北海道の地に降り立った夜、想像よりも寒い北の大地を電車を乗り継いで向かったのは、一泊目の宿泊地・小樽でした。海に面した小樽は空港よりも断然寒くて、運河の夜景を撮影するにもちょっとした覚悟が必要でした。
テレビや写真でよく見る小樽の地は一体どんな風景なんだろう?そう思って目覚めた2日目の朝は雨が上がったばかり。
20歳、初めての北海道旅行を写真と文章で綴る「ハタチと旅と北海道」。今回は2日目の夕方くらいまで滞在した観光地・小樽の様子を紹介していきます。
曇天の小樽、観光は隣の南小樽駅から
そそくさと身支度を済ませ、宿泊したホテルから小樽駅方面へ向かいます。寝ている間に結構雨が降ってたみたいで、まだ雲が厚い。
小樽の主な観光地として知られているメルヘン交差点やLeTAO本店は小樽の中心地にあるわけではなくて、今回は隣駅に当たる南小樽駅から小樽方面へ歩くことに。
ホームに着いたら通り雨に遭遇。うっかりコインロッカーに折り畳み傘を入れてしまっていたのでラッキーでした。
3分くらい電車に揺られて南小樽駅へ到着。紅葉がいい感じに進んでいたので、都度写真を撮りながらメルヘン交差点方面へと歩いていきます。
北海道、秋終わりそう pic.twitter.com/iskYsDDhKh
— てんび〜 / 加藤瑞貴 (@_tenbi) 2018年11月15日
写真を撮りながら20分ほど歩いて、メルヘン交差点へ到着。交差点を中心とした一体は西洋風の建物が多く並んでいて、写真撮影に適した地域になっています。
明治45年から建造物が遺っているという小樽オルゴール堂にて。2万点以上のオルゴールが並んでいるという店内は、あらゆるところから試奏の音が聴こえてくる。
ちょっと歩きっぱなしで疲れてきたので、お土産の視察も兼ねてメルヘン交差点に面しているルタオ本店へ。
ルタオ本店は1階が販売フロア、2階がルタオの洋菓子を楽しめるカフェとなっていて、カフェ限定のスイーツも食べられるようになっています。せっかくなので今回は本店だけで食べられるケーキセットを注文。
スイーツを食べてゆっくりしていたら青空も見えてきたので、このまま小樽運河の方へと戻っていきます。途中、美味しそうな煎餅を見つけたので食べ歩き。
小樽運河へと戻る道中では、見事にピークを迎えている紅葉を目にすることができました。この紅葉たちについてはまた別の記事にまとめる予定。
のんびり歩いているうちに、だいたいの観光地も巡り終えて小樽運河へ到着。
日中の小樽運河はどこか温かみのある雰囲気で、夜の締まったイメージとは真逆。当然小樽では一番の名所なので、多くの観光客が写真に納めていました。
小樽といえばやっぱり海鮮!昔ながらの市場でとびきりの海鮮丼を食べる
南小樽から小樽運河までのフォトウォークを終えて時計を見ると、時刻はもう2時近く。食べ歩きしながらのフォトウォークだったとはいえ朝食からは6時間近く経っているのでペコペコ。
時間的に小樽にいられるのはあとちょっとだし、どうせなら美味しい海鮮が食べたい!ということで、小樽駅近くにある市場で美味しい海鮮丼を食べることに。次回の「ハタチと旅と北海道」は、この海鮮丼についてつらつら書いていこうと思います。