ドコモが主体となって発行されている「dポイントカード」が、Apple Payに対応するようです。
タッチでのポイント加算に対応
今回導入が発表されたのは、今まで物理カードやスマートフォンアプリで使えていた「dポイントカード」のApple Payへの対応。Apple Payに対応することで、物理カードを提示したりスマートフォンアプリを立ち上げることなくポイントを貯めることができるようになりました。
こうしたポイントカード系列のApple Pay対応では2018年に「Ponta」が対応しましたが、おそらく仕組みは同一のもの。
現時点ではPontaのApple Pay利用はローソンに限られていることもあり、dポイントカード(Apple Pay)もしばらくはローソンでのみ利用可能でしょう。
ローソンでは2月18日からキャンペーン開始も
そんなdポイントカード(Apple Pay)ですが、リリースに合わせてローソンでの利用で獲得dポイントが7倍になるキャンペーンが開催されます。期間は2020年2月18日(火)から2020年4月17日(金)の間で、キャンペーンの参加方法は以下の2通りとなっています。
- 会計時にdポイントカードを電子決済端末にかざす
- 決済方法(iD・QUICPay・Suica)を選択して決済する
- 会計時に「Apple Payで」と伝える
- 決済に使うカードをWalletから選択して決済する
ポイントカード読み取りと決済を2ステップで行う前者と違い、後者はdポイントカードの読み取りと決済を同時に行えるので多少スマート。
ただし後者は「Apple Payで」と正しく使えない場合はdポイントカードが読み取られないため、キャンペーン対象外になってしまうことに注意が必要です。その他の注意点は以下の通り。
- プラスチックカードやモバイルdポイントカードを提示した場合は対象外
- タッチしてポイントをためて、かつ、Apple Payで行った決済が対象
- 7倍の内訳は通常ポイント1倍+ボーナスポイント6倍
- ポイントは各月17日締め、翌々月末に受け取り
dポイントカードをApple Payに登録する方法は簡単で、こちらのリンクをクリックして画面上の指示に従うだけ。
登録時の設定で「自動で選択」を選ばないと、決済方法で「Apple Payで」と伝えた場合のdポイントカードの処理ができなくなってしまうので注意が必要です。
まとめ
先行して対応していたPontaと比較してもポイントの使い道が比較的多く、ポイント還元キャンペーンも多数行われていたdポイントだけに、Apple Payに対応したことでさらにポイントが貯めやすくなった印象があります。
個人的にはdカードをiD(Apple Pay)で利用する際に
- dポイントカードアプリを見せてポイント加算
- 「iDで」と伝えてApple Payを起動
- iPhone/Apple Watchをかざして決済
と3ステップに渡っていたポイント加算・決済が「Apple Payで」の一言で済むのは嬉しいところ。これからは積極的にdポイントカードを使っていこうかなと思っています。
詳しいキャンペーンの情報は公式ページをチェックしてみてください。