僕のTwitterを見てくださっている人はすでに知っている事かもしれませんが、昨年11月に引っ越しまして、人生で初めての一人暮らしになりました。
一人暮らしを始めるにあたってどんな場所に住もうか色々と悩んだのですが、結論から言ってしまうと23年間住み続けた東京という土地を離れて郊外に住むことにしました。
引っ越しにあたって検討したこと(物件とか条件とか)や引っ越しに併せて購入した家具家電については追って連載という形で紹介していくとして、今回の記事では都外への引っ越しを決めた理由について軽く紹介していこうと思います。
郊外に引っ越した理由をおおまかにまとめると上の3つ。一つずつ紹介していきますね。
フルリモート勤務なので住むところが自由
このブログこそずっと続けていますが、今現在の僕の表向きの身分はごく一般的な会社員。東京都内にあるIT企業でUIやUXを設計するデザイナーとして働いていて、もうすぐ2年目になるところです。
最近でこそ「withコロナ」という言葉に代表されるようにリモート勤務が可能な企業が増えていますが、勤務先はコロナが騒がれ始めた直後から制度が整備されていたようで、入社半年前には「オフィス出社の義務なし・通年フルリモートOK」という労働環境に。
実際、2021年4月に入社してからもオフィスに連続して出社したのはPCのセッティングが完了するまでの1~2週間ほどで、勤務を目的にオフィスに最後に出社したのは昨年5月末と、すでに半年以上まともにオフィスに出社していないことになります。
フルリモートに際しての居住地の条件もオフィスからの通勤時間が一定を超えない範囲であればOKと比較的緩く
- 通勤時間の短縮(というよりもゼロ化)
- 住環境のアレコレ
を考えると、東京都に住む合理的かつ納得できる理由がない=都外に住んだほうが良さそうという結論になりました。
新卒が都心で1LDKに住むのは無理
上の見出しで「住環境のアレコレ」と書きましたが、住環境まわりで決め手になったのは圧倒的に希望する間取りと家賃の乖離でしょう。
フルリモートワークの企業に就職するにあたって社会に出て働いている会社員の友人から
- リモートワーク時のライフスタイルについて
- リモートワークで良かったこと・悪かったこと
などを色々と聞いていたのですが、一番多くかつ深刻な意見としてあったのが「ワンルーム・1Kで在宅勤務は独房にいるみたいで心がしんどい」というものでした。
確かに考えてみると、ベッドと仕事場が隣合わせになっていて「起きたら仕事」「仕事が終わったら寝る」というような感覚になってしまうと、生活リズムを切り替えるのも難しそうだし、長期になると精神的にも消耗してしまいそう。
そういうわけで物件は1LDK以上の間取りを条件に探すことになったのですが、まぁ東京都内で1LDKの物件は新卒社会人には厳しいわけで。都内でワンルームを借りるだけのお金で都外1LDKが借りられるのであれば、そりゃあ後者を選びますよね…。
外から「東京」という都市が見たい
最後はしっかりした理由というよりも個人的な興味なのですが、 外から「東京」という都市が見たくなったんです。
生まれてから23年間東京都に住んでいると、時間と共に街並みこそ変われど、その街・その都市が持つ雰囲気とか空気感に慣れきってしまって、見た目が変わっても新鮮さがあまり感じられなかったんですよね。
隣の芝生が青く見えてるだけなのかもしれませんが、こういうタイミングだからこそ一度ここを離れて、静かなところから改めて「東京」という都市の独特の雰囲気とか、そういうものを眺めてみたいなと思ったわけ。
今回僕が引っ越したのは東京・新宿へ共に45分程度で行ける距離の町ですが、自宅の周りはこれまで住んできたどの場所よりも静かで、東京に住んでいた頃になかった「ゆっくり時間が進む感覚」を覚えます。
新しい土地の空気、それと慣れ親しんだ東京の「よそ者」として吸う空気、そのそれぞれを、これからの想像力やライフスタイルの源泉にしていきたいなと思っています。
まとめ
こんな感じで、今回は一人暮らしを始めたよという報告と、引っ越しにあたって都心から郊外への移住を決めた理由なんかをまとめてみました。
すでに1ヶ月半ほど新しい土地で暮らしていますが、まだまだ自分の身の回りのことに時間を使ってばかりで、町にあるおしゃれなお店やお気に入りスポットを見つけるのはもう少し先の話になりそう。
はじめにも書いたとおり、 引っ越しにあたって検討したこと(物件とか条件)や引っ越しに併せて購入した家具家電については、今後どんどん記事にまとめていく予定ですのでお楽しみに。
心機一転、ブログもプライベートも頑張るぞ!