てんび〜(@_tenbi)です。
音楽はいつの時代でも人と寄り添い、人を形作ります。
普段の何気ない時や辛い時に思わず好きな音楽を聴いてしまったり、「あの曲を聴くとあの日の風景を思い出す」なんて経験をしている人もきっと多いはず。
そこで今回は、今の僕を形作っている9枚のアルバムを紹介します。僕だけでなくあなたのことも形作っているアルバムがきっとあるはず。
目次
Thriller – マイケル・ジャクソン
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最初に紹介したいのは”King of Pop”であるマイケル・ジャクソンの伝説的名盤「Thriller」。
両親がマイケル好きだったこともあって幼少期から彼の音楽をよく聞いていました。
小学校5年生の時、このアルバムに収録されているポール・マッカートニーとのデュエットソング「The Girl Is Mine」の良さがわかってきたタイミングで彼の死去という事態が発生しました。それ以来、僕はずっとマイケルのファン。
さて、このアルバムはそのインパクトから何かと「The Girl Is Mine」「Thriller」「Billie Jean」「Beat It」ばかり語られがちですが、僕がこのアルバムで一押しなのは「The Lady In My Life」。
マイケルは後期(HIStory〜Invincible)にかけてバラードに寄った曲が多くなるのですが、ソロ前期では貴重なバラード。夜に間接照明をつけて、コーヒーを飲みながら聴くとおしゃれです。
The Fame Monster – Lady Gaga
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マイケルが亡くなって以来ずっとマイケルの情報やアルバム・ライブ映像集めていた僕は「マイケルの遺品を大量に買い取った」というニュースを見つけたんです。「誰がそんなに大量に」と思って買い取った人を調べると、レディー・ガガにたどりつきました。
母親がガガ好きなのも影響して、彼女の歌を聴くようになり、アルバムを買うように。
現在ソロ作品として5作アルバムをリリースしている中で僕がお気に入りなのは、2009年にリリースされている「The Fame Monster」。
収録されている曲は8曲と、近年のアルバムの中では曲数が少ない方ではあるのですが、1曲1曲のクオリティがとてつもなく高い。ビヨンセとコラボした「Telephone」なんかはミュージックステーションでも披露されていたので知っている人も多いはず。
After Service – YMO
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僕が育った家には昔からたくさんのCDがあって、何かにつけて家ではよく音楽が流れていました。母親が洋楽に系統していたので基本的に洋楽ばかりが流れていた我が家ですが、たまに方角が流れてくるとすぐにどんなアーティストかを調べていました。
その中でも1番印象に残り、かつ今でもよく聞いているのがこのYellow Magic Orchestraの「After Service」。当時は「結構最近の音だな」と思っていたのですが、調べてみると1983年の音源ということがわかって非常にびっくりしたのを覚えています。
このアルバムで一押しなのは後半にあるTechnopolisからRydeenのメドレー。ツアーの最終日(音源収録日ではありません)にはアンコールのラストにこのメドレーを演奏するという演出もありました。アツい。
GAME – Perfume
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最初に紹介したいのがPerfumeの2ndアルバム「GAME」。1stアルバムを「コンプリートベスト」というベストアルバムの形でリリースしたPerfumeにとっては初めてのフルオリジナルアルバムです。
Youtubeに投稿されているYMOの動画をよく見るようになると、同じ時期に「カンヌライオン」という国際的な広告祭でパフォーマンスをしたPerfumeの動画が関連動画として表示されるようになりました。
一目惚れでした。のっちが一番好き。
さて、ブレイクのきっかけとなった「ポリリズム」から約9ヶ月後の2008年4月にリリースされたこのアルバムは、Perfumeの当時のキャッチコピーである「近未来型テクノポップユニット」を表すかのようなザ・テクノなアルバム。
その一方で、近年のPerfumeの特徴でもある「テクノとポップの深い融合」が随所に現れているのも特徴です。
僕はこのアルバムの最後に収録されている「Puppy love」がお気に入り。歌詞といいメロディといい、ぐっとくるものがあります。
ちなみに、『Perfume 5th Tour「ぐるんぐるん」』開催決定! – 全国7都市を回るアリーナツアーでも紹介した「ぐるんぐるんツアー」に僕は2日連続で参戦したんですが、2日目のアンコールにこの歌を演ってくれてとてもエモい気持ちになりました。
DAHLIA – X JAPAN
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誰だって一度はメタルに目覚めるもの。
高校で軽音楽部に入学してドラムを始めると、派手なドラマー・派手なドラムセットに憧れるようになりました(この流れ、誰か共感してほしい)。そこでやっぱり名前が出てくるのがX JAPANのドラマーであるYOSHIKI。
そこまでX JAPANの名前自体は知っていたのですが曲は聴いたことがなくて、ここで一度は聴いてみようということで曲を聴いてみることに。
そこで聴いたのがこの「Rusty Nail」。あとあと調べるとこの時期はメタルというよりもロックな系統だったみたいなのですが、当時はメタルバンドがこんなにかっこいい曲を作るのかとびっくりして、一気にハマるようになりました。
今回選んだ「DAHLIA」は、X JAPANが解散に向かいつつある1996年のアルバム。曲作りが進まず、完成予定のアルバムのマスターテープを担保に無理やり制作を続行したという逸話も残っています。
曲の内容としてはやや早いレベルのものが中心。「Forever Love」「DAHLIA」などは聴いたことがある人が多いのではないでしょうか。
Crimson – 中森明菜
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中森明菜に目覚めたのは高校2年生の春。今まで半分ネタとして(主にサビの歌詞)聴いていた「DESIRE」を初めて真剣に聴いて、当時の年齢と歌唱力に圧倒されました。
今までこの記事を見てくれた人は大体わかると思いますが、ハマったアーティストはアルバムを全て集める癖があるので、中森明菜も例に漏れず集めました。
この「Crimson」は中森明菜全盛期とも言える1986年にリリースされたアルバム。小林明子と竹内まりやが5曲ずつ曲を提供し、アルバムを通して都会に住む女性を表現したことが特徴です。
本来の力強い歌声ではなく、あえてウィスパーボイスに挑戦したことがアルバム全体の心地よさを高めています。
そんなアルバムの中で僕がおすすめするのは竹内まりやが曲を提供した「Oh No, Oh Yes!」。だんだんと曲を賞賛する語彙が少なくなってきましたが、本当に最高です。いい曲。
KiLLER BiSH – BiSH
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BiSというアイドルを友人から布教されていたところに突如現れた「BiSをやり直す」ためのアイドル。BiSの楽曲自体は好きだったので流れで聴き、クオリティの高さからそのまま聴くようになりました。
当初はロック路線を走っていたのですが、このメジャー1stアルバム「KiLLER BiSH」からオーケストラを取り入れるようになって、楽曲の幅が広がりました。そして僕はオーケストラを取り入れるロックが大好きなので完全にハマりました。最近のアイドルは楽曲センスがすごい。
BiSHへのハマりっぷりは【音楽】BiSHの新シングル「プロミスザスター」が最高だから1回聴いた方がいいでも書いているのでぜひ。プロミスザスターもいい曲です。
ティー・フォー・スリー – Negicco
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さていよいよ大詰め、次に紹介するのはNegiccoです。
Negicco自体は7月くらいから聴き始めたばかりなんですが、すでに3年近く聴いてきたかのように耳に馴染んでいます。
というのも、曲の雰囲気がひと昔前というか渋谷系に近い系統で、すごく馴染みやすいんです。ここで深くは取り上げませんが大好きなPerfumeとの関係も深くて、今の活動もなんとなくブレイク前のPerfumeに通ずるものがあります。
今回取り上げるアルバム「ティー・フォー・スリー」は特にその傾向が強くて、全曲通しで違和感なく聴けてしまう。「耳馴染みがいい」とはまさにこのことで、家で音楽を垂れ流す時にもよくお世話になっています。
ティー・フォー・スリーから僕が推したいのは1曲目の「ねぇバーディア」。イントロの高揚感、サビメロのキャッチーさは今回紹介しているどの曲よりも強いと思います。アイドル楽曲大賞2015でも大賞を獲ってるみたいなので食わず嫌いしないで聴いてほしいです。
空青み – Percentage
手前味噌で申し訳ないんですが、最後に紹介するのは僕がやっているバンドPercentageの「空青み」という楽曲。
この曲は高校3年の夏大会に向けて作ったもので、とにかく思い入れが深い曲。これを聴くと高3の夏を思い出すし、夏になるとこの曲を聴きたくなります。
イントロのピアノといいサビのメロといい、バンドで作ってきた曲の中では1番好きな曲ですね。
音源はSoundCloudというサイトで公開してるので、よかったら聴いてみてください。上のプレーヤーからも聴けます。
あとがき
小学5年・中学2年・高校2年の時にハマったものは、音楽のみならず再燃しやすいと言われています。
心理学の教授から聞いたのですが、「小学五年生」「中学二年生」「高校二年生」の時にはまったジャンルというのは、一度熱が冷めても再燃しやすいそうです さて、昔はまった遊びにまたハマるのもいいのでは
— らいたーちゃん (@lighter_sun) 2012年7月11日
これを踏まえて今回紹介したアルバムを振り返ってみると
- 小5 → Michael Jackson
- 中2 → Perfume、YMO、Lady Gaga
- 高2 → 中森明菜、BiSH、X JAPAN
と、綺麗に合致しているんです。
この時期にハマったアーティストの曲を聴くと、当時の様子を思い出してエモい気分になれます。
音楽は人を形作る。これからも音楽とはいい関係が築けそうです。
さて、あなたの人生を形作っている音楽はなんですか?