
みんなで「30DaySongChallenge」のプレイリストをシェアしあって、まだ聴いたことのない音楽にたくさん触れる機会にしたい。
30DayAnimeChallenge: お気に入りのセリフ
DAY8: 「私たちはきっと1000回もメールをやり取りして、たぶん心は1センチくらいしか近づけませんでした」- 『秒速5センチメートル』
気に入ってるというよりも心に残ってるセリフ。メールとLINEの過渡期に見た映画だから余計にね。#30DayAnimeChallenge
— てんび〜 / 加藤瑞貴 (@_tenbi) May 12, 2020
見る人が見たら心が終わってしまうやつ。『言の葉の庭』のラストシーンで秋月くんが一方的に投げつける一連のセリフもすごく好き。