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USB Type-C充電に対応したIPX7防水Bluetoothスピーカーをレビュー。音質とAndroidでの利用時に難あり

IPX7の防水性能とUSB Type-Cによる充電に対応した、使い勝手が良さそうだったBluetoothスピーカーを購入してみたので、1ヶ月ほど使ってみた感想を紹介していきます。

USB Type-Cに対応した珍しい防水スピーカー

こちらが今回購入したTronsmartというメーカーのBluetoothスピーカー。IPX7(約1mの深さに一時的に30分間沈めても問題ない)の防水性能を備えていて、水のかかりやすい浴室やキッチンでの利用にも最適。

とはいえ、本体右上にはカラビナを通す穴が存在することや、シリコンを外周に使った無骨なデザインからは、どちらかというとアウトドアシーンでの利用が想定されていそう。

電源・再生・一時停止・ボリューム操作といったボタン類は本体上部にまとまっています。少し押しづらくなってしまっているのはマイナスポイントですが、使っていて不便に感じるほど硬いわけではありませんでした。

背面部のパッキンを開けると

  • USB Type-C端子
  • microSDカード端子
  • AUX端子

の3つが搭載されています。

この製品はBluetooth接続での利用がメインに想定されていますが、microSDカードを挿入することでスピーカー単体での楽曲再生に対応しているほか、AUXケーブルを接続して外付けスピーカー的に使用することも可能です。

また今回僕が購入するにあたって最も惹かれたのが、USB Type-Cでの充電に対応している点。今まで使用していた『Anker SoundCore Mini 2』をはじめ多くの防水スピーカーは未だにmicroUSB端子を採用しているモノが多くウンザリしていたので、ケーブルの数が減らせるUSB Type-C端子の利用は大歓迎というわけ。

音質は小型のスピーカーよりも劣り残念

1月の頭に購入し1ヶ月弱使ってみましたが、音質面では同価格帯のより小型なスピーカーよりも明らかに劣っているな〜と感じ正直残念。

このスピーカーを購入する以前は先にも紹介したAnkerの『SoundCore Mini 2』を使用していたのですが、それと比較しても音が篭り気味。低音・高音ともに膜を数枚被せたかのような音で、入浴中の使用でもはっきりと「音悪いな…」と感じてしまうほどでした。

Androidでの接続時に毎回音量がマックスになる

入浴時にはAndroid端末を使用して音楽を聴く・動画を見ることが多いのですが、TronsmartのスピーカーはAndroidとの接続時に毎回音量が最大になるという致命的な欠陥があります。

これが非常に厄介で、どれだけAndroid端末側の音量を下げて接続しても勝手に音量が最大になってしまうので、自然とスピーカーを起動する頻度が少なくなってしまいました…。

スマホの問題なのかな…と思い、手元にあるAndroid 9 Pieを搭載した『HUAWEI nova 5T』、Android 10を搭載した『Pixel 3 XL』『Pixel 4』の3台で検証しましたが、どの端末でも同様の事例が発生してしまいました。

カスタマーレビューの中には同様の問題を訴える人も多いので、個体差というわけではなさそう。ちなみにAndroidほどではないですがiPhoneを接続する時にも、10回に1回くらいの割合で音量が最大になるのでちょっと厳しい…。

音質が気にならず、風呂で音楽を楽しみたい人なら…

今回USB Type-C充電ができる手頃なスピーカーという点に注目してTronsmartの製品を購入してみましたが、「USB Type-Cで充電ができる」ということを除けばかなり期待外れで、久々にこの手のプロダクトで失敗してしまいました。

iPhoneで使う分には先述した音量設定での問題はさほど気にならないのですが(気になるけど)、それを抜きにしても値段以下の音質で非常に残念。「とにかく音楽が聴ければなんでも良い」と考えている人にはオススメですが、大多数の方にはオススメできないプロダクトです。

Amazonでチェックする

その後改めてAmazonで「USB Type-C充電と防水」に対応した防水スピーカーを見てみたところ『Harman Kardon Neo』という製品を見つけたので、こちらを後継として購入済み。値段はちょっと張ってしまいますが、Harman Kardonブランドということでかなり期待しています。

こちらは近日中に手元に来る予定なので、しばらく使ってみてまたレビューしたいと思います。