ご覧いただきありがとうございます!主筆のてんび〜(@_tenbi)です。
大学でも新学期が始まり、新たな出会いや気持ちの変化が激しいこの季節。僕もここ最近は数年振りに友人と再開したりなど、忙しい日々を送っています。
さて、2週間に1度刊行している「Quincenal」、第5号のテーマは「『エモい』とわたし」。このテーマについて書いた「編集後記」の前に、まずは恒例の連載ピックアップからお送りします。
目次
最近の連載をピックアップ
まずは前回のQuincenal以降に執筆した記事をまとめてご紹介。学校が始まってリズムが崩れがちなのをなんとかしたいと思案しています。
オールドレンズで春を写す
春休み後半の撮影に必ず使用したのが、3月上旬に購入した「HELIOS 44-2」というオールドレンズ。
このレンズで撮影した写真はすでに多くのブログ記事で使用しているのですが、今回しっかりと「オールドレンズ越しの春の風景」として1記事書き上げてみました。
光が射しているところでは鮮やかに、多少曇りがかっているところでは淡く色を出してくれるので、どんな場面でも程よくいい感じに写ってくれてお気に入り。数段絞ってパリッとさせた画でも十分に綺麗なので、中距離単焦点としてはこの上ないチョイスでした。
オールドレンズと夢の国へ
そして4月上旬には、先ほど紹介したHELIOSを着けたD810を片手に数年振りの夢の国へ。
さすがに手持ちで夜景を撮影するには無理がありましたが、日中〜マジックアワーの写りは素晴らしいものがあります。撮って出しでもいいし、VSCO Filmを当ててもいい。焦点距離・F値・写りのどれを取っても使い勝手抜群です。
スマホの壁紙を変えて「使われる」から「使いこなす」へ
ここ2年ほど白壁紙を愛用している僕からの「モノトーン壁紙にしませんか?」というお誘いの記事。「使いやすいの?」という質問を受けるようになんとなく使いにくい印象を受けがちですが、実はとっても実用的なんです。
記事のタイトルにもありますが、壁紙を変えると「スマホに使われる」から「スマホを使いこなす」へ上手に移行できるようになります。
ここ数年で一番のライフハック要素だと自負しているので、ぜひ試してみてください。
今号の1冊: 「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる
今号で紹介するのは、僕がネットからリアルに飛び出るきっかけとなったイベント「Dpub」を主催していた立花岳志さんの新著『「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる』。
本冊の中で紹介されている内容は「ブログは更新頻度が大切」「自分の好きを発信する」など、8年ブログを書いている側からすると至極当たり前のことなのですが、これからブログを始めたいと考えている人や、自分の好きなことで生計を立てていこうとする人にとっては新たな発見になる内容が多い印象。どちらかというと「ステップアップを目指す人」よりも「ファーストステップを踏み出す人」に読んでほしい本だと感じました。
今号の音楽
ここ2週間で僕のアンテナに刺さった音楽を紹介するこのコーナー。ここに残しておくと後々見返した時に「この音楽も聴いてたな」となるので僕自身も役立ってるんです。
BiSH -Hide the BLUE
去年リリースされた「プロミスザスター」についてや、初心者にオススメしたい12曲まとめなど時々このブログでも取り上げているのが、僕が結成当初から密かに応援しているBiSH。
ここ最近はタイアップが付くことも多くなりどんどんと知名度が上がっている印象を受けるのですが、TVアニメ「3D彼女 リアルガール」の主題歌として先行配信されている「HiDE the BLUE」が完全に良い感じです。
曲の系統としては第1期BiSの「Odd Future」「Hide out cut」、BiSHであれば「プロミスザスター」な感じなのですが、タイアップということもあって曲の進行・雰囲気がガチ。
アイナ・ジ・エンド始めメンバーの歌唱力も1年前とは比べ物にならないくらい上がっているので、この曲もオリコン1位取れるんじゃないかと思っています。
ちなみに僕はハグ・ミィ推しです(懐古)。
Nao☆ (Negicco) – 菜の花
続いて紹介するのは大人ポップな曲が特徴的で推しているNegiccoのリーダーNao☆のソロ曲である「菜の花」。
彼女は作詞経験も何度かあるということでこの曲の歌詞も書いているのですが、言葉のセンスが良い。曲自体の雰囲気とも相まって絶妙な心地よさを醸し出してくれます。午前中の耳のお供に良いですよ。
KYLYN – I’ll be there
フュージョンという、ジャズともロックとも似つかない独特のジャンルが好きです。
結成当初のYMOは「フュージョン系だ」なんてよく言われましたが、当時YMOのサポートギタリストをしていた渡辺香津美のアルバム「KYLYN」はまさにフュージョンど真ん中。
KYLYNの参加メンバーも坂本龍一・矢野顕子・高橋幸宏などYMOのメンバーが中心で、「激しくはないのにゾクゾクする」独特の感覚を味わうことができます。
僕はフュージョンが好き。
最近気になるモノ: Googleアシスタント対応のLEDテープライト
のりごとーさんの動画で「デスク裏に貼り付けるテープ」として紹介されたこちらのテープが今週の気になるモノ。
スイッチがテープ本体と分離していて手元まで持ってこれたり、iPhoneアプリやGoogleアシスタント・Amazon Alexaでの操作に対応しているので自宅のスマートホーム化にも使える優れもの。
2月に製作したデスクにはIKEAのLEDテープライトを付けているのですが、部屋の電気の中で唯一スマート化が出来ていない部分だったので、頃合いを見て購入してみても良さそうだと思いました。
今号のピックアップ: 鉄鍋パンケーキが絶品すぎる
今号でピックアップしたい記事は、東京駅近くの商業施設KITTE内の「東京ロビー」というカフェ&バーで販売されている「鉄鍋パンケーキ」について書いた記事。
執筆自体は去年の10月と公開からすでに半年が経過しているのですが、多くの人が検索経由でこの記事を見に来てくれています。
需要が予想外に多かったので、新年度が始まったこのタイミングでもう一度東京ロビーを訪問し、一眼レフを使用した綺麗な写真に差し替え・リライトを行いました。
より読みやすく、パンケーキの魅力も存分に伝えられるようになったので、気になった人はぜひチェックしてみてください。
編集後記: 『エモい』とわたし。
「超でこ肉会」から帰宅した昨日、寝てしまいそうな布団の中で「”エモい”の正体」についてのツイートを見つけました。
ツイートはお気に入りにせず、画像だけを保存してしまっていたためここで画像をそのまま掲載することは出来ないのですが、簡単に画像の内容を説明すると「不便で置き換え可能なモノほどエモい」として、
- スマホのカメラ→フィルムカメラ
- デジタル音源→LPレコード
などが紹介されていました。
もちろん「エモい」の定義は人さまざまであって、ツイートに紹介されていた例は代表的な「エモ」だと思うのですが、果たして「不便で置き換え可能なモノ」だけがエモいのでしょうか。
僕が超絶バンドに熱を注いでいた高校時代、参加するライブのたびに「あのバンドのあの曲はエモい」「あの曲のサビ前がエモい」なんて言葉を口にしたのを鮮明に覚えています。あの時の「エモい」は間違いなく、不便なものに対してではなく“自分の心を揺さぶったもの”に対しての言葉。
トバログでも「エモい」の定義について述べられていますが、僕の思う「エモい」はまさにトバログと同じで「生きる原動力」。
高校時代の僕の生きる原動力=エモは「バンド」で、今の原動力=エモは「熱意のこもったモノ」。
こうして考えてみると、「エモい」の対象って意外と移り変わりやすいものなのではないでしょうか。
常に移り変わる「エモ」を克明に記す対象としてのブログ。
古くは2010年から書いているこのブログの記事を読み返すと、当時の僕はどんなテーマに心を揺さぶられ「エモい」と感じていたかをを鮮明に思い出すことができます。
そんな自分の中のエモを少しでも他人に共有できるようになったら、きっと幸せなのかもしれないですね。
ーーーこんな感じで隔週刊の「Quincenal」第4号をお届けしました。
他人のアンテナに触れる、揺さぶるというのはなかなか難しい部分でもあるのですが、いかに文章と写真で揺さぶれるかはブロガーとしての力量が試されるところ。まだまだ長いブロガー人生の中で「揺さぶる」能力を伸ばしていきたいと思います。
バックナンバーはこちら
▼ 第2号「春の始まり、花開いて。」
▼ 第3号「あの青と青と青」
▼ 第4号「飛べ、飛べ、飛べ」