ガジェットタッチ

FUJIFILM『X-T30』を使いこなすためにおすすめのアクセサリー・レンズまとめ

先日『本当は8ヶ月前から欲しかった、富士フイルムに手を出した。』という記事でも紹介した通り、α7R IIIから買い増す形でAPC-Cセンサーを搭載したFUJIFILMのミラーレス一眼『X-T30』を購入しました。

メモリーカードやフィルターなど最低限のモノについては事前に購入していたのですが、そもそもメーカーが違うこともあって使っていくうちに「これが足りない」「これが欲しい」となり、それなりにアクセサリーを買い足しながら2台体制で使っています。

そこで今回は『X-T30をちゃんと使うために購入したアクセサリーまとめ』と称して、約1ヶ月間X-T30を使ってきて追加で購入したアクセサリーなどを紹介していこうと思います。

X-T30を使いこなすアクセサリーまとめ

SDカードはSanDiskのExtreme

まず絶対必要になるSDカードについては、信頼性が高く安心して使えるSanDisk製を選択しました。

α7R IIIでは転送速度の早い『Extreme Pro』を2枚使っていますが、X-T30ではJPEG保存が主で転送速度も必要ではないと判断して『Extreme』の64GBタイプを購入しました。

純正バッテリーとサードパーティ製充電スタンド

バッテリーはFUJIFILMから発売されている純正バッテリー『NP-W126S』を予備で買い足しました。

Amazonで探せば安価な互換品が多く売られているのですが、さすがに純正品と比べると実質的な容量も少なくて長時間使えるかは不安。いつ壊れてしまうかも分からないので、ちょっと値段は高いですが純正品を買うのが一番安全です。

富士フイルム
¥6,545 (2021/03/21 17:02時点 | Amazon調べ)

一方、充電器に関してはサードパーティー製のモノを購入しました。

というのも、X-T30にはバッテリーチャージャーが付属していなくてUSB Type-CケーブルをX-T30に接続して充電する形式なんですね。

個人的にはカメラにケーブルを繋いで充電するより、バッテリーはそれ単体で充電したいタイプ。今回購入したNewmowaの充電器はバッテリーを2つ同時に充電できて、USB接続で充電できるのでオススメです。microUSBケーブルが必要な部分が残念ですが、そう持ち歩くものでも無いので…。

USB Type-Cに対応した充電器と互換バッテリーも魅力

こちらは購入したわけではなくメーカーさんから提供いただいた製品なのですが、USB Type-Cに対応したバッテリー充電器と互換バッテリーも愛用しています。

一般的に互換バッテリーを使うとカメラ側に警告が表示されてしまうのですが、こちらの製品は警告表示なし。しばらく使っていても特に問題はなかったので、純正バッテリーが高いと感じる人はこっちで十分かもしれません。

製品単体のレビューはこちら。

安定感が格段に向上する純正グリップ『MHG-XT10』

購入する前に何回か家電量販店でX-T30を試していたのですが、その過程で「これも一緒に購入した方が良いな…」と思って購入したのがFUJIFILMから発売されているX-T30用の純正グリップです。

実際にグリップを付けてみたところがこのような感じ。付けていない状態と比較するとグリップの深さの違いは明らかで、実際にX-T30を使っていても安定性が格段に向上しています。

富士フイルム
¥11,545 (2021/03/21 17:04時点 | Amazon調べ)

ブログでのレビューはこちら。

Peak Designのハンドストラップ『Cuff』

X-T30を手に持っているときのハンドストラップとして購入したのが、Peak Designから発売されている『Cuff(カフ)』。

Peak Designのストラップはすでに「Leash(リーシュ)』も持っているのですが、コンパクトなカメラを使い始めるにあたって「手首でカメラを固定できるストラップが欲しいな」と思って購入してみました。

数週間くらい使っているのですが、手首に固定してカメラが使えるのは安心感も違うし、首から垂らしている時と比較しても使い勝手はかなり向上したような印象があります。

マウントが2つになったこともあってしばらくはα7R IIIとX-T30を同時に持ち歩く機会も多くなると思うのですが、そういったときでも

  • α7R III: 首からぶら下げる or キャプチャーで固定する
  • X-T30: 手首に巻きつけて固定する

といった運用ができるのはかなり便利。フォトウォークの際に真価を発揮してくれそうです。

小さいカメラには小さな三脚『PIXI EVO』を

普段ブツ撮りや出先で本格的な撮影をする時にはK&F Conceptから発売されている三脚を使っていますが、ちょっとしたお出かけの時にはマンフロットの『PIXI EVO』を持ち出すことが多いです。

コンパクトなサイズ感ながら対荷重は2.3kgと、X-T30だけでなくα7R IIIにも問題なく使うことができるので重宝しています。ほぼ毎回の旅行に持って行ってる…。

マンフロット(Manfrotto)
¥4,336 (2021/03/21 17:05時点 | Amazon調べ)

製品単体のレビューはこちら。

X-T30を使いこなすレンズまとめ

メインで使うレンズは『XF35mmF1.4 R』

今回X-T30と同時に購入したのは単焦点レンズの『XF35mm F1.4 R』。フルサイズ換算での焦点距離は約50mmと、XFレンズの最初の一本としては最適なレンズです。

初めてのレンズとしてはズームレンズの『XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS』も選ばれがちかなと思うのですが、それでも僕が35mm単焦点にしたのは「コンデジ的にX-T30を使いたい」から。

フルサイズ機のα7R IIIを使っていると、どうしてもちょっと持ち歩きたい時の荷物が大きくなってしまうので、そういった時にX-T30と組み合わせて使うと最適だろうと思って購入したのです。

Xマウントレンズの中では最も古い部類になるのですが、レンズのキレは現在でも一級品。X-T3/X-T30以降のカメラであればフォーカススピードも気にならないので、とってもお気に入りのレンズです。

富士フイルム
¥60,144 (2021/03/21 17:05時点 | Amazon調べ)

レンズの他の作例についてはこちらにたくさん載せているので、参考にしてみてください。

ハマった時のキレが凄まじい『XF90mmF2 R LM WR』

本当は買うつもりなんて1mmもなかったのに買ってしまったのが、90mm(フルサイズ換算135mm相当)の単焦点レンズ『XF90mmF2 R LM WR』。

Xマウントレンズの中でも随一のキレと描写力を誇るレンズで、一度使ってしまうと頭からこのレンズのことが離れなくなってしまうほど。僕もレンタルで1度使ってみたのち、我慢できずに購入してしまいました…。

手ブレ補正こそ付いていないものの、そのマイナス点を軽くひっくり返してしまうほどの写りがあります。Xマウントレンズの中では高価な部類に入りますが、ぜひ手にして欲しい一本です。

富士フイルム
¥100,677 (2021/03/21 17:06時点 | Amazon調べ)

便利に使えるズームレンズ『XF16-80mmF4 R OIS WR』

単焦点レンズばかり集めていると、次第にズームレンズも欲しくなってきますよね。わかる。

標準域のズームレンズは数本発売されていますが、僕が選んだのは2019年に発売された『XF16-80mmF4 R OIS WR』。

広角端であれば手持ち1秒でも手ブレしないという手ブレ補正(6段分!)と、しっかり映る描写力、なによりフルサイズ換算24-120mm相当という使い勝手のよさが魅力のレンズです。

F4, 1/90s, ISO640, 63mm, XF16-80mmF4 R OIS WR
F7.1, 1/50s, ISO6400, 80mm, XF16-80mmF4 R OIS WR
F6.4, 1/60s, ISO640, 80mm, XF16-80mmF4 R OIS WR
F6.4, 1/60s, ISO640, 80mm, XF16-80mmF4 R OIS WR

旅行の時はこのレンズがあれば十分!と思わせてくれるほど使い勝手の良いレンズなので、ズームレンズを考えている人には真っ先に検討してほしいですね。

富士フイルム
¥100,000 (2024/04/11 13:35時点 | Amazon調べ)

上記以外の作例は以下のブログ記事にまとめています。

まとめ

こんな感じでX-T30を快適に使うにあたって購入したアクセサリーをまとめて紹介してみました。

後半の純正グリップやハンドストラップに関しては使う人を選びそうなアクセサリーではあるのですが、純正バッテリーやバッテリーの充電器などは持っておいて損はないでしょう。

X-T30も購入してまだ1ヶ月程度なので、これから使っていくにつれて「このアクセサリーが足りない!」「これ買った!」も多くあるはずなので、アクセサリーを買い足したら追記していきますね。

※この記事にはアフィリエイトリンク・広告が含まれています。