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旅と南紀白浜 | 岩壁と波のコントラストが美しい千畳敷を巡る

初めて訪れた和歌山・白浜温泉の旅を巡る小連載『旅と南紀白浜』。2022年12月に1泊2日で訪れた白浜の景色が魅力にあふれていたので、少しでもその景色をおすそ分けしたくて記事にまとめています。

先日公開した第1回目は、大きな観光名所の1つである三段壁を訪れた様子を紹介しましたが、今回はその続き、岩壁と波のコントラストが美しい千畳敷をお届けします。

撮影機材

今回の白浜旅行ではα7R VとX-E4の2台を持っていきましたが、この記事に載せている千畳敷の写真は『X-E4』と『XF27mmF2.8 R WR』で撮影しました。強い西陽から夕焼けにかけての時間帯は幻想的な写真がたくさん撮れる。

富士フイルム(FUJIFILM)
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三段壁から自転車を飛ばして千畳敷へ

すごまじい断崖絶壁だった三段壁で眺望を堪能すること約30分、少しずつ日が傾いてきたのでレンタサイクルに跨り千畳敷へと向かいます。

かなりアップダウンのある道だったので徒歩だと結構時間がかかりそうでしたが、電動自転車のおかげで5分ほどで移動できました。

自転車を停めて千畳敷へ向かうと、黄色みがかった千畳敷と青空、強い西陽で幻想的な景色がそこには広がっていました。

ホテルから三段壁、三段壁から千畳敷と、ずっと風の強い海沿いを走っていたので凍えるような寒さだったのですが、その景色は寒さに耐えた甲斐があったなと感じるほど。

クリスマス前の週末ということもあってか観光客もそこまで多いわけではなくて、数十人で絶景を分け合うような構図になりました。おかげで景色を遮ってしまうものもなく、写真撮影や探検にも熱が入ります。

そうそう、この日はカスタムしたフィルムシミュレーションを多数公開しているFuji X Weeklyから『Kodachrome 64』というシミュレーションを登録して使ったのですが、これが本当に景色に良く合ってました。もう手元にFUJIFILMのボディはないけど、また機会があればこのシミュレーションが使いたい。

今回ともに旅したイカれたメンバー。この寒さで足首出てるボトム履いてるのはヤバい。

白い岩盤が長い年月をかけて打ち寄せる荒波に浸食され岩だたみのような景観になったという千畳敷。

アメリカのグランドキャニオンを感じさせるような岩盤は、首都圏に生活圏を置いているとまず見る機会の少ない景色で、新鮮だし圧倒されます。

おもむろに撮った1枚は友人が気に入ってプロフィール画像にしてくれた

少しずつ雲が出てきてしまったけど、それでも日が沈む方向には雲は少なくて、強烈な西陽が景色にちょうどいいアクセントになっていました。

これはα7R Vで撮った1枚

この後に訪れる白良浜と並んで、きっとこの景色を見るために白浜旅行に来たんだろうなと感じるひとときでした。

今まで見た中で一番のビーチ、白良浜へ

千畳敷の景色を堪能したあとは、いよいよ僕が念願だった白良浜へと向かいます。出発前から狙っていた通り、晴れた夕暮れどきという絶好のシチュエーションが叶いそうで、お昼過ぎからずっと楽しみにしていた場所。

はやる気持ちをなんとか抑えながら、友達を引き連れて千畳敷から白良浜方面へと自転車を向かわせていきます。

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