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Galaxy Z Fold3用保護ケース『エアースキン』レビュー。軽量で非純正ならこれ一択かも

発売日に購入して以来愛用している『Galaxy Z Fold3』ですが、折りたたみ式スマートフォンということもありケースのラインナップがまだ少ないのが悩みポイントの1つ。

以前サムスンから発売されている純正のレザーケースを購入してレビューにまとめましたが、今回はSpigenから発売されている保護ケース『エアースキン』を試してみたので紹介します。

結論から言ってしまうと品質が非常に高く、もし純正でないケースを探しているならぜひおすすめしたいケースです。

SpigenのZ Fold3用高品質ケースをレビュー

こちらが今回紹介するSpigenの『エアースキン』。国内発売に先行して海外では9月ごろから発売されていたもので、日本でも10月中旬から入手可能になりました。

カラーリングは今回紹介する「ファントムブラック」のほか「ファントムグリーン」がラインナップされていて、Galaxy Z Fold3の本体カラーと合わせることができます。

ケース本体のほかに着脱手順が記されたマニュアルと、予備の粘着テープが2セット分同梱されています。

こちらがケース本体。サブディスプレイ側(前面)を保護するパーツと背面側を保護するパーツの2つに分かれているのが特徴。

Galaxy Z Fold3は、本体の形状と特性からケースをがっちり固定することが難しくテープを使用する場合が多いのですが、ケースによってはテープが少ない・付属していないこともあり装着してもすぐに外れてしまう可能性があります。

対してエアースキンはこれでもかというほどテープが付属しているため、一度装着してしまえばそう簡単にはずれてしまう心配はなさそう。もちろんケースの着けかえや交換に備えて予備のテープセットも同梱されているので粘着力も気にせず使えます。

「エアースキン」というだけあって、薄さは0.8mmと一般的なケースと比較するとかなり薄めです。Spigenからは「シン・フィット」というケースも販売されていますが、あちらは倍以上の薄さ1.8mm。薄さを取るならエアースキンが間違いないでしょう。

ちなみに重量は16g。Galaxy Z Fold3に装着しても本体+ケースの合計重量は300gを切るため、ぎりぎり片手でも使えるといった感じでしょうか。

参考までに、サムスン純正のアラミドケースは19g、レザーケースは29gでした。16gは市販されているメジャーなケースの中でも最軽量かもしれません。

実際に装着してみた様子がこんな感じ。

サブディスプレイ側・背面側ともにしっかりと保護されている上、カメラモジュール・サブディスプレイが地面に直接触れないように1mm程度せり出ているので安心です。

電源ボタン・ボリュームボタン部分はしっかりくり抜かれているのでケースを着けていても実用性に問題はなし。

マイク・スピーカーグリル、USB Type-Cポートもしっかり開いているので、主にサードパーティ製ケーブルを使うときも支障はないでしょう。

ヒンジ部分の角張りとSIMカードトレイの扱いには注意

角ばっているので持ったときに違和感を感じる

薄くて軽量、かつ本体にガッチリ固定されるという点で魅力な『エアースキン』ですが、注意すべきポイントが2つあります。

1つ目はケースヒンジ部分の形状。一般的なケースはこの部分に若干丸みを帯びた加工が施されていて持ったときに角張りを感じにくくなっているのですが、エアースキンはほぼ切り落としに近い形状になっています。これによって折りたたんだ状態で手に持つと若干違和感を感じてしまいます。

もう1点が、ケースをテープで固定することによってSIMカードスロットが覆われてしまうこと。

国内版Z Fold3はeSIM非対応のため、SIMカードを交換する・SIMを認識しなくなった場合にSIMカードスロットを開ける必要があるのですが、ケースをテープで固定することでスロットが覆われてしまい、都度ケースについているテープを外す手間が生じます。

SIMカードをコロコロ変えない大多数の人には関係が薄い話ですが、いざというときに手間がかかってしまうのはマイナスポイントかもしれません。

サムスン純正以外を探してるならまず検討したいオススメの一品

こんな感じで、今回はSpigenから発売されているGalaxy Z Fold3用の保護ケース『エアースキン』を紹介しました。

ケースの一部が角ばっているといった残念のポイントもありますが、サードパーティ製の少ないZ Fold3用ケース市場にあって品質と価格が安定しているSpigenのケースはかなりオススメ。薄さ・軽さはサムスン純正ケースを超えていて、それでいて4,000円ほどで購入できるのは魅力的でしょう。

現状サムスン純正品以外のまともなケースがほとんど存在しないため、非純正のケースを検討しているのであればまず候補に入れたい一品になっています。

サムスン純正のレザーケースもレビューしています。

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