ガジェットタッチ

2024年版ゲーミングデスクツアー | ゲームもブツ撮りも快適な妥協しないデスク環境

人間というのは不思議なもので、誰しも少なからず他人の作業環境や自宅の様子に興味を持ったことがあるでしょう。

僕もそのうちの一人で、定期的にブログやYouTubeで人のデスク環境を見ますし、半年から1年に1回のペースで「デスクツアー」と称して自分の作業環境をブログ記事にまとめています。

2024年も最後の1ヶ月に突入したということで、今年も僕が使っているデスクの様子を2本立てで一通り紹介します。

まず1本目となる今回は、寝室に構築しているゲーム・ブツ撮り用デスクのデスクツアーをご紹介。サブとはいいつつ立派に仕上げているので、何かしら参考になればと思います。

この記事は、みるくここあ(@milkcocoafarm)さん主催の「デスクツアー2024 Advent Calendar 2024」4日目(トップバッター)の記事です。

ゲーム&ブツ撮り用に構築したデスク

こちらが寝室に作り上げたデスクの全貌。ひとり暮らしを始めたタイミングで構築したデスクからあまり大きな変化はありませんが、天板や使っているアイテム類などが細かく変わっています。

このデスクのテーマは「ゲームとブツ撮りを快適にする」で、基本は1日の終わりに楽しんでいるゲームを快適にプレイできる環境でありつつ、必要であればすぐにブツ撮り用デスクに移行できるようにしています。

天板とデスク本体

ここからはデスクの各アイテムについて紹介していきます。

このデスクで使っている天板のサイズは150×60cmで、PCデスクとしては少し大きいかな?という程度。スピーカーを置いたりしているわけではないので広く使えています。

天板はリビングのメインデスクと同様に、ホームセンターで売られている杉板をカットしてもらったもの。表面には透明のつや消しニスを塗って耐久性を高めつつ、ナチュラルな木の色味を活かした仕上がりにしています。

脚はIKEAの伸縮式脚『OLOV』を四隅と中央奥側に配置して、ゲームに快適な高さに調整しています。

IKEA (イケア)
¥1,480 (2024/12/04 19:35時点 | Amazon調べ)

VALORANTを快適に遊ぶために組んだ自作PC

ゲーミングデスクで使っているPCは、Ryzen 7 5700X3D + RTX 4060 Tiで組んだ自作PC。部屋のテイストに合うようにFractal DesignのPCケース『North』に入れています。

VALORANTを高画質・240fps以上で遊べるようにパーツを選んでいて、特に不満なポイントもなく快適に遊べています。

詳しいスペックや使っているパーツについては別の記事でまとめているので、気になる人は参考にしてください。

240fps出て必要十分なDell Alienwareのゲーミングモニター

モニターはDellのAlienwareから発売されているゲーミングモニター『AW2521HF』を使っています。

24.5インチ・フルHD・240fpsとカジュアルゲーマーには十分過ぎるスペックで、購入当時は4万円ほどで買えたお買い得な一品。欲を言えばもうちょっと高スペックなものが欲しい気はしなくもないですが、これで困っていないですからね…。

現在は360Hzに対応した後継モデル『AW2523HF』が登場しているみたいです。

モニターの上にはXiaomiのモニター取り付け型ライトを設置してゲーム中の光量を確保しています。光量・色温度・光の向きもある程度自由にコントロールできるので、普段は間接照明としても使えて一石二鳥。

AliExpressで本家の1/3くらいの値段で買えたので、満足度はかなり高めです。

入力機器類

続いてPC作業(主にゲームだけど)に欠かせない入力機器類について紹介していきましょう。

マウス

比較的マウスをコロコロ変えることは無い派の僕ですが、2023年末に購入した『LAMZU THORN』でマウス沼からの脱却に成功し、無事に解脱しました。おめでとうございます。

VALORANTをプレイするときは

  • 手のひら側をつかみ持ち寄り
  • 指先はつまみ持ち寄り

でマウスを持つことが多いのですが、THORNの形状はこの持ち方にピッタリ。

エルゴノミクス形状ではあるんですが、左右の傾きが控えめな点や親指を入れるくぼみが大きいなど、他のエルゴマウスとは作りがちょっと違っていて、この違いが上手くハマりました。

よほど良いマウスが出ない限りTHORNを使い続けると思います。

マウスパッド

マウスパッドはマウスほど強いこだわりはありませんが、コントロール寄りのほうが相性がよいので『Razer Gigantus V2』『VAXEE PA』と渡り歩き、今は『Pulsar ES2 3mm XL』を使っています。ローセンシ寄りなので大きいマウスパッドじゃないと振れない。

マウスパッド自体の性能は結構高くて満足してるのですが、これまで使っていたマウスパッドと比べてちょっと高いのが気になるところ。次はVAXEE PAに戻ってもいいかなぁと思ったりしています。

↑ちょうど使っているマウスパッドのリンクがないから同じ製品の『鬼滅の刃エディション』を。

スペックがごくうすっぽいキーボード『ATK RS7 Pro』

2023年にようやく左手デバイスからの卒業に成功し、ラピッドトリガー機能のついたキーボードでゲームを楽しめるようになりました。

しばらくは『DrunkDeer A75』を使っていたのですが、今年の夏ごろからATKの『RS7 Pro e-Sports Edition』という強いゲーミングキーボードに移行しています。

アクチュエーションポイント0.02mm、リセットポイント0.02mm、ポーリングレート8000Hz、デッドゾーンゼロと現状世に出ているキーボードの中でもかなりスペックが高く、それでいて価格も抑えめなのが嬉しい。

そしてなにより、AliExpressで下位モデル(RS7 Pro通常版)を頼んだら何故かこのモデル(最上位)が届いてしまい、1万円くらい得をしたというのが気に入っています。

オーディオ機器類

メインデスクのオーディオ周りはそれなりにお金をかけていますが、ゲーミングデスクではゲームをすることが大半なのでセットアップは最小限にしています。スピーカーは置かずにイヤホンで必要なものを拾うスタイル。

DACはiFi audioの『ZEN DAC』で、TRNの良コスパイヤホン『Conch』を4.4mmバランス接続の組み合わせで使用しています。

ちょっと高音が強く出るイヤホンですが、ZEN DACのおかげで遠くの足音・銃声まで方位がしっかり分かるようになりました。

マイクは引き続きSHUREの『MV7』をUSB接続で愛用中。ゲーム用としてはやりすぎ感が否めませんが、USB接続では最上級クラスの音の良さなので満足しています。

マイクアームはデスクを組んだときから変わらず、RODEのPSA-1です。最近は高機能なマイクアームも出てきてますが、PSA-1から買い替える意味もそんなにないですからね。

iPhoneやWindowsのApple MusicからAirPlayで音楽を流すために、スマートスピーカー『Sonos One』も引き続き愛用中。

リビングにはSonos Fiveも設置しているので、2台から同時に音楽を流すことで家中をディスコにすることも可能です。

デスクの小物たち

最後に、デスクに設置してはいるけどこれまでの分類に当てはまらないアイテムたちをご紹介。

ゲーミングデスクは機能性より見た目を重視しているので、チェアはIKEAの『ALEFJÄLL アレフィエル』を引き続き愛用中。ベージュの色味が部屋にマッチしているので、少し高くてもいい買い物をしたなと思っています。

もうすぐ使い始めて3年ですが、座面がヘタってしまうこともなくゲームやくつろぐ分には快適です。

デスクの両端にはブツ撮りのときに使うクリップオンストロボ『TT350』を2灯設置していて、カメラ側の送信機と連動して光るように設定しています。

白背景でのブツ撮りが必要になったときは、デスクの上のアイテムをどかして、白い背景紙をセットするだけで良いのも楽で気に入っているポイントです。

まとめ

こんな感じで、今回は寝室に作り上げたサブデスクのデスクツアーをしてみました。

メインの生活空間には無いサブデスク、と聞くとどうしても「あれば十分」的なセットアップになってしまいがちですが、僕の場合は「サブデスクだけど快適に使いたい!」という意思を持ってサブデスクを作り上げ、今に至ります。

あくまでメインの用途はゲーム・ブツ撮りですが、モニター・PC・キーボード類などある程度機材をしっかり揃えていることで、気分を変えてサブデスク側で作業をすることになっても快適。午前中は寝室側のほうが光が入ることもあって、結果的に作り上げてよかったデスクになりました。

ブツ撮りのことを考えなくて良いのであればサブモニターとしてモバイルモニターを置いてみたいな…という気持ちもありますが、この環境が大きく変わることはしばらく無さそうです。

この記事は、みるくここあ(@milkcocoafarm)さん主催の「デスクツアー2024 Advent Calendar 2024」4日目(トップバッター)の記事です。

※この記事にはアフィリエイトリンク・広告が含まれています。